読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

世界のねじを巻くブログ

独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/Lifehack等についてお伝えします。

Mr.Childrenのジャケット元ネタを集めてみた【ミスチル】

音楽

【ミスチル アルバムカバー】

1988年にデビューし、現在もなお日本の音楽業界を引っ張るMr.Children。
彼らの音楽はもとより、
アルバムのジャケットもぐっと目を惹く魅力的なものが多く見受けられます。

というのも、実は彼らのアルバムのジャケット/アートワークは、

有名な絵画や洋楽アーティストのジャケットをオマージュにしたものが多いことは
ご存じでしょうか?

【ミスターチルドレンアルバムジャケット比較】

 特に有名なのは、このジャケット。

左:『DISCOVERY/Mr.Children(1999年) 
右:『Joshua Tree/U2(1987年)

   f:id:popmusik3141:20160406234557j:plain        f:id:popmusik3141:20160406235038j:plain

 世界的に有名なロックバンド、U2の代表作であり名盤『Joshua Tree』のオマージュ。
ボーカルの桜井和寿は、U2のBonoにMTVの賞をもらったり
近年の雑誌インタビューでもU2に言及していたり、
U2の影響を受けていることは明らかです。
楽曲のタイトルも数曲同じものがあります。

 

左:『Mr.Children/1996-2000/Mr.Children(1999年)』
右:『Mezzanine/Massive Attack(1988年)』

   f:id:popmusik3141:20160407001401j:plain    f:id:popmusik3141:20160407001208j:plain

トリップポップを位置付けた、マッシブアタックの名盤『Mezzanine』
サイの姿を描いた「骨肉」アルバムとも呼ばれますが、元ネタはカブトムシです。

 

左:『優しい歌/Mr.Children』  
右:『ピレネーの城/ルネ・マグリット』

               f:id:popmusik3141:20160406235544j:plain                     f:id:popmusik3141:20160406235551j:plain

少しアートをかじっている人なら、誰でも知っているルネマグリットの代表作。
僕は昨年の夏に開催されたスタジアムツアー「Mr.Children Stadium Tour2015 未完」
参戦しましたが、スクリーンの映像でも全編を通し鳥や鳥籠、雲等、
マグリットの絵で頻繁に用いられるモチーフが多様されていたように思います。

 

左:『NOT FOUND/Mr.Children(2000年) 』 
右:『Young and Rich / The Tubes(1976年)』

ミスチルジャケットnotfound  f:id:popmusik3141:20160407002155j:plain

掴んでいるものが蜂の巣に変更されているのは、

"痛みすら伴い歯痒くとも切なくとも 微笑みを"

というNOT FOUNDの歌詞をイメージしているからでしょうか。

 

左:『It’s a wonderful world/Mr.Children(2002年) 』
右:『テンプル大学音楽祭の広告/ Milton Glaser(1968年)』

   f:id:popmusik3141:20160407003436j:plain    f:id:popmusik3141:20160407003713j:plain

これも大胆なオマージュ、というかパクリ。
ちなみにミルトングレイザーは 、

f:id:popmusik3141:20160407015436j:plain 
I LOVE NY で有名なデザイナーです。
他も優れたデザインをいくつも出しています。

 

左:『口笛/Mr.Children(2000年) 』
右:『デカルコマニー/マグリット(1966年)』

f:id:popmusik3141:20160407004031j:plain     f:id:popmusik3141:20160407004054j:plain

マグリット。これもあからさまですね。

 

左:『四次元/Mr.Children(2005年) 』
右:『The Downward Spiral/ Nine Inch Neils(1994年)』

f:id:popmusik3141:20160407004622j:plain    f:id:popmusik3141:20160407004528j:plain

インダストリアルロックを代表するナインインチネイルズの名盤。
外側はそれほどですが、中身はもっと似ています。

スポンサーリンク
 

 

左:『深海/Mr.Children(1996年) 』
右:『Electric Chair/Andy Warhol

ミスチル深海ジャケット  f:id:popmusik3141:20160407005041j:plain      

ポップアートを代表するアンディウォーホルの代表作の一つ。
ちなみにElectric Chairとは、アメリカの死刑執行に使われた電気椅子のこと。
『深海』の中に「花 ~Memento-Mori~」という曲が収録されています。
メメントモリ(死を思え)をイメージしてこんなジャケットにしたのでしょうか。

さすがに電気椅子はストレートすぎるためか、普通の椅子になっていますが。
一時期スマホの壁紙にしていました。

左:『I'LL BE/Mr.Children(1999年) 』
右:『偽りの鏡/マグリット

f:id:popmusik3141:20160407005359j:plain    f:id:popmusik3141:20160407005406j:plain

こちらもマグリット。目の中に雲と空が映っており、全く同じ構図です。

 

左:『I ラヴ U/Mr.Children(2005年) 』
右:『Tormato/Yes(1978年)

f:id:popmusik3141:20160407005612j:plain   f:id:popmusik3141:20160407005631j:plain

プログレッシブロックを代表するロックバンドYESの『Tormato』。
原稿用紙に投げつけられたトマトのジャケットも、
ここからきてるのではないでしょうか。
ちなみにYESの代表曲としてまず『Rooundabout』が挙げられますが、
ミスチルにも『Round About ~孤独の肖像~』という曲があります。

~番外編~

左:『Reflection(2015年) 』
右:『狂気/Pink Floyd(1973年)

f:id:popmusik3141:20160407010840j:plain  f:id:popmusik3141:20160407010851j:plain

期間限定で発売された、ハイレゾ音源を収録したUSBアルバム『Reflection』。
こちらもピンクフロイドの代表作『狂気』をモチーフにしています。
ちなみにMr.Childrenの曲に『hypnosis(ヒプノシス)』というものがありますが、
上記の『狂気』ジャケット製作グループは「Hipgnosis(ヒプノシス)」という名前です。

明らかに意識しているのは間違いないでしょう。

【ジャケ写のデザイン】

 Mr.Childrenに限らず、こういったアルバムジャケット・アートワークのオマージュは数多くのアーティストでみられます。
アルバムジャケットがどのようにして採用されるかは不明ですが、
ジャケットの背景や意図を読み取ることで、彼らのルーツを知ることにも繋がり、
アルバムの世界観もより深く感じられるのではないでしょうか。  

みなさんが普段何気なく目にしているアルバムアートワークも、
もう少し注意して見ると、何か隠されたものが見えてくるかもしれません。
また機会があれば、サウンド面でのオマージュにも触れていきたいと思います。

Mr.Children Stadium Tour 2015 未完 [DVD]

Mr.Children Stadium Tour 2015 未完 [DVD]