世界のねじを巻くブログ

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ザ・シンプソンズにポケモンGOが登場!

【ポケモンGOとアメリカ】

世界を賑わすポケモンGO。なんと(やっとというべきか)、
あのアメリカの国民的アニメにも登場しました。
いつものブラックジョークも健在です。
ポケモンGOって何?という方は下記の記事をどうぞ。

【シンプソンズのポケモンGOに関する動画】

動画の内容としては、子供をそっちのけでポケモンゴーらしきゲームをプレイするホーマー(親)の場面から始まります。
子供のバートやリサは親の目を惹こうとライオンの檻の縁を逆立ちで歩いたり、
キリンの初めて立ち上がるところをホーマーにアピールしますが、ホーマーはポケモンのポケモンGO(らしきもの)に夢中。
そしてホーマーが気付いた時には、バートはライオンのすぐそばでスヤスヤ。
それを見たホーマーは「スクリーンセーバーにしよう!」と写真を撮りますが・・。

結末は自分の目でお確かめください。

上の動画にみられるホーマーの不注意は、ポケモンGOがリリースされてから起こった様々な事件をほのめかしております。

ポケモンGOが原因で起きた事件・事故まとめ【随時更新】 - NAVER まとめ

 

また、この動画はポケモンGOだけに関するものではなく、
以前話題になった、ヒトの赤ちゃんがゴリラの飼育エリアに転落し、
ゴリラに引きずりまわされた事件にも触れています。
(ちなみにこの後赤ちゃんの身を守るためゴリラは射殺されました。)

バートを再び檻に投げ返す辺りがいかにもシンプソンズらしくて良いですね。
子供をきちんと見守らない親を痛烈に皮肉っています。

 

シンプソンズでポケモンに関するシーンと言えば、下記の動画もおすすめです。

え?全くポケモン出て来なかったけど・・。という方、
1997年に起こった『ポリゴンショック事件』を覚えておられますでしょうか?

1997年12月16日にテレビ東京およびその系列局で放送されたテレビアニメ「ポケットモンスター」第38話「でんのうせんしポリゴン」を見た視聴者が光過敏性発作などを起こした事件のこと。(ポリゴンショックともポケモンショックとも言われている)

後にテレビ東京が配布した報告書によると、25箇所にわたって1秒間以上連続して使用しており、特に番組後半はこれらが連続して使用された。テレビ東京が最終的に把握した患者は約750人になり、そのうち135人が入院。その症状は主に発作様症状、眼・視覚系症状、不定愁訴、不快気分、頭痛や吐き気など。

上の動画では"戦闘ロボットシージャー"となっておりますが、
チカチカ光ってシンプソンズ一家全員が目を回すシーンは間違いなく『ポリゴンショック』を揶揄しております。

ちなみに、アニメが始まる際に「へやをあかるくしてはなれてみてね」のアナウンスが表示されるようになったのはこのポリゴンショック事件がきっかけです。

【映画版もぜひ】

 シンプソンズはこういった時事ネタを遠慮なく盛り込みブラックジョークで笑い飛ばすため、アメリカでは「子供に見せたくないアニメ」とよく言われます。
日本でいえばクレヨンしんちゃんに近いでしょうか

シンプソンズを観れば、アメリカの情勢を知ることもできるので、興味のある方はぜひ見てみて下さい。

最後にこの動画を見てシンプソンズだけでなく、そのうちサウスパークやファミリーガイでもポケモンGOのエピソードが出てくることは間違いないと確信しました。
またポケモンGOに関する面白いエピソードがあれば、紹介したいと思います。

 シンプソンズを見たことがない方は、映画版シンプソンズをぜひ。
上手くまとまっていて、なおかつ安いです。