【サムスミスやガガも参加】
映画『キングスマン2』でも大活躍したエルトン・ジョン。
今年、ライブ活動から引退することを発表したことも話題になりました。
新作ではありませんが、様々な豪華アーティストによるカバー曲を集めた『Revamp(リバンプ)』というアルバムが発売。
エルトンジョンって誰?『キングスマン2 ゴールデン・サークル』
個人的にかなり心待ちにしていたのでさっそくレビューしてみたいと思います。
【レビュー・感想】
まずは、全曲の一部が聞ける、公式トレイラーをご覧ください。
『黄昏のレンガ路』の40周年記念盤のときも、色んなアーティストにカバーされた曲が収められていましたが、今回もそれに負けないクオリティ。
1曲目の「ベニーとジェッツ」からいきなりラップが入り、原曲を大きく崩したアレンジ。かなりかっこよくなってます。
4曲目のエドシーランの「Candle in the wind」もなかなか◎。
アコギのシンプルなアレンジですが、やっぱり馬鹿売れしているエド・シーランなだけあって、声が胸にじん、と響いてきます。個人的にあまり好みではないアーティストだったのですが、ちょっと見方が少し変わりました。
普段あまり聞いていないアーティストの意外な部分が聞けるのも、カバーアルバムの魅力ですよね。
5曲目の「Tiny Dancer」は原曲の魅力をそのまま女性アーティストである「フローレンス・アンド・ザ・マシーンがカバー。これがパワフルでいいんです。
個人的にベストだと思ったのはQ-TIPがカバーした8曲目の「恋のデュエット」。
こんなにお洒落になるなんて。シティー・ボーイなら一度は聞いて損はないでしょう。
The Killersが歌う9曲目「Mona lisa and mad hatters」 。完全にキラーズの曲になってます。こちらもなかなか聴き応えあり。
ゲイとしては、10曲目の「ダニエル」が聞き逃せません。
同性愛者であることをカミングアウトしているサムスミスが、あのDanielをカバー。
25歳とは思えない声の渋さ。
Lord I miss Daniel, oh I miss him so much
とシンプルに思いを綴る歌詞がいいですよね。
同じくLGBT関連でいくとマイリー・サイラスも11曲目で参加してます。
12曲目ではレディーガガがエルトンジョンの代表曲「Your Song」をカバー。
力強くフェイクした歌い方がもう至高。音程の上下の付け方がうますぎます・・。
最後はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジによる「黄昏のレンガ路」。けだるい歌い方が意外とピッタリです。
他にもコールドプレイ等、大御所アーティストばかりで埋め尽くされたカバー曲集。
一人でも気になるアーティストがいれば、一聴してみることをオススメします。
今週のお題「わたしの春うた」
【はじめての方もぜひ】
ゲイなら必聴のエルトンジョンのカバー集。
はじめて聞くという方にもおすすめの一枚です。
- アーティスト: ヴァリアス・アーティスト
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2018/04/18
- メディア: CD
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ポッドキャストやってます。洋楽紹介コーナーもぜひ。
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