世界のねじを巻くブログ

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The New Yorkerの「カートゥーンキャプション」が面白い

ザ・ニューヨーカーのCartoon Caption

The New Yorkerの「カートゥーンキャプション」という、
読者が漫画に台詞をつけるというコーナーに
最近ハマっているので、その魅力をお伝えします。

www.nejimakiblog.com

 

 

たとえると、
日本のネタ投稿サービス「ボケて」の
ちょっと洗練されたバージョンといえばわかりやすいというか。

提示されたイラスト・漫画にセリフを考えて投稿するというコンテスト、

入賞作品、どれも読者のセンスがありすぎる!笑

 

個人的におすすめを5つほど紹介。

A Dollar Slice Print by Hilary Allison

「誰がこの街で1ドルピザを食べれないといったんだい?」
というセリフと、薄ーく切ったピザ、シュールですね。
値上げを皮肉った一コマ。
お題の絵 自体はピザと限定されてないのに、いいセンスしてます笑

 

 A Father's Day Gift Print by Ali Solomon

「父の日のギフトとして、
パパに好きなだけブルーススプリングスティーンの曲の
どこがいいのか説明させてあげるわ」

・・・ふだん聞かされてうんざりしてるんでしょうね笑 
父の日だけは、ってジョーク。
好き。

A Father's Day Gift by Ali Solomon

 

 

 

What A Ripoff Print by Tom Toro
「なんてぼったくりだ。次の惑星で燃料入れるぞ。」

これもインフレ騒動を皮肉ったボケて。

What A Ripoff by Tom Toro

 

 

Late October In New York Print by Jason Adam Katzenstein

 「ニューヨークも10月が終わるな、ネオ。」

マトリックスネタ。
左右服装が全然違う  寒くなってきて、人によって着るものが全然違う、っていうのが笑えるポイントです。

Late October In New York by Jason Adam Katzenstein

 

 

The Bidding Will Start At Eleven Million Dollars Print by Charles Barsotti

オークションの最低落札価格は700万ドルです。

・・・かわいいし手放せないよね。笑

The Bidding Will Start At Eleven Million Dollars by Charles Barsotti

 

ユーモアと独創性が試されるCartoon Caption。
 
 
投稿を見てると
「その方向から攻めたか・・・」というようなコメント、
その発想力とウィットに富んだジョークに驚かれるばかり。
 
キャプションコンテストは誰でも
誰でも応募できるので、日本からでも気軽に投稿してみてください。
 
新聞記事に毎日アクセスさせる仕組みとしては、
確かにかなり魅力的かも。
 
ニューヨークタイムズがWordle(ワードル)というゲームを
買収したのも最近の話。
日本でも話題になったので、
あれはそうとう新規加入者が多かったんだろうなぁと。
 
話は戻りますが、カートゥーンキャプション、
アーカイブもしっかり残されています。
しかもイラストのショップもあるというのも驚き。
壁掛けの絵から文房具、マグカップ、マスク、アパレルと幅広く展開るという笑
日本からも購入可能なので、
ゆるいイラストが好きな方はぜひ。
こういう毎日みたくなるコンテンツがないと、
新聞社・雑誌としては厳しい時代なんでしょうね・・・。
Vogue、G.Q.などの大手雑誌の表紙に関するグッズも購入可能。


ニューヨークタイムズの死亡記事について。