【無料配信の次の一手】
世界の最先端を走るロックバンド、U2。
前回はiTunesを通じて、全世界のiPhone/Mac/Windowsも含む全てのiTunesユーザーにアルバムを無料配信し大きな話題となりました。
2017年12月1日に発売されることが公式にアナウンスされた『Songs Of Experience』(ソングス・オブ・エクスペリエンス)はどのようにリリースされるのでしょうか。
個人的な予想を書いてみましたので、洋楽ファンの方はぜひご覧ください。
(※あくまで個人の妄想に過ぎませんので、その点を頭に入れてお読みください。)
※追記(2017.11.2):新アルバムに関する情報が発表されました!
CD(通常版・デラックス版) そしてLPレコードで発売されるとのこと。
詳細下記をご覧ください。
【早期購入特典あり】ソングス・オブ・エクスペリエンス(初回限定ソフトパック仕様)【特典:ポストカードカレンダー付】
- アーティスト: U2
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: CD
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【フォーマットは?】
最新アルバムがどんな方法で配信・販売されるのか、あらゆる方法を考えてみました。
個人的に一番可能性が高そうだと思うのは、フェイスブックでの無料配信。
現状、新曲の公開も、フェイスブックを主体にプロモーションしているように思われます。
ボーカルのボノ自身もかなりの数のフェイスブックの株を所有しているので、
配信の環境を整えるのは決して難しくはないでしょう。
ユーザー数、共有性、話題づくり、サーバー、あらゆる面で万全の態勢ともいえます。
Spofify(スポティファイ)
日本でも徐々に浸透しつつある音楽定額配信サービスSpotify。
再生回数に応じてアーティストに報酬が支払われる仕組みです。
大きなサプライズにはなりませんが、時代の流れからいくと、この線も十分にあり得ます。ほかにApple MusicやGoogle Musicでも配信される可能性はあるでしょう。
Tidal(タイダル)
Spotifyなどの月額制音楽配信サービスに対抗し、JAY Zらが立ち上げたTidal(タイダル)での配信。
ここを使えば、ロスレスのFLACファイル形式の音源が配信可能です。
でもこれで他のアーティストもアルバムをいくつもリリースしており、今更やってもあまり新鮮味がありません。
しかもTidalはアメリカ主体なイメージが強く、全世界に訴えかけるには少し厳しいモノがあるようにも思えます。
CD
ここは原点に返ってCDのみの販売ももちろん可能性としては十分ありえるでしょう。
CD とLPの販売が妥当な線ですかね。
三部作になるとして噂されていた、『Songs Of Ascent』 との二枚組とかになれば大きなサプライズですね。(その可能性は低いでしょうが・・。)
What's Up/LINEでの配信
欧米でで圧倒的なシェアを誇るメッセンジャーアプリ What's Upなどで配信するという手法。
iTunesでタダで配りますよ、というよりは、友人にリンクも共有しやすいでしょうし、話題づくりには最適化もしれません。
若い層に訴えかけるには有効な方法でしょうね。
新規格・新メディアでの販売
R.E.M.の名盤『Automatic For The People』はドルビーアトモスとよばれる立体音響が目玉の新規格の音源で記念盤が発売されます。
意外とこういう新規格で発売する手段も、ありかもしれませんね。
ハイレゾを越えた音質の新規格での配信やスマホで音がいじれるアプリと含め販売、とか。個人的にはこういうのを期待したいですね。
【SOEの目指すもの】
最新シングルの「You're The Best Thing About Me」を聞く限り、DJ KYGOともコラボし、"若いファンにも曲を届けよう"という強い彼らの姿勢が見られるように思います。
iPhoneを通じて全世界に無料配信された『Songs Of Innocence』の次回作、はどんな手法でリスナーを取り込むのでしょうか?
世界の最先端を走るU2、ライブだけではなく、CDのリリース方法についても目が離せませんね。