世界のねじを巻くブログ@世界一周

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。現在、世界一周旅行中。

『ロケットマン』エルトンジョンの伝記映画を見た感想

【Rocketman レビュー】

現在、世界一周旅行中のねじまき(@nejimakiblog)です。
オーストラリアでエルトンジョンの生涯を描いたミュージカル映画『Rocketman』を
公開日前に見てきたので、軽く感想を書いてみます。

【Elton Johnの生きざま】

若干のネタバレありなため、筋を見たくない方はご注意を。

『キングスマン』で名演のタロン・エガートンが主演ということで、注目が集まる本作。

『ボヘミアンラプソディ』と大きく異なる点として、
エルトンジョンの歌声がほぼ使われてないということ。

キングスマンシリーズで主演を務めるタロンエガートンがボーカルを務めています。 

・・・いま考えると、すべてクイーンの楽曲をそのまま使用した『ボヘミアンラプソディ』はずいぶん思い切った判断をしたものだな、と今更ながら思います。

 

冒頭からエルトン・ジョンらしさMAXで始まり、少し陰を見せつつ、
「ビッチ」を連呼する「The Bitch Is Back」で始まります。

キングスマン2 ゴールデンサークル』でプリンスの曲から始まりましたが、こっちも
も負けていません。

エルトンが幼少期を振り返り、ストーリーが動いていきます。

この映画のひとつの見どころは、エルトンジョンの衣装ですね。

見るからにお金かかってそうな衣装が、場面が変わるたびに変更されていきます。
サングラスなんて何種類出てくることか笑

タロン・エガートン、歌もフツーに上手くて拍手ものでしたが、
歌だけでなく、演技力もなかなかのものだったかと。

華やかな衣装に包まれる裏で、家族や恋愛、音楽活動に悩みぬくミュージシャンの姿をしっかりと演じきっていました。

エルトンがコカインに溺れる描写がやたらと目立ちましたが、
これを見るとピエール瀧を簡単に批難することはできないようになるかと。。


あと僕自身がゲイなので触れておきますが、
エルトンジョンは両性愛者(同性愛者だと思ってる人が多い)ということを
LGBTシーンが活発になるまえからカミングアウトしていた有名人。
つまりエルトンジョンはバイセクシャルなんですね。

『Rocket man』でゲイ的描写をどこまで行うのか気になってましたが、
『ボヘミアンラプソディー』よりも同性愛的な描写が多い気がしました。

キスシーン、男同士のセックス、フェ〇(一瞬)やカミングアウトもありました。
・・・といっても、カメラがきれいにスッと流れていくため汚い感じではないのでご安心を。

 

音楽好きなので、サントラ楽曲についても軽く。

冒頭の「I Want To Love」への入り方や、
「ベニーとジェッツ」の見せ方はものすごくよかったです。
タイトル曲の「ロケットマン」のシーンもなかなか気合が入っていたように思います。

個人的にはThe Whoのカバー曲である ピンボールの魔術師」がけっこう派手に流れたのが大きなツボでした。
ザフーも大好きなのでこれは嬉しかったな。

ちなみにエルトンジョンはライブエイドに参加していますが、
Live Aidに関しては一切言及がなかったです。

上映時間は2時間1分
『ボヘミアンラプソディー』の2時間13分と比較するとちょっと短いですね。
あともう1シーンぐらい見てみたかったかな。

【不満点】

クイーンの『ボヘミアンラプソディ』が原曲で音楽の魅力を伝えるのに対し、
エルトンの『Rocketman』はエルトンジョンのストーリーを全面に押す描き方。

「エルトンの音楽を聴きにいく」という映画の見方だとがっかりする方がいるかもしれません。

個人的には、イントロがゆっくりだったり、サビをコーラスにまかせたり等、余計なアレンジが多いように感じました。
(「クロコダイルロック」はそのままサビに繋げてほしかったな)

また、全体的にミュージカル仕立てなので、
『ララランド』『ウェストサイドストーリー』的なミュージカル・踊りが苦手な方はちょっと辛いかもしれません。
この辺はちょっと好みが分かれるかもしれませんね。

最後のアドバイスとして、「I'm Still Standing」のPVを見ておくとより楽しめるかもしれません。(映画を観れば意味が分かると思います笑)

【ゲイも必見】

80年代のロックが大好きな方、クイーン好きの方、
キングスマンシリーズ好きな方も必見。
ゲイ当事者にもグッとくるシーンがいくつかあるので、みてもらいたいですね。

日本でも夏に公開予定なので、今のうちにElton Johnのアルバムやサウンドトラックをを聴いて準備してみてはいかがでしょうか。
来日ライブの噂もまことしやかにささやかれてますが、そちらにも期待です。

ポッドキャストやってます。

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タロンエガートンが歌うサントラもぜひ。

Rocketman

Rocketman

Inhaler「My Honest Face」の感想【U2】

ボノの息子のバンド

巷で話題のダブリン出身の4人組ロックバンド、インヘラー

何が話題かといえば、U2のボーカルのBonoの息子である
Elijah Hewson が在籍するバンドのファーストシングルが発表されました。 

 「マイ・オーネスト・フェイス」という曲を、さっそく聞いてみました。

イントロから"U2っぽさ"がかなり強く、
「City Of Blinding Lights」と「Invisible」を混ぜたような感じ。

 

ドラムの使い方がおもしろく、個性が強く出てる感じ。
ボノの息子はボーカルとリズムギターを担当しているとのこと。

Inhaler というバンド名は「吸入器、吸う人」などの意味ですが、なにか深い意味があるんでしょうか? 

ファンとして特筆すべきは、歌声の高音部分が父親にそっくりなところ
ところどころ一瞬ボノが歌ってるかと思うような「お!?」と思う部分も。

顔はそれほど親と似てない気がしますね。

 

サウンドは1stシングルながらも結構整っていて、バンドとしての個性がはっきりしてる感じ。

Bonoの背中を見て育っているせいか、歌詞の視点もどこかしらボノと似ている気がします。

I'll take you to an honest place Darling,
I just can't find my honest face It's all over the place,
it's all over the place
- Inhaler 「My Honest Face」より

Stingの「Shape Of My Heart」を思わせる感じも個人的に好み。

インヘラーinhaler
 

There's No Other Place」もBonoとThe Keaneの声を混ぜた、海を漂うような歌声。ザ・キーン好きな方は気に入るんじゃないかと。

以前公開された「It Won't Always Be Like This」も新人バンドとしてはクオリティが高いのでおすすめ。

 どうやら2019年にライブツアーも始まるみたいなので、アイルランド在住の方はチェックを。 ノエルギャラガーの前座を務めるとの噂も。

ヒップホップが台頭する音楽シーンの中、負けずにロックで頑張ってほしいな~

スポティファイやApple Musicでも聞けるようなので、U2ファンの方はぜひ。

【来日ライブも?】

まだ未確定ですが、U2の来日公演の前座をつとめるという噂もちらほら。
来週あたり発表されるとのうわさですが、どうなんでしょうかね。

ポッドキャストもやってます。U2についても熱く語ります。

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Shazamで旅先の曲を記録する楽しみ

【シャザムで曲名を検索】

どうも、世界一周旅行中のねじまき(@najimakiblog)です。

今回紹介するのは流れている曲・音楽の情報をスマホで一瞬で表示してくれる、Shazamというアプリ。

海外旅行先でもまったく聞いたことのない曲を表示してくれるので、音楽好きには欠かせないアプリです。
GWの旅行先でもぜひ。

【歌詞表示もすごい】

使い方としては、ただ周りで流れている音楽を、アプリを起動して聞き取るだけ。
ものの数秒で曲名を表示してくれます。

カバーしている曲のジャンルも膨大で、日本の演歌でさえ認識可能。

地元のアフリカンミュージックにも対応しており、まさに世界中の音楽を網羅。
どんなアルゴリズムで検索してるんでしょうか・・。

シャザム

iPhoneが発売された頃からある老舗アプリですが、ほんとにすごいです。

 

共有メニューから開くとURLに曲名を記載してくれてるので、見返すときもすごく便利。
日記アプリでEvernoteに放り込んでますが、検索ですぐ見つけられます。
Twitterと連携して記録するのも便利だと思います。

 

また世界でシャザムられた回数を
Shazam回数」で表示してくれるので、
「意外と有名な曲なんだ」「この曲、やっぱり誰も知らないよなあ
なんて一人で納得したり、という使い方もできます。


なおかつすごいのが、GPSでシャザムをした場所も記録してくれるところ。

ドライブしながら、モロッコの現地人がかけてくれた
「Be Africa」を聞いて、当時のことを思い出したり。

Shazamを使ってBibi Tanga & The SelenitesのBe Africaを発見しました。 https://www.shazam.com/track/52727753/be-africa 

曲を聞いた当時の会話が思い浮かぶようです。


僕だけかもしれませんが、音楽にまつわる記憶ってほんとに薄れないんですよね。

聴いた時の状況をありありと思いだすことができます。

 

また、曲名を表示してくれるだけではありません。

歌詞全体もすぐにチェックすることができ、
しかも今流れている歌詞の部分を自動的に表示してくれます。
つまり、カラオケのようにその部分を追えるわけです。

これが何気にすごい。
うまく使えば、簡易カラオケとしても使えるぐらいすごいです。

`Google Play Storeで紹介されている機能としてはこんな感じ。

• Shazamしたアーティストが新たに見つけた曲が自動的に表示されます
• ボタンをタップするだけで新しいアーティストをフォローして、そのアーティストが何をShazamしているかを見ることができます
• フォローしているアーティストの新しいシングル、アルバム、ビデオについての情報を逃さずまとめてチェック

主な機能
• 曲の歌詞やYouTube動画を楽しもう
• Shazamのリアルタイムチャートで最新情報を常に入手
• おすすめのトラックをチェックして新しい音楽を発見
• 住んでいる街や国、そして世界で人気の曲を知ろう
• Google PlayとAmazonストアへのクイックリンク

無料なのに高機能すぎます。(※有料版の ShazamEncoreもありますが無料でも十分)

唯一の不満点としては、最近アップルに買収され、
デフォルトでのアプリ再生が「Apple Musicで聴く」になったこと。

昔はSpotifyやGoogle Play Musicを選択できたんですが、
買収されてから、アップルミュージックの表示が消えないようになりました。。

こういう消費者の得にならない囲い込みは、
個人的にはNOと言いたいところ。

 それ以外はホントに文句なしの神アプリなので、興味のある方はぜひ。

【音楽好きにおすすめ】

いかがだったでしょうか?
iOSでもAndroidでも無料で使えるので、興味のある方はぜひ。
GWの旅行先でも使ってみてください。

スマホに「鼻」という香りセンサーがついたら、世界はどう変わるのか

 
ポッドキャストやってます。

 

『No Geography』ケミカルブラザーズの新作アルバム全曲レビュー

【ノージオグラフィー/ Chemical Brothers】

2019年4月に発売された、ケミカルブラザーズの最新作『No Geography』。
テクノファン待望の新譜。早速聞いてみたので、軽く全曲感想をを書いてみます。

【全曲レビュー・感想】

さっそくニューアルバムの感想を書いていきたいと思います。

Eve Of Destruction

 

お得意の女性ボコーダーからキュイーンと上げていくところや、
印象的なベースラインもいかにもケミカルブラザーズという感じ。

2:53~から驚くことに「ぶっ壊したい何もかも」という日本語の歌詞が何度も歌われます。
そこから日本語ボーカルが続きます。
フジロック意識してるんでしょうか。笑

アメリカン・イーグルスで流れてそうなモダンな一曲。

Bango

1曲目から途切れず2曲目へ。
つながっているドラムの音が気持ちいい、ベースも生音勝負な感じが好き。
鳥の鳴き声のような電子音やら、10秒に1度はどこかしら脳を持ってかれるサウンド。けっこう好き。
3分20秒~あたりからいつものケミカル節に。
後半の幻想的な音の響きもいいですね。

No Geography

歌詞もアルバムの核をなす感じの一曲。
クラフトワークの「Tour de France」的な印象を受けます。
バックのサイケデリックな女性ボーカルもいいですね。

世界観がいつになく広い。これは今までのアルバムにはない感じ。

Got To Keep On
ここで一旦1~3の流れは止まります。
こういうコーラスで前進させていくの得意ですよね、
 
いつものChemical Brothersな感じ。
安心して聴けます。
 
しかし、3:18~あたりですごいノイズが。
恋人と聞くのはおすすめしません笑
 
でも一人の深夜ドライブにかけてみたい一曲。

電気グルーヴ-『虹(Niji)』【名曲紹介】#043 | 世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】@ 世界一周旅行

 

Gravity Drops

これもクラフトワークっぽい。(語彙力なくてすみません)
金属的なビートは間違いなくKraftwerkの「Metal on Metal」を意識してるかと思います。
宇宙的な神秘も感じる一曲。
3:26~から急にサイケっぽくなるのも聴き所。


The Universe Sent Me
冒頭頭からギラギラしたサウンドできもち良い。
これも深夜ドライブ向けですね。フジロックの野外で聞くのも堪らないかも!
クラブ受けも良さそうな一曲。
 
特にめちゃくちゃ凝ってる曲ってわけでもないですが、
シンプル is ベストなところをみせてくれる一曲。
昔のテクノのいいところをうまく現代風に仕上げられてると思います。
 
4:32~から一気にあげてくるのがすてき。

We've Got To Try

かなりモダンな一曲。
ケミカル・ブラザーズとしてはかなり挑戦してる一曲ではないでしょうか。
新機軸でいい感じ。。
音が新しいのに不思議と耳になじみます。
このアルバム内では若者受けNo.1じゃないでしょうか?
音が凝りすぎで作るの大変だっただろうな、と職人技を感じる一曲。
フェス向けですね。
 
一部エイフィックス・ツイン的な印象も受けます。

 

 

Free Yourself
いつもどおりのケミブラ王道テクノって感じ。
あえて新しいことはしてないように思えます、というか過去曲のオマージュ的な箇所がいくつも。
 

 

MAH

8からとぎれずそのまま9に突入。
民族的な女の子のコーラスや、笑い声がサイケチックです。
 
かなりブッ飛び目のギラギラテクノ。
 
一旦落ち着くかと思いきや、
3:30~辺りから暴れ出します。

 

Catch Me I'm Falling
ラストの曲!って感じの哀愁を漂わせながら静かに始まる一曲
歌詞も意味深です。
1:07~から ボーカルで参加。

 

 

音がとにかく綺麗。脳内に虹が見えるような。
ここまでうまく〆るのはケミブラ歴代アルバムのなかでもなかなかないかと。

 


【ニューアルバム結構好きかも】

新作の感想、いかがだったでしょうか?

テクノのアルバムのレビューや感想を書くのって難しい。
とりあえす「Don't think, Feel.」ということばがぴったりの新作アルバム。
前作が個人的には煮え切らない感じだったのですが、今作はかなり楽しめました。
ランニングがてらヘビロテしようと思います。
フジロックフェスティバル、参加できる方はライブ楽しんできてください!
石野卓球やピエール瀧も間違いなくチェックしていることでしょう笑

CD、レコード盤、ストリーミング(スポティファイ)などいろんなフォーマットで出てるのでぜひ。

No Geography

No Geography

気づけばアルバムジャケットからして、明らかに「アウトバーン」的な。

※ポッドキャストやってます。

電気グルーヴや冨田勲など、音楽についても熱く語るネットラジオ。

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電気グルーヴ-『虹(Niji)』【名曲紹介】 | 世界のねじを巻くラジオ

『UC100V』ユニコーンの新作アルバム全曲レビュー

【Unicornの新譜発売】

 2019年の、ユニコーンの14thアルバムである最新作『UC100V』が発売されました!
早速聞いてみたので、全曲感想をを書いてみたいと思います。

ユニコーン(いろいろ足して)100周年??で "働き方改楽 なぜ俺たちは楽しいんだろう"というテーマ。大人が真面目にふざけた新作になってます。

【全曲レビュー・感想】

さっそくニューアルバムの感想を書いていきたいと思います。

10Nuts

一曲目は1分32秒と短いオープニング。

パッと聴くとわかりますが、明らかにローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のオマージュ。パーカッションがそのまんまです。

後半はサンタナ風のかけ声がイケてます。個人的にはかなり好み。

 

ZERO

近未来的なイントロが特徴的です。ふと「電車男」を思い出しました。

新アルバムの中でも特にスケールの大きい一曲。歌詞もひたすら前向きです。ときたまレッドツェッペリンらしさを感じる部分も。
2:40~から加わる煌びやかなギターもいい感じ!

若い層にも受けそうな一曲ですね。

 

大航海2020 作詞・作曲:EBI

これもまたスケールのでかい一曲。大御所バンドのユニコーンですが、歌詞からしても、まだまだ色々見せてくれそうな意気込みを感じます。

EBIがボーカルをつとめてます。

1:52~のギターソロも素晴らしい。



1172

奥田民生のゆるーい歌詞が魅力的。

明日も やること ひとつよ

といかにも奥田民生らしいフレーズ。

60年代に飛ばしてくれそうな異国情緒溢れる曲調です。(こういう曲のジャンルってなんていうんだっけ?)

1172はいい波、という意味でしょうか?

無人島で魚釣りしながら聞きたい一曲。

電気グルーヴ-『虹(Niji)』【名曲紹介】#043 | 世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】@ 世界一周旅行

 

365歩のマッチョ

学生を応援するような一曲。何気にギターソロもいい感じ。

コーラスで合いの手が入るのもアイドル的というかなんというか。ライブでは盛り上がりそうです。

 

青十紅

タイトルから激しい曲かと思いきや意外と落ち着いた一曲。
演奏がしっかりしてるとこういうシンプルな構成の曲でもしみじみと聞けますね。

鉄のような響きは 街中にあふれてる そんなことより

青い空に 紅い空に 思い出して欲しい

というサビのフレーズが響きます。

後半のコーラスがビーチボーイズっぽさ満点。

 

気まぐれトラスティーNo.1

かなりテンポが早く、2分15秒と短い曲。

分厚いギターがライブ映えしそうですね。

ときたま入るボーカルがやっぱりふざけてます。

前作の「すばやくなりたい」と近いイメージですかね。

 

55

安定したギターやベースの演奏の中で、奥田民生の張り上げ声が気持ち良く響きます。
背景に微かに聞こえるシンセサイザー的サウンドがクール。

個人的にニューアルバムで一番好みかも。

奥田民生的な「はっきり物言いしない歌詞

で、外国人を歌った曲なのかな?と思いきや、どうやら広島カープの野球選手エルドレッドについての曲だそうです。

 

GET WIND 360°

EBIの独特な哀愁を漂わせるボーカルが映える一曲。

ダンスやボクシング、レースとスポーツに言及した歌詞がユニークです。

タイトルのイメージと曲調が個人的にあわない気がしてまだしっくり来ません。

ドラッグソング名曲10選【イヤホン推奨】聴くだけでトリップ? - 世界のねじを巻くブログ@世界一周

 

うなぎ4のやきとり1 作詞:奥田民生
作曲:奥田民生

曲名だけでもユニコーンの曲だとわかるタイトル。

歌詞も奥田民生がほんと自由に書いてます。

歌詞通り3拍子のユニークな曲。

 

OH! MY RAD10

シングル曲としてカットされた「オーマイレディオ」。
お得意の「HELLO」や「ライジングボール」等のアルバムのハイライト。

ドラムもそれとなく似てます。

シンプルながらも曲を引っ張るベースがたまりませんね。

ラストに相応しい一曲です。

【ニューアルバム】

新作の感想、いかがだったでしょうか?
前作に続き、個人的にはかなり楽しめました。11曲と曲数が少ないのが難点かな?

UNICORNは聴いたことがない、というかたは本作からか入ってみるか、
もしくは『服部』『Z』『I LOVE UNICORN BEST』辺りから聴き始めることをおすすめします。

ファンの評判も良いみたいなので、昔のファンの方もぜひ。アルバムツアーも楽しみですね。
音質も奥田民生のこだわりが利いているのか、かなり音が良いです。

電気グルーヴもアニバーサリーの年だったので、ユニコーンぐらい盛大にやってほしかったですが、ピエール瀧のドラッグの影響でどうなることか…

 初回限定盤やレコード盤、ストリーミング(スポティファイ)などいろんなフォーマットで出ているのでぜひ。

【早期購入特典あり】UC100V(通常盤)(ユニコーン光る! 「UC100V」キーホルダー付)

【早期購入特典あり】UC100V(通常盤)(ユニコーン光る! 「UC100V」キーホルダー付)

※ポッドキャストやってます。ミスチルや電気グルーヴなと、音楽の名曲紹介コーナーもぜひ。

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モロッコのFez(フェス)でU2に思いをはせて

【フェズ旅行】

現在、世界一周旅行中のねじまき(@nejimakiblog)です。
2019年1月の話ですが、憧れのモロッコのFes(フェス)に行ってきました。
最近U2関連の記事が書けてないので、
アルバム『NLOH』発売10周年を記念してU2に絡めた記事を書きたいと思います。

【U2のMagnificent】

モロッコのフェスと聞いて、もしかすると「迷宮都市」としてご存知の方がいるかもしれません。

昔からU2の「(Magnificent)マグニフィセント」という曲のPVがこのフェズで撮影されていたのが脳に焼き付いていて、一度は行ってみたいなと思っていました。

正直、ファンとしても曲の出来としては「うーん...」という感じなのですが、
PVに関してはフェズの魅力がばっちり収められていて美しいです。

 舞台裏、撮影の様子なども見られる下記もぜひ。

U2 - Magnificent (Alternate Version) - YouTube

 

この曲が収められている『No Line On The Horizon』は
U2のアルバムとしては珍しく、全体像がボヤっとしていて完成度はいまいち。

しかし、ブライアン・イーノとダニエル・ラノイの黄金タッグで作られたアルバム。
アルバム10周年記念でLPレコードのリマスター版も再発され、
ファンの間でも再評価が進んでいます。

(実はアルバムジャケットは日本人の写真家によるもの)

 

アルバムとしての完成度は他の名盤におよばない感じですが、
この「Fez - Being Born」という曲は個人的にかなり好みです。

U2の楽曲の中でも、特に実験的な傾向のある一曲。
なので、ファンでも大きく好みが別れる曲かもしれません。

1:00~あたりで FezからBeing Bornに転換するところが堪りません。
曲の冒頭ではモロッコの市場のざわめきがサンプリングされていたり。

 

以前ポッドキャストで モロッコの市場の様子を配信してみたのですが、
この試みをやってみたのも「U2のまねごとをやってみたかった」からだったり。

モロッコ(マラケシュ)の市場の様子【音声】| 世界のねじを巻くラジオ 


街の市場はほんとに活気に溢れ、
どこまでも続く市場の群れに驚くばかり。
名物のチキン&レモンのタジン鍋が流石の美味しさでした。

迷宮都市という触れ込みは、まぎれもない真実で、
想像以上にラビリンスな街でした。

u2 fes fez being bron

【おすすめの観光都市】

モロッコののフェズ、U2ファンなら訪れるべき都市かと。
世界一周旅行中に行けて本当に良かったと思います。

U2が2019年12月に来日するという話も出てますが、日本でのライブも期待したいですね。

ポッドキャストやってます! U2や洋楽ついても熱く語っているのでぜひ。

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タナソーこと田中宗一郎のポッドキャスト『POP LIFE』感想

【ポップライフ×スポティファイ】

今回紹介するのは、音楽好きなら必聴のポッドキャストとなります。

あのタナソーこと田中宗一郎さんと、
色んなラジオ番組に出演されている三原勇希さんが、
なんとPodcastを配信開始。
ポップカルチャー好きならとにかくフォローしときましょう。

【Podcastでゲストトーク】

このポッドキャストは、
毎エピソード、一人か二人ゲストを読んで、
音楽を含めいろんな分野のポップカルチャー全般について語る番組。


単発的な企画ではなく、

"音楽をかけずトークのみ" 
"これからずっと"
という趣旨で配信されるみたいです。

「ずーっと続けたい」とのことなので、
ポップカルチャー好きを自認する方は、ぜひ一回目から聴いておきましょう。

 

音楽だけでなく小説、映画まで飛び火トークをする可能性も。

「なにも決めないところからどこまでいけるのか」という実験的なもの笑

記念すべき1エピソード目のゲストは、
宇野惟正(うのこれまさ)さん と 柴那典(しばとものり)さん。
柴那典さんははてなブログもやっておられます。

shiba710.hateblo.jp

タナソーさんはツイッターも非常に興味深い発言が多いので、そちらもぜひ。

どちらも日本を代表する音楽評論家で、
ほんとに超豪華です。
これ無料でいいのかっていうレベル。

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日本でポッドキャストを流行させる9つの方法  | 世界のねじを巻くラジオ

星野源からレディオヘッド、James Blake、ディアンジェロ etc...
色んな音楽について熱く語られてます。

アルバムのスコアをメタクリティックなど海外サイトに関するトークも。
濃ゆい。。

 

「やっぱりRadioheadの『KID A』出てきた!」
とか音楽好きなら間違いなく楽しめる番組になってます。

「メディアの(年間)ベストって政治だと思うんですよ」
とか興味深い発言もたくさん。

 あまりネタバレするのもあれなので、そろそろこの辺で。

エピソードはこちらより↓

#000 POP批評の三悪人, an episode from Spotify on Spotify

【Spotifyのみで聴ける】

元Snoozer(スヌーザーマガジン)のタナソーさんの番組、何気にスポティファイ限定の配信だったりします。
(iTunesやGoogleでヒットしなかったので・・・)

日本国内のポッドキャストで、Spotify独占は初めて聞いたような。
(他にもいっぱいあったりするのかな?)

先日の買収ニュースから、日本でもさっそく動きをかけるスポティファイ。

www.nejimakiblog.com

今後の配信も楽しみですね。
個人的にはライブ演出の未来について語ってもらえたらいいな、と思ったり。

僕もポッドキャストやってます。
洋楽の名曲についても熱く語ってるのでぜひ!
Spotifyで聴く→https://open.spotify.com/show/6ComJ7U0Y0yJ9DM1eEt9jj?si=FlR5lp6VTQuDe86DH125VA
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アフリカ大陸で聞くTOTOの名曲「Africa」に思い寄せる

【トトの代表曲】

どうも、世界一周旅行中のねじまき(@nejimakiblog)です。
人生初のアフリカ大陸に到着し、現在モロッコのマラケシュにいたりします。
「気を引き締めないと」なんて思いつつ、想像以上にピースフルで気が緩みます。
砂漠のど真ん中でもネットがつながるので、仕事も勉強も問題なかったり。

アフリカと聞いて、一番に思いつく曲といえば、やはり80年代ロックバンドTOTOの「Africa」。
若い方は知らない方も多いかもしれませんので、せっかくの機会に軽く紹介してみようかと思います。

【場所はどこなの?】

 トトの名曲「Africa」、実は1982年の30年以上前の曲なんですが、
つい最近もこんな記事が書かれてたりするほど、いまだに絶大な人気を誇る名曲

2018年、TOTOの「アフリカ」がなぜか再注目されている | マイナビニュース

TOTOの「アフリカ」は いかにして〈みんなのうた〉になったのか - VICE

Weezerのカバーでも人気再燃してました。

誰もが知っている、ということで、例に漏れず、ほんとにキャッチーな1曲。
まずは騙されたと思って一度聞いてみてください。

PVも「ファミリーガイ」でパロディ化されるぐらい有名です。

イントロから特徴的なゆったりとしたビートが曲を動かします。
マイケル・ジャクソンの「Billie Jean」とちょっと似た展開かも。

聴きどころはやっぱりサビのハーモニー

 I bless the rains down in Africa

が繰り返される部分とかもうね。。
ボーカルはかなりハイピッチで歌うのは困難なんですが、
思わず口ずさんでしまいます。

 

歌詞の内容は「アフリカへの愛」を歌うユニークな一曲。

なんども"Africa"というワードが登場し、
昔から「アフリカのどこについての曲なんだろうか」と気になってました。

調べてみると、この曲が語っている"アフリカ"は
どうやらアフリカ大陸の特定の場所ではなく、
架空のアフリカを歌った曲とのこと。

 
また、サビばかりが語られますが、
2:51~のキーボードソロの部分もポイント高し。

 

洋楽を聴き始めたころに見つけた曲なので、思い入れもかなり深いです。

学生の頃ハマっていたB級海外ドラマ「CHUCK」のアフリカが演奏されるシーンを見返したり。

正直いま見るとツッコミどころが多いドラマなんですが、
僕自身、家電量販店でアルバイトしていたので、
「主人公が家電量販店の店員」というこの海外ドラマはやたらと印象に残っています。

あと、Youtubeで見つけた、これがまたすごい。

ひと気のないショッピングセンターで流れる様子をイメージしてリミックスされた「AFRICA」。

なんとも言えないノスタルジアに心を締め付けられます・・。
ミックスを変えるだけでこれだけ雰囲気が変わるんですね。
もはや、これが正しい聴き方にさえ思えるほどのハマり具合。

STINGの名曲に学ぶ、音楽をより深く聴く7つのポイント

【海外でもカルト的人気】

いかがだったでしょうか?
アフリカ大陸に到着したので、この曲について書かざるを得ない気がして思わず投稿。
TOTOのアフリカ、カラオケでも大合唱になるほどカルト的人気を誇るロックの名曲です。古い曲に興味がない方も一聴を。


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TOTO IV~聖なる剣(期間生産限定盤)

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カーペンターズ最新作『The Carpenters with Royal~』感想

【Carpentersのニューアルバム】

現在、世界一周旅行中のねじまき(@nejimakiblog)です。
あのカーペンターズが17年ぶりに最新アルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』を発売したので、さっそく聞いてみました。
最近The Capentersは聞いてなかったのですが、やっぱすごいですこのバンド。

【レビュー・感想】

このアルバムは、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団がカーペンターズの曲を演奏し、昔のカレンのボーカルをあわせたもの。

若い方はカーペンターズと聞いてもパッと曲が浮かばないかもしれませんが、
 テレビ番組「学校へ行こう」でも使用されていた「トップオブザワールド」は耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか?

このアルバムはただ昔の曲をなぞって演奏しているだけでなく、わりかしアレンジが変わっている曲もいくつかあります。
それでも原曲のニュアンスはしっかり残っているので、聞いて後悔しないかと。

収録曲も見事に名曲ばかり。
「Yesterday Once More」とか「マスカレード」「青春の輝き」ああ最高、となるはず。
 「マスカレード」の2:09~あたりのピアノソロがすばらC。
「Goodby to Love」のギターソロも現代の曲かと思うほど。


 他にもCMでおなじみの「Close to You(遥かなる影)」。
こちらはかなり原曲に近い感じ。ピアノが生々しく、ドラムが立体的になってます。


音が豪華すぎて昔のイメージとはちょっと離れてしまう曲もちらほらありますが、全体的に良いアレンジだと思います。
ベースの音もすごくクリアかつ、当時の雰囲気も含んだようなサウンド。

 

個人的な思い出になりますが、僕がカーペンターズを聴き始めたのは英語の授業で「Sing」を聴いたのがきっかけ。
そこから「Top of the World」やビートルズのカバー曲「Ticket to Ride」など定番局にハマり聴くことに。
そう考えると、義務教育って大切だな、と改めて感じます。

正直いうとしばらくカーペンターズは聞いてなかったのですが、改めてカレンの歌声が美しすぎます。。
これ以上ないかと思うほど、お手本のようなポップシンガー。
発音もとっっても綺麗です。
 

どうでもいいですが、大学時代のプログレマニアの友人が、「カーペンターズだけは認める」と言っていたのをふと思い出しました。それほどすごいグループなんです笑

【SpotifyやApple Musicでも】

カーペンターズはメロディーが逸品なバンドなので、洋楽初心者の方でもすぐに馴染めるかと思います。

あまり知らないという方も、せめて「トップ。オブ・ザ・ワールド」か「Close To You」だけでも聞いてみてください。クリスマスのお供にもぜひ。

Carpenters With The Royal Philharmonic Orchestra

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『重力と呼吸』ミスチル最新アルバムの全曲レビュー

【Mr.Children最新作】

ついにでました、ミスター・チルドレンのニューアルバム『重力と呼吸』!
フラゲして何周か聞き通せたので、はじめて聞いた印象もふくめ、レビュー/感想を全曲、書いてみたいと思います。

【新譜の感想】

何周か聞いた感想をざっくり書いていきます。

Your Song : (1曲目)

冒頭を飾るのはアルバムの詳細とともに解禁された新曲「Your Song」。
PV(MV)も公開されてます。

このミュージックビデオでは、ビルの屋上での撮影で、
ビートルズの屋上セッションやU2の「約束の地」PVを意識してるのでしょうか。

ドラムのカウントと桜井和寿さんの冒頭のシャウトが◎
ベースもシンプルながら、いい仕事してます。歌詞はわりとシンプルめ。

U2の「Walk On」、コールドプレイの「In My Place」的な雰囲気があります。
濁りなくまっすぐ透き通ったようなサウンド。
あともうちょっとサビが強ければな・・。
3:15~の田原さんの空間的なギターソロが「All That~」期のU2のそれですね。

曲調は違うものの、エルトンジョンの「ユア・ソング」と同名タイトル。

確か『Split The Difference』でもカバーしてたので、間違いなく意識はしているでしょう。

何よりメンバーが楽しそうに演奏しているのが堪りませんね。
ドラマ向けな一曲かもしれません。

 

海にて、心は裸になりたがる : (2曲目)

なんだろ、前作『リフレクション』の「FIGHT CLUB」ばりのちょいダサロック。

ロードオブメジャーが演奏してても違和感なさそうな一曲。音が若い!

とにかくライブ向けで、コール&レスポンスをする桜井さんの様子が目に浮かびます。

生臭い海の匂いは ロマンチックとは程遠いけど デスクにいるより居心地が 良くてハイになる

この歌詞が好きですね。

雑な転調がこれまた若手っぽい味が出てます。

鈴木さんのドラムのパターンが数小節ごとに変化するのが聴いてて面白い。

イントロ・アウトロのピコピコ音が良い意味で古新しくて◎

 

SINGLES : (3曲目)

「名もなき詩」風のギターやドラムに疾走感が加わった感じ。あと「斜陽」っぽくもあり、完成度はかなり高いですね。

2:56~のギターソロが堪りません!

クイーンやサイケ期のビートルズを想起させます。
ちょこちょこ入るピアノがU2の「New Year's Day」っぽくて好みです。

サビのハモりのコーラスが少しクドいかも?

 

here comes my love :  (4曲目)

優しそうなタイトルとは裏腹に、わりとギターが鳴ってます。

緩急つけた曲の展開は新鮮。

タイトルを小文字にしたのは何か意味があってのことなんですかね。

3:12~や4:20~あたりのギターがこれまたQueen感MAX。

サビは世間が求めるミスチル像がきちんと出せてると思います。

※クイーンの映画『ボヘミアンラプソディー』を見てきたのでこちらもぜひ。

  

箱庭: (5曲目)

ブラスが特徴的な曲。ポールマッカートニーの「 Junior's Farm」がふと思い浮かんだり。

ヒリヒリと流れる 傷口から染み出る 
赤い血の色の悲しみが 胸にこぼれる

いきなり重い歌詞ですが、『SENSE』収録曲「I」のような暗い曲調かと思いきやそうでもなく、曲調は極めて明るめ。

明日には明日の風が吹くっていうけど
今日の太陽を浴びたい 月に見惚たい

 って部分も好きです。

サビをもう少しまとめた方がよかったかもしれませんね。

曲調は違うものの、部分的に『Atomic Heart』の「Round About ~孤独の肖像~」「ラヴコネクション」と似通う箇所がいくつかあるように思います。

何気に忙しく上下してるベースも聴き所。

 

addiction : (6曲目)

イントロからグッと引き込まれます。
いかにも洋楽チックな曲名ですが、KEYTALK的なJ-POPの要素強めです。
ホーンセクションが若干ビートルズの「マジカルミステリーツアー」っぽい。

これはファン受けもいいんじゃないでしょうか。歌い方も「フェイク」に近くて◎

ドラムが非常に凝ってます。ベースの絡み具合もほんとに気持ちよい。

3:08~あたりから急にThe Cureっぽくなります。

歌詞が微妙に惜しいですが、個人的にはこのアルバムでベストな一曲!

 

day by day(愛犬クルの物語): (7曲目)

「デイ・バイ・デイ」というタイトルよりも副題の「愛犬クル」が気になってしょうがない曲。

開始で一瞬、The Prodigyの「Breath」かと思う音でヒヤッとしますが、数秒過ぎるとミスチルサウンドに。

「思春期の夏~君との恋が今も牧場に ...」的なほのぼの系かと思いきや、歌詞も死のニュアンスを含んでおり、意外と重ため。

デモデープ感がある曲で、あえてゴチャゴチャさせてる気がします。
これもQueen感が強め。

「End of the day」の雰囲気を激しめにした感じ。

 

秋がくれた切符 : (8曲目)

聞く前は、『シフクノオト』に収録されている「花言葉」的な曲なのかな、と思ってたら方向性はだいたいそんな感じ。

良くも悪くも安定のバラード。アルバム内での影は薄いですね。

「水上バス」「空風の帰り道」が好きな方は気に入るんじゃないでしょうか。

歌詞も今の時期にぴったりです。

 

himawari (アルバムVer.) : (9曲目)

特に記載はなかったですが、シングルのバージョンとは異なるアルバムバージョンでの収録。
ボーカルのニュアンスが大きく変化してます。

ヒマワリというタイトルからは読めない意外とバンドサウンドな一曲。

映画『君の肝臓をたべたい』の主題歌ということもあり、今作では一番知名度のある曲ではないでしょうか。
Bメロからサビの盛り上げがいつものミスチルで安心します。

 

皮膚呼吸 : (10曲目)

 ロッキンオンの雑誌を読むと、どうやら007の『ゴールドフィンガー』から発想した曲とのこと。

"こめかみ"ってこんな漢字なんですね。

0:34~から入るドラムとかあくどすぎます。

「ああ、もう終わってしまうな。」と寂しくなります。

2:35~の歌うベースが今までのミスチルにはなかった感じ。

ラストを締めくくるにはベストな一曲。

「Prelude」の解放感が好きな方はハマるんじゃないでしょうか。

 

ダサい奇抜なタイトルとは裏腹に、ミスチルの作品のなかでもロック要素が強めになってます。

歪んだギターがあちこちに入っており、おっさん層には受けるんじゃないでしょうか。

 
初めてみたときは「正直微妙・・」と思った炎のようなアルバムジャケットも、見慣れるとこれはこれでありかな。
 
マスタリングはデビッド・ボウイのアルバムを手掛けたエンジニアによるもので、音質も良いです。
そのライブラリのなかにミスターチルドレンの音が入るなんて感慨深いものがありますね。
メンバーの楽器それぞれがきっちり聞こえるし、とくにベースへのチューニングが個人的にはすごく好みです。ドラムもピチピチ。
 
せっかく音にこだわっているので、前作『Reflection』と同じくダウンロード版のハイレゾ音源も販売してほしかったですね。
 
曲数が10曲と少なめであり、「お伽話」や「忙しい僕ら」「こころ」が収録されておらず、近いうちに二枚目もリリースされるのでは?という噂もありましたが、さすがにないかな。

今作は「プレイパス」でCDなしでも音楽がスマホで聴けるので、CDプレイヤーを持ってない方はそちらでも聴いてみてください。
アメトークで「Mr.Children芸人」も放送されるようなので、そっちも楽しみですね。

【評価はいかに?】

いかがだったでしょうか?
TwitterなどのSNSの評判も賛否両論、といったところ。

ミスチルの最新作ということで、ハードル上がってはしまうのですが、
しっかり時代に沿った音を鳴らしているかと思います。

個人的には前作「リフレクション」の出来が良すぎたのでそのハードルは越えられなかったのかな、と。
メロディアスさは若干薄いので、バンドサウンドで押し切りすぎな感じもしますが、
前のめりなメンバーの演奏を聞くにはこのアルバムは外せないでしょう。

個人的に次回作では、小林武史プロデューサーも含めたアルバムが聴きたいですね。
ライブはチケットが取れず参加できませんが、当選した方はぜひ楽しんで来て下さい。

重力と呼吸

重力と呼吸

台湾(Taiwan)公演も無事成功、とのことでなによりでした。

『初恋』宇多田ヒカル 最新アルバムの全曲レビュー

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ミスターチルドレンについても熱く語っていますので、ファンの方はぜひ。
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※追記(2019.3.5): ドームツアー『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』が開催決定したようです。「重力に逆らえ」という言葉がなんとも期待を高めてくれます。セトリが気になるとともに、次のアルバムも楽しみですね!

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