【打撃と違う魅力のアクションシーン】
映画を盛り上げるアクションシーン。
大抵の方はボクシングや空手のような打撃の攻防を思い浮かべるかと思いますが、
今回はブラジリアン柔術や柔道の寝技、主に関節技や絞め技に焦点を当てた映画の格闘シーンの動画を紹介したいと思います。
アクション映画に興味がない方も、いつもと違う強さを見せる格闘シーンを楽しんでみてはいかかでしょうか。
【柔術・柔道の強さがわかるおすすめ映画】
さっそくですが、格闘技のなかでも寝技が主体の戦闘シーンをみせる映画から、いくつかムービーを紹介したいと思います。
導火線 FLASH POINT
香港映画の『導火線 FLASH POINT』より。
いきなりですが、個人的にこれが一番お気に入りです。打撃のみに頼らないアクションシーンを撮るとこうなる、というお手本と言えるでしょう。
1:45~辺りの、三角締めで絡まりながら落ちていくシーンは観てるだけでヒヤッとします。ルールがないと本当に危険ですね。
どう撮影したのかはわかりませんが、スタントマンはいくつ命があっても足りません。
オブリビオン
トム・クルーズ主演の『オブリビオン』より。
飛行機の中でぼんやりしながら観ていたので、どういう流れで自分自身を三角絞めすることになったのかは全く覚えていませんが、トムクルーズが椅子に縛られるシーンとこのアクションシーンだけは鮮明に頭に残っていました。今回の記事を書くきっかけにもなった映画となります。
トムクルーズが学生時代レスリングに熱中していたことは割と有名な話です。
アンディスピューテッド3
格闘技(MMA)アクション映画『Undisputed 3』より。
過剰な演出がなく、素直に技を見せている感じが良いです。
柔術家・柔道家がグレイシー柔術で喧嘩をするとこんな感じなのでしょうか。
スペシャルID 特殊身分
香港映画『Special ID』より。
5分以上のアクションシーンですが、息を付かせません。
2:25~の腕十字固めから三角締めの流れも綺麗です。
役者ももちろんですが、こういうスタント・殺陣を考える方も同じぐらいすごいです。
ジャッキー・チェンの人気も、こうした緻密なアクションを考える方がいたからこそでしょう、
同じくスペシャルIDより。
上の動画では、いきなりオモプラッタという柔術独特のテクニックが炸裂します。
柔術とは関係ないかもしれませんが、座った状態でも決して不利に見えないのが不思議です。
ジョン・ウィック
今年日本でも公開された、キアヌリーブス主演の『ジョンウィック』からのムービー。
キアヌリーブスはこの映画撮影のために 柔道やグレイシー柔術を習ったとのことです。ちょっと投げ技が入るだけでも印象が違いますね。
どちらかといえば柔術というよりガンアクションが多い感じですが、
この映画は観た方も少なくないと思いますので、一応紹介します。
柔術
ここで初めて邦画の登場。タイトルもそのまま『柔術』。
まず柔術がテーマの映画があることに驚きです。
映画自体は邦画らしくすごくチープ なのですが、アクションシーン自体は他に決して劣りません。地味になりがちな寝技の攻防をうまく撮られていると思います。
Haywire
日本では公開されていないようですが、映画『Haywire』の動画より。
こんな強い女性は相手にしたくはないですね。
技で力(パワー)をねじ伏せるブラジリアン柔術は、
力の弱い女性の護身術としてもおすすめの格闘技と言えるでしょう。
Never Back Down
総合格闘技(MMA)をテーマとした映画「ネバーバックダウン」より最後の闘いのシーン。
短い間に様々な技の攻防が繰り広げられます。
ひねりのないスポ魂映画ですが、
あまり難しいことを考えずに映画を観たい気分になれば、
NETFLIXやAmazon Primeビデオでも観れますので、格闘技好きな方はぜひ。
SP革命篇
ジャニーズ界最強と評されるV6の岡田准一が主演の『SP革命篇』より。
動画タイトルに思いっきり「フィリピン武術カリ」と書いてありますが、
ブラジリアン柔術・柔道の技もしっかり含まれています。ブラジリアン柔術は基本道着(柔術着)を着るものですが、スーツでの格闘シーンもかっこいいですね。
少し調べてみましたが、岡田准一はジークンドー・シラット・カリ・修斗・居合・グレイシー柔術等色んな格闘技をやっているらしく、ジャニーズやっていくのもそう簡単ではないようです。邦画にはもったいないぐらいのアクション。
最近は他にも「BG身辺警護人」というドラマで、木村拓哉さんことキムタクが柔術のパーカーを着ていたり、韓流ドラマで韓国の俳優が柔術をしていたりするそうです。
柔術の流行りがくるといいですね。
アクションシーンまとめ
いかがだったでしょうか?今回はブログに変わった記事を、と思って書いてみました。
アクション映画は最近観てないですが、たまにはこういう派手なムービー・映画も良いですね。
ほかにもトムクルーズの新作『ジャックリーチャー』やボーンシリーズの最新作である『ジェイソン・ボーン』辺りのアクションも◎
今回この記事を読んでブラジリアン柔術・柔道を「やってみたい!」と興味を持った方は、ぜひ近くの道場へ足を運んで練習の体験をしてみてはいかがでしょうか。
※追記(2018.1.6):クリント・イーストウッド監督の最新作、『15時17分、パリ行き』はなんとブラジリアン柔術家がテロを止めたという実話を元にした映画。
オリンピックの開会式名場面10選もどうぞ。
※追記(2019.3.20): あのニコラスケイジがSFアクション映画『Jiu Jitsu』に主演で抜擢されたとのこと。エイリアンとブラジリアン柔術家が戦う映画だそうです。
・・・どんなストーリーになるんだろう。