【あふれるコンテンツを読む時間がない】
本日、アマゾンが日本でも電子書籍読み放題サービス、「Kindle Unlimited」を8月に開始するということが、複数の出版社への取材で判明したそうです。
以前からAmazon.co.jpでもKindle Unlimitedの広告バナーがフライングで掲載されてこともあったのでそろそろかな、と思ったころに今回の報道がありました。
アメリカで数年前から開始しているサービスであり、
遂に心待ちにしていたKindle読み放題サービスが日本でも導入されると知り、
僕自身大変嬉しく思いましたが、ふとあることに気付きました。
「読み放題の本を読む時間がない」
という事実に。
【電子書籍でも積ん読】
今現在でも積ん読している本が何冊もあるなかで、
読み放題サービスに手を付けてしまうと、どれもが手付かずな状態になってしまいそうな気がしたのです。(というか、すでに購入したKindle本だけでもは数十冊の積読があります。)
現在僕はHuluやNetflix等の動画配信サービスに登録し映画やドラマを観ており、
Google Play Musicで音楽は聴き放題にしております。
映画やドラマは仕事から帰った後の自由時間に観て、
また音楽はランニングや通勤の最中に毎日新しいアルバムを聴きながら、
限りのないコンテンツを消費し続けています。
しかし未だにCDは購入していますし、映画館に映画も見に行きます。
底なしのコンテンツが月額料を払えば無料で手に入るのにも関わらず、あちこち手を伸ばす人間の欲には驚かされます。
【一日が24時間しかないのは変わらない】
しかし、どう頑張ろうが、一日が24時間しかないのは変わりません。
映画・音楽に次いで電子書籍が読み放題となると、本当にサービスを有効活用できるかが心配です。
1冊の本を買うよりも、読み放題のサービスの方が安いのも不思議なものです。
HuluやSpotifyが来襲した際、さんざん議論されたことかもしれませんが、
いざそこらにある本が読み放題となると、感覚を掴めずにいます。
「すぐに読める環境を月980円で買う」という捉え方をして、有効に情報を引き出して活用するのが一番なのかもしれません。
今後は「いかに速く情報を詰め込むか」「いかに時間を有効に使うか」というスキルが、さらに必要とされることは間違いないでしょう。
余談ですが、これだけ消費するコンテンツが増える中、技術の進歩を持ってしても、
いまだにヒトが一日の四分の一も眠ってしまうのは違和感を感じます。
眠らなくても問題ないような薬、もう既に開発されていたりしないですかね。。
今回のような記事を書きながらも、結局僕もAmazonの誘惑に負け、Kindle Unlimitedに加入することは間違いないでしょう。
【コンテンツ過多の時代の生き方】
いかがだったでしょうか?
みなさんが電子書籍の読み放題サービスに対し、
どのような印象を持っているのかが非常に気になるところです。
次に無制限配信されるのは、どんなコンテンツになるのでしょうか。