【はじめに】
待ちに待った次世代Kindle。
Kindle Paperwhite 2013ユーザーの僕は
渇いた喉を潤してくれるオアシスに出会える日を待ち続けていました
しかし僕の前に現れたOasisはただの蜃気楼にすぎませんでした。
【Kindle Oasisの新しい特徴】
- 持ちやすさ
発表を見た当時僕が始めに思ったのは、「ハンドグリップがださい」ということ。
しかし、よくよく考えてみると、「電子書籍リーダー」としてさらに特化していくには、「持ちやすさ」を重視するのは当然の流れでしょう。 - 最も薄く、最も軽い
売り文句的には良いですね。後述します。 - レザーカバーがモレスキンっぽくてかっこいい
僕はKindleにカバーを付けず使用しているため、
カバーはっきり言って要りません。
しかしパッと見た感じ、このレザーカバーは今までの中で最も優れたデザインといっても過言ではないでしょう。 - 進化したフロントライト
Amazonいわく、「以前のKindleよりも60%多くLEDを使用」とのこと。
明るさ20のうち10前後で利用している僕としては魅力をそれほど感じません。
【Kindleユーザーとして疑問に感じること】
防水は?解像度アップは?処理速度向上は?
以前から次世代Kindleは防水になる、という噂が流れ、コードネームも''Oasis''ということから防水への期待は高まっている中での今回の発表。
お風呂で読みたい日本人代表の僕もがっかりです。
しかも驚いたのは、フラグシップ扱いだったVoyageよりも一万円以上高いにも関わらず、解像度・処理速度すら上がっていません。
レザーカバーは別売りにすべき。薄さ?軽さ?
今まで端末のみの購入が通例だった中、
今回のOasisはバッテリー付きのレザーカバーとの同時購入強制という暴挙。
軽さ、薄さがウリのはずなのに、カバーを付ければ、重さ・厚さ共にVoyageどころかPaperwhiteも上回ってしまうでしょう。
また、端末のみでのバッテリー駆動が公表されておらず、端末単体で使用した場合のバッテリーの持ちもあまり期待できません。
35980円?以前のPaperwhiteユーザーの行く先は?
今回のAmazonの暴挙は、Paperwhiteの後継機を用意しなかったこと。
Paperwhiteやそれ以前のKindleユーザーはこのまま砂漠を彷徨いつづけることになるでしょう。まあVoyageという名の水瓶を買え、ということなのでしょうが。
【おわりに】
いや、ほんとに喉がカラカラです。
前回のまとめ記事の最後で、
次世代機がどうであれ、予約開始日に申し込みたいと思います。
とのたまいましたが、前言撤回します。Kindle Oasis、買いません。
あれは蜃気楼だったのですよ、ええ。