【テーマパーク内の写真撮影】
USJやディズニーランド・ディズニーシー、富士急ハイランド。
今やどこのテーマパークでも当たり前のサービスである、
アトラクション中の「記念写真撮影サービス(=ライドショット)」。
先日富士急ハイランドに遊びに行った際、ふと思ったことがあったので書きたいと思う。
【乗り物のライドショット】
僕自身、そんなに頻繁にテーマパークへ遊びに行くわけではないが、他人がこのライドショットを購入している場面に出くわしたことがない。
そこでふと思ったのが、"この仕組みで収益は取れているんだろうか?"ということ。
調査をした訳ではないが、
現状、乗客各々が地表や滝つぼに吸い込まれる直前のアホ顔を確認し、満足して帰って行く。
そんな人がほとんどなのではないだろうか?
しっかりした大型のディスプレイを4~5式設置し、写真を印刷するスタッフを1~2人常駐させているのにも関わらず、ポンポン売れている様子はなさそうである。
どこの遊園地かは忘れたが、アトラクションから降りた際にもう写真が現像されているというところもあった気がする。
売れなければそのまま廃棄されてしまうのだろうが、大きなムダがあるように思われる。
【LINEで販売】
そこでふと思ったのが、一枚300円として、ラインで画像を配信すれば、購入してくれる人は増えるのではないだろうか、ということ。
一般的な1000円~1500円(台座込み)の価格と比較すれば、価格インパクトは非常に大きいはず。
よくよく考えてみれば、ライドショットなんて格好の宣伝素材である。
友人が落下直前の画像をInstagram・Twitter・LineなどのSNSでシェアしていれば、「お、行きたい!」となる人も多いのではなかろうか。
写真撮影だけで儲けようとせずに、プロモーションに利用するという手法も面白いかもしれない。安全面で難しいのかもしれないが、
「記念写真コンテスト」なんてものもやってみれば、意外な反響があるかもしれない。
あるいは、「記念写真無料配信デー」を作ってみるとか。
たいていそのようなキャンペーンで集まってくれる層というのはSNSでも気軽に画像をシェアしてくれる層と重なる気がする。
また、画像だけでなく、動画・ムービーなんてどうだろうか。
Instagramレベルの解像度で落ちる瞬間の数秒の動画なら、配信も簡単にできるはず。
プライバシー権・肖像権的があるため現実的には厳しそうだけど。
また、「モノとして残しておくからこそいいのだ」
という声も出てきそうが、「データとして保存できた方が記念に残せる」という人も間違いなく存在するはずである。
【SNSを活用するべき】
多人数で行くパターンが多いであろう遊園地では、
集客は結局のところ周りで話題にされるかされないか、その一点に尽きる気がする。
そこにSNSを活用しない手はないだろう。
過去の妄想シリーズもぜひ。