世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

書評

本や雑誌の感想・レビューを書くカテゴリ。

『グレープフルーツ・ジュース / オノ・ヨーコ』を読んだ感想

小野洋子の詩集 ジョン・レノンの妻、そして現代アーティストとして世界的に有名なオノヨーコさん。 ずっと前から一番有名な詩集『グレープフルーツジュース』を読もうと思っていて、2025年にようやく読めたので、軽く感想を書き残しておこうかなと。 (※この…

生成AI時代に"読書すること"の価値を考える。

本を読む意味とは どうも、ねじまきです。数秒で答えを取り出せる人工知能の時代に"わざわざ1冊何時間をかけて本を読むことの意味って何なのか?"を少し考えてみました。 (※この記事は 生成AI Advent Calendar 2025 - Adventar 19日目のブログ記事です) naz…

2026年に読みたい積読本10選+αをまとめてみた。

積ん読している本 どうも、ねじまきです。年の瀬も近づいてきたので、今積ん読している本かつ、来年読みたいなと思っている本を紹介していこうかなと。 (※この記事は積読紹介 Advent Calendar 2025 - Adventar18日目のブログ記事です) ということで、さっそ…

「十二月の十日 / ジョージ・ソーンダーズ」の短編小説を12月10日に読んだ感想

George Saundersの短篇 アメリカの小説家ジョージ・ソーンダースの短篇小説集『十二月の十日』(岸本佐知子訳)に収められている表題作を読んだ感想を書いてみようかなと。 (※この記事は 読書感想文 Advent Calendar 2025 10日目のブログ記事となります) せっ…

チャック・パラニュークが書いた文章術についてのエッセイまとめ

Chuck Palahniukのライティング論 海外のウェブをさまよっている間に、あの『ファイトクラブ』原作小説を書いたチャックパラニュークの文章術をまとめたエッセイ集があったので、軽く紹介してみようかなと。 (※この投稿は、小説を書く人のエッセイ Advent Ca…

宮本輝『泥の河』の舞台の文学碑を訪れた。

小説ゆかりの地 以前、カズオイシグロ原作の映画『遠い山なみの光』が、宮本輝の『泥の河』を参考にして作られたのではないか?という話をしたけれど、ひさびさに『泥の河』の舞台の場所へ行ってみた話を書こうかなと。 このブログ記事は、川見てる Advent C…

『GIGAZINE 未来への暴言 / 山崎恵人』を読んだ感想

ギガジン編集長の本 お盆休みということで過去にKindleでハイライトした文章を漁っていると、GIGAZINE編集長の山崎恵人さんによる『GIGAZINE 未来への暴言 / 山崎恵人』の読書メモを発見した。ブローガストの勢いを借りて、軽くブログとしてまとめてみようか…

『わがタイプライターの物語 / ポール・オースター』を読んだ感想

Paul Auster×Sam Messerの絵本 図書館で、何気なく借りた『わがタイプライターの物語』というポールオースターの本がよかったので軽く紹介。 ポールオースターのエッセイとサム・メッサーの挿絵が入った絵本みたいな一冊。 かくして私はわが古いタイプライタ…

翻訳してほしい本のリスト (2025年版)

日本語訳してほしい洋書まとめ ゴールデンウィークの定番企画(と言っても二回目だけど)の「翻訳してほしい本のリスト」。 海外のブックレコメンドや、ニュースレターでおすすめされていた洋書の中から、「良さげだな」と思ったものをまとめてみました。 (※あ…

『グレート・ギャツビー』100周年を記念してオンライン読書会をやろうかなと。

スコット・フィッツジェラルドの代表作 最近、スコット・フィッツジェラルドの長編『グレート・ギャツビー』が発売から100周年ということを知った。 アメリカ文学といえば、でよくあげられるぐらい有名なグレート・ギャツビーだけど、僕自身、実は恥ずかしな…

100年以上前の短編小説があまりにもAI社会すぎて驚いた話

機械が止まる / E.M.フォスター ObsidianのCEOであるSteph Ango氏が、E.M.フォスターの「機械が止まる」というSF短編小説おすすめしていた。 ちょうどその本を積ん読していたこともあり、「せっかくだから」と該当の短篇を読んでみると、AI社会、SNS、コロナ…

『アインシュタインの夢 / アラン・ライトマン』を毎日読む試み

時間SFの古典名作 どうも、ねじまきです。 2025年4月は、『アインシュタインの夢 / アラン・ライトマン』(浅倉久志訳)という時間SFの短編小説集を毎日読んで、軽い感想を書いていくことにしました。 あらすじはこんな感じ。 30通りの異様な時間。 若き特許局…

Netflixが海外文学を"食い荒らす"問題について

ネットフリックスと小説の映像化 ニューヨークタイムズのこんな記事が面白かったので軽く紹介。 簡単にいうと、「ネトフリが世界文学を食い荒らしている」的な話。 ・Netflix Is Gobbling Up World Literature. What Could Go Wrong? www.nytimes.com 最近、…

『族長の秋』オンライン読書会を一カ月かけて行います。

ガルシア=マルケスの長編代表作 ノーベル賞文学賞を受賞したコロンビアの作家、ガブリエル・ガルシア=マルケス『族長の秋』の文庫版が2月末発売予定。 『百年の孤独』ブームに続いての文庫化。 せっかくの機会なので、オンライン読書会を開催することにしま…

ニューヨーカーが100周年を迎えるので、おすすめ記事をまとめてみた。

The NewYorker誌 あの世界的に有名な雑誌「ザ・ニューヨーカー」が、今月で創立100周年を迎えるらしい。 www.newyorker.com ドロシー・パーカーやジェームズ・サーバー、村上春樹などあげればキリがないほどたくさんの大物小説家やライターが支えた雑誌。 以…

『パティ・スミス詩集』を毎日読んで感想をまとめる試み

Patti Smith「無垢の予兆」 先日書いた[やりたいことリスト]で「詩を読む習慣をつける」を目標のひとつにしていたので、2025年2月の月間チャレンジは図書館で借りたパティスミスの詩集を毎日読むことにしました。 www.nejimakiblog.com Patti Smithって誰や…

「あなたも流行作家になれる」筒井康隆の小説論を読む。

流行りと作家論 以前ブログで紹介した『乱調文学大辞典 / 筒井康隆』の巻末附録として書かれている「あなたも流行作家になれる」。 ネタっぽいけどわりと真面目な作家論としても読めるので、軽く紹介しようかなと。 www.nejimakiblog.com ・日本では、英米の…

ニュースレター読書会で読みたい本のリクエストを募集してます!

Bookstackの課題本について みんなで一カ月かけて同じ本を読む オンライン読書会「ブックスタック」。 2025年の読書会の課題本がまだあまり決まってないので、読者のみんなからリクエストを募ってみようかなと。 ・この本積ん読してるので、誰かと読みたい …

『乱調文学大辞典 / 筒井康隆』のユーモアを楽しむ一冊

『悪魔の辞典』のパロディー本 もう五年ほど前に、京都の古本屋で見つけた『乱調文学大辞典 / 筒井康隆』。 この本を一言であらわすと、”アンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』の筒井康隆版パロディー”ということになるかと。 本の裏側にのっているあらすじ…

『ペドロ・パラモ』のNetflixでの映画化が気になっている。

ネトフリでの映像化 "メキシコ文学"といえばまず名前が挙がるほど有名な、フアン・ルルフォの小説『ペドロ・パラモ』。 僕はまだ読んだことがないので、内容についてどうこういうことはできないけれど、以前から気になっていたこの小説が、2024年11月6日にネ…

『自己否定をやめるための100日間ドリル / 坂口恭平』を読みつつ日記を書くことにした。

無駄な悩みを増やさないために アマゾンでキンドルの新刊を探しているとふと見つけたこの本。 『自己否定をやめるための100日間ドリル / 坂口恭平』 このブログやSNSには、どっちかというとプラスの、(いいかえれば明るい話題しか)書かないようにしている…

11月のナノライモ(全国小説執筆月間)に向けて本を書く準備をしている。

NaNoWriMで短編小説を書く試み 全世界で小説を書くイベント「ナノライモ」(National Novel Writing Month)。毎年11月は「一カ月で50,000字」を書くことが目標となっています。 ・・・ということで、11月は「短編小説を2~5作書く」を目標にしようと思います。…

『灯台へ / ヴァージニア・ウルフ』文庫版のウェブ読書会を行う予定です。

鴻巣友季子訳 / 新潮社 みんなで一カ月かけて同じ本を読むオンライン読書会「Bookstack」2024年10月の課題本はヴァージニアウルフの代表作『灯台へ』。新潮社より最近発売された文庫版を読もうかなと。 www.shinchosha.co.jp あらすじはこんな感じ。 「いい…

ジョージ・ソーンダーズの短編小説講義本『ソーンダーズ先生の小説教室』が出版されるらしい。

George Saundersの邦訳新刊 ブッカー賞も受賞している、現代アメリカ文学を代表するジョージ・ソーンダーズの日本語訳新刊『ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること』が9月26日に出版予定。 英語原題は『A Swim in a Po…

読書にも"トロフィー機能"があったらいいのに。

本を読むことと実績解除の楽しみ 最近『百年の孤独』のオンライン読書会を終えて、ふと思ったことを書こうかなと。 読書って読者の想像力を試すようながあるので、身も蓋もない言い方をすると、「想像力や知識がないと楽しめない」という側面があるというこ…

NewYork Timesの"読者"が選ぶ本100冊と補足記事あれこれ

ニューヨークタイムズの100冊 一週間前に書いた下記の記事が、意外と読まれたので、軽い補足記事的なものをいくつか貼っておきます。 www.nejimakiblog.com 新たに公開された、「ニューヨークタイムズの読者が選ぶ100冊」。 ・Readers Pick Their 100 Best B…

ニューヨークタイムズによる「21世紀のベスト本100冊」が発表。

2000年以降の小説ランキング NewYork Timesが、数百人の小説家、学者、編集者、ジャーナリスト、評論家、出版社、詩人、翻訳家、書店員、図書館員、などあらゆるジャンルの著名人にアンケートを募り、21世紀のベスト小説100を作成。 ランキングの集計の仕方…

『はてなブログの文学フリマ本 わたしがブログを書く理由』を読んだ感想

ブログに書き残すことの意味 文学フリマ東京37で配布されたはてなブログ本、『 わたしがブログを書く理由』。 blog.hatenablog.com 文学フリマで紙の書籍が配布された以外は、掲載された人にのみ、はてなからPDFが送られてきた幻の(?)一冊。 休みの日にキン…

『百年の孤独』に挫折しないための備忘録・読書ガイドまとめ

ガルシア=マルケスの楽しみ方 いよいよ、文庫版の『百年の孤独』が本日発売。 あくまで一度挫折した自分がちゃんと楽しめるように、予備知識を調べてため込んでいたものを、ブログにまとめておこうかなと。 これからはじめて読む方も、参考にしていただけれ…

『百年の孤独』のオンライン読書会を一カ月かけて行います。

ガルシア=マルケスの代表作が文庫化 ノーベル賞文学賞を受賞したコロンビアの作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作『百年の孤独』の文庫版が発売予定。 Netflixで映像化も予定されており、ドラマ版が2024年12月に配信されるという噂。 www.nejimaki…