世界のねじを巻くブログ

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ニュースメディアでは「読者のコメント」がより重要になってきているという話。

ニュースサイトの読者の声

最近、海外のこんな記事を読んだ。

「ニュースサイトやネットメディアでは読者のコメント投稿が大事になってきている」
という話。

・Why newsrooms are taking comments seriously again

newpublic.substack.com

「ロンドン・タイムズ紙のコラムから学ぶ3つの教訓」ということで、長めのエッセイが書かれている。

下記、ざっくりした要点を。

・2010年代は、購読者のコメントがニュースの事実を歪める、ということで大手メディアがコメント機能を縮小する傾向にあった

・10年経って、状況は変化してきている

・読者層への訴求はもちろんのこと、広告収入/購読料収入の面でも価値があるらしい。

・ワシントンポストの刷新事例。

www.washingtonpost.com

・実名投稿にしても、それほどコメント健全化の効果はない (ヤフーニュースもそうだよね)

コメントを投稿した人は、たとえそのコメントが他の人に受けなくても、サイトに戻ってくる可能性が高い

・コメントする人は、コメントを投稿しない読者に比べて最大48倍もエンゲージメントが高いらしい

という感じ。

肌感覚ではなんとなくそんな感じがしたけれど、
やっぱりメディアを運営した人がみてもそういうことなんだなと。

 

たとえばSubstackでは、コミュニティーのスレッドに投稿したいがために有料会員になる人も多いというのは有名な話。

The Vergeも「Most Discussed」のコーナーを設けて、
どの記事が一番盛り上がっているかをわかりやすくしていたり。

OpenAI’s president is a Trump mega-donor | The Verge

そういう意味では、ニューヨークタイムズのコメント欄もかなり活発で、
読んでいてかなり面白いし。

(もちろん、いずれも会員登録してログインしないとコメントできない仕様)

スレッドごとに管理人がいて、投票システム(Upvote & Downvote)でうまく議論が盛り上がっているRedditが人気なのもうなずける。

www.nejimakiblog.com

 

なんだかんだ「みんな他人としゃべりたがっている」みたいなのは事実だと思うし
そういう「場所」を提供するのもメディアの役割になってきているんじゃないかなと。
(AI時代だからこそ、というのもあると個人的には思っている)

ただそれを良質な議論をする場にするのは、
かなりのモデレーションのセンスとコストが必要、で難しいことなんだろうなと。

日本の事例では、
はてなブックマークはまあなんだかんだインターネット好きには支持されていて、
それなりにいい感じのコミュニティはできている気がするけれど、
あとは若い層がちょっと足りない気はしている。

ヤフーニュースも、健全化すれば良いコミュニティーにななるはずなんだけど、
なかなか道のりは長そう。

Newspicksはあまり見てないけれど、ビジネス系の人にはちゃんとウケている気がする。

時間がないので強引にしめると、
人間同士がきちんと有意義な議論できる場があれば、ちゃんと人は集まるはず
という話でした。

(せっかくなので最後に一言)

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