世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

書評

本や雑誌の感想・レビューを書くカテゴリ。
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高騰していて買えないプレミア本や気になる高価格帯の本を紹介してみる

高額な書籍たち アマゾンで欲しいものリストに入れているけれど、中古本でもプレミアがついているものや、元々のお値段が高くて手が届かないものが貯まってきたので、整理する意味も込めてブログにまとめてみました。 (※だいたいが3000円以上する"御本"ばか…

『999号室 / 南賀なん』のマンガを読んだ感想

話題の新作漫画 SNSで話題になってい南賀なんの『999号室』というマンガを買ってみたので軽く紹介。僕は普段あまり漫画を読まないので、新刊を1巻から買って読むのは『ザ・キンクス』以来かも。 浦沢直樹や浅野いにお、大童澄瞳も推薦していて、期待感はかな…

宮沢賢治は同性愛者だったのか?【NHK】

【ゲイという説も?】 どうも、世界一周旅行中のねじまき(@nejimakiblog)です。先日、『爆笑問題カーボーイ』をポッドキャストで聴いていたときに衝撃のエピソードを聞きました。どうやら、NHKの『映像詩 宮沢賢治 銀河への旅~慟哭の愛と祈り~』という番組…

図書館はAIをどう活用すべきか?をアメリカの事例から考える。

人工知能とライブラリ AIと図書館。水と油みたいな存在に思えるけれど、うまく組み合わせればすごいことができるのでは?という話。 本をAIに読みこませて、 "従来のインデックスの利点とLLMのパワーを組み合わせたインターフェースこそが、今後の方向性であ…

三体に登場する「国連の瞑想室」は実在するのか?

NYにある国際連合の部屋 中国SF小説『三体』の第二巻を最近読み終えました。スケールが大きすぎて話したいことが山ほどある小説なのですが、 個人的に気になったのは、物語に登場する「国連の瞑想室」の存在について。 いかにもこの物語のために作られたかの…

翻訳してほしい本のリスト (2025年版)

日本語訳してほしい洋書まとめ ゴールデンウィークの定番企画(と言っても二回目だけど)の「翻訳してほしい本のリスト」。 海外のブックレコメンドや、ニュースレターでおすすめされていた洋書の中から、「良さげだな」と思ったものをまとめてみました。 (※あ…

U-NEXTの文芸誌『文学茶釜』が創刊されたので読んでみた。

ユーネクストのウェブ文芸誌 SNSであのU-NEXTがWEB文芸誌を出したというのが話題になっていたので、さっそくチェックしてみました。 bungaku-chagama.unext.jp 創刊の挨拶も中の人が見える感じで良い。 ・創刊のご挨拶 | WEB文芸誌 文学茶釜(何が出るかな)…

チャック・パラニュークが書いた文章術についてのエッセイまとめ

Chuck Palahniukのライティング論 海外のウェブをさまよっている間に、あの『ファイトクラブ』原作小説を書いたチャックパラニュークの文章術をまとめたエッセイ集があったので、軽く紹介してみようかなと。 (※この投稿は、小説を書く人のエッセイ Advent Ca…

『グレープフルーツ・ジュース / オノ・ヨーコ』を読んだ感想

小野洋子の詩集 ジョン・レノンの妻、そして現代アーティストとして世界的に有名なオノヨーコさん。 ずっと前から一番有名な詩集『グレープフルーツジュース』を読もうと思っていて、2025年にようやく読めたので、軽く感想を書き残しておこうかなと。 (※この…

大江健三郎の同性愛的描写に関する考察【飼育】

ゲイ的表現の鋭さ 日本の文学界を代表する作家、大江健三郎。意外と同性愛的視点で読んだ解説などが少ないので、今回はLGBT的視点から大江文学について語りたいと思います。 ノーベル文学賞受賞の著者 ノーベル文学賞が話題になったので日本を代表する文豪、…

『これで駄目なら』作家カート・ヴォネガットによる卒業式スピーチ集

【村上春樹も影響を受けた作家】 今回紹介するのは、現代アメリカ文学を体現する小説家の一人であるカート・ヴォネガットの卒業式スピーチをまとめた本です。カート・ヴォネガットといえば、『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』 等の衝…

映画は映画館のスクリーンで観るべき7つの理由【おすすめ】

【劇場で見るメリット】 みなさんが最後に映画館で映画を観たのはいつでしょうか? HuluやNetflix等配信サービスにより、月1000円で映画・ドラマを見放題の中、なぜ1800円も払って劇場に足を運ぶのでしょうか?この記事では映画好きの僕がその理由を明かして…

生成AI時代に"読書すること"の価値を考える。

本を読む意味とは どうも、ねじまきです。数秒で答えを取り出せる人工知能の時代に"わざわざ1冊何時間をかけて本を読むことの意味って何なのか?"を少し考えてみました。 (※この記事は 生成AI Advent Calendar 2025 - Adventar 19日目のブログ記事です) naz…

【映画通になる方法】 映画を自分のことばで語るためのシネマ頭脳

【映画評論家が書く映画論】 「映画をうまく解説してみたい!」今回紹介する本は、 「映画を観るのは好きだけど、ほんとにただ観ることしかできない・・。」 「ブログに映画レビューを載せてみたいけど、何を書いたらいいかわからない・・。」 そんな方にお…

コロナ禍に観る映画『インフェルノ』とダンテの「神曲」

没後700年とパンデミック ダンテが亡くなってから700年が経つのだそう。ダンテといえば、やっぱり『神曲』。 ということで、いきなり原作を読むのはちょっと辛いので、ちょっとずるをして阿刀田 高の『やさしいダンテ<神曲>』 (角川文庫)と、コロナ繫がり…

宮本輝『泥の河』の舞台の文学碑を訪れた。

小説ゆかりの地 以前、カズオイシグロ原作の映画『遠い山なみの光』が、宮本輝の『泥の河』を参考にして作られたのではないか?という話をしたけれど、ひさびさに『泥の河』の舞台の場所へ行ってみた話を書こうかなと。 このブログ記事は、川見てる Advent C…

『絵の言葉』感想:日本と西洋の美術に対する視点の違い

小松左京と高階秀爾の対談集 どうも、ねじまき(@nejimakiblog)です。せっかくヨーロッパにも訪れるので、旅行前に西洋美術に関していろんな本を読んでました。その中でも、古本屋で何気なく手に取った『絵の言葉』という古本がかなり心に刺さったので、軽く…

『すべての男は消耗品である。/ 村上龍』完全版の感想【キンドル】

【名エッセイの記念版】 『限りなく青に近いブルー』や『コインロッカーベイビーズ』などドラッグや性描写で溢れた長編が有名な村上龍。 彼は長編だけでなく、映画や短編、そしてエッセイの書き手としても有名です。 今回紹介するのは、ファッション雑誌等に…

Kindle本をプレゼントできたら電子書籍も流行るんじゃないか

【ギフトでキンドル本を送る】 記念日やお祝いのとき、何をプレゼントに贈るか迷われる方は多いのではないでしょうか。近くの友達だと、直接本や雑貨を渡したりだとかできるのですが、遠方の友達だとなかなか会うのは難しい。 何か贈りたいけど、「わざわざ…

メタファー(笑)が分からなくても楽しめる村上春樹の短編小説5選

初めての方におすすめの作品 ひさびさの短編小説集『一人称単数』を発売する村上春樹さん。 けっこうどれもひと癖あるので、心理学や、文学、音楽などいろんな知識がないと楽しめない面もあります。 また、村上春樹の作品は過去作とリンクしているような小説…

『村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Café』対談集を読んだ感想

教授のインタビュー本 かなり昔に電子書籍で読んだ『村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Café』。Evernoteで「村上龍」を検索してたらキンドルのハイライトが残っていたので、せっかくということでブログに書いてみようかと。 坂本龍一さんが亡くなったとき、追悼…

ニューヨークタイムズによる「21世紀のベスト本100冊」が発表。

2000年以降の小説ランキング NewYork Timesが、数百人の小説家、学者、編集者、ジャーナリスト、評論家、出版社、詩人、翻訳家、書店員、図書館員、などあらゆるジャンルの著名人にアンケートを募り、21世紀のベスト小説100を作成。 ランキングの集計の仕方…

筆記体を学ぶべき7つの理由【メリット・コツ】

【筆記体の利点】 以前、下記の記事を投稿してから、地道に独学で筆記体の練習を続けていました。 www.nejimakiblog.com 美しい英文が書ける 書き込み式 筆記体レッスンブック 作者: 三瓶望美 出版社/メーカー: 日本文芸社 発売日: 2011/11/17 メディア: 単…

『ザ・キンクス / 榎本俊二』のマンガを読んだ感想

日常系漫画 今年は「漫画をたくさん読む」を目標のひとつに挙げているので、見つけて良さげなコミックがあれば、積極的に手をつけていくことにした。 以前、ニュースレターを書くためにThe Kinksという英国ロックバンドの名前をTwitter(X)で検索したら、なん…

ベルギー漫画『タンタンの冒険』シリーズの底知れぬ魅力

【小学校時代の思い出】 みなさんは『タンタンの冒険』という海外のマンガをご存知でしょうか?小学校に 「火の鳥」や「ブッダ」『裸足のゲン』とともに置いてあったので、読んだことがあるという人も少なくないはず。 この「タンタンの冒険」という作品、エ…

2026年に読みたい積読本10選+αをまとめてみた。

積ん読している本 どうも、ねじまきです。年の瀬も近づいてきたので、今積ん読している本かつ、来年読みたいなと思っている本を紹介していこうかなと。 (※この記事は積読紹介 Advent Calendar 2025 - Adventar18日目のブログ記事です) ということで、さっそ…

『人はなぜ匂いにこだわるのか』を読んだ感想【におい】

嗅覚に関する本 どうも、ねじまき(@nejimakiblog)です。旅行をしながら仕事や資格の勉強をしたりで、なかなかブログやポッドキャストを更新できてませんが「読書の秋」ということでもう一冊本を紹介したいと思います。 以前、いくつかの記事で触れましたが、…

ZINEやリトルプレスを探す・作るためのリンク集

自費出版本のリンクまとめ 最近、ZINEを作る人が身の回りでも実感として増えてきたので、「自分も作ってみたいな」と思うものの、あまりまとまった形でのページがなかったので、軽く調べてリンク集的なものをつくってみました。 意外とZINEに関する情報がま…

アンディ・ウィアーのインタビューを聞いた感想@NewYork Times

プロジェクトヘイルメアリーから新作まで ニューヨークタイムズによる本のポッドキャスト番組「The Book Review」にて、『火星の人』や『プロジェクト・ヘイルメアリー』の作者であるアンディーウィアーがインタビューされていたのでさっそく聞いてみました…

「BookStack」のニュースレター読書会で2026年に読みたい本たち

ブックスタックで読む候補の小説 1か月かけて、みんなで同じ本を読むというニュースレター読書会「BookStack」。 「2026年に読みたい本」の候補をざっとあげておきます。 nejimakinikki.hatenablog.com 読みたい小説 ・『星の時 / クラリッセ・リスペクトル…