京都の憩いの場
はてなブログのお題が「地元自慢」ということで、
ちょっとばかり京都の話をしようかと。
ま、今日も鴨川いってきたばかりなんですけどね。
まずは行ったことない方にもイメージを掴んでもらうようにYoutube貼っときます。
・納涼床
・鴨川デルタ
2つ目の動画の3:25~あたりから映る、
賀茂川と高野川が合流する「鴨川デルタ」近くにある「鴨川の飛び石」。
この亀石、
京都府の職員が発案した際には「京都らしくない」と反対の声が多かったそうですが、
現在では亀なしの鴨川なんて考えられないかと。
京都駅も京都タワーもそういう経緯を経て京都の顔になってきたわけで、
新しいものすら飲み込んでしまう強さが京都らしさなのだともいえるでしょう。
留学生が「ゼルダの伝説みたい!」といいながら
ぽんぽんと亀石を飛んでいくのを見てた大学時代が、つい最近ことのよう。
鴨川を読む×書く
鴨川といえば、
京都文学レジデンシー発行の『TRIVIUM』の「鴨川を読む×書く」もよかった。
鴨川を描いた「鴨川文学」について語りあうコーナー。
円城:京都、そして鴨川が描かれるとき、美的イメージにひっぱられているなという怖さを感じませんか。なんだろうこれは、と。美しさを向こうから規定してくるような。じつは僕も怖い。
円城塔『蜻蛉日誌』も読もうと思っていまだに読めていない。
鴨川の石をすべてひっくり返してやろうという願をかけたのは、その誕生日のことであったという。七本の蝋燭の立つ牡丹餅を前に宣言した。親は止めた。兄も止めた。まだこの世に気配さえない弟だけが、その願掛けを喜んだ。
円城塔『蜻蛉日誌』より
こういうカルチャー×鴨川の話をすると、
『新古今和歌集』から『鴨川ホルモー』までほんとに歴史もジャンルの幅も広いのが
京都らしいというかなんというか。
そういや、「四畳半タイムマシンブルース」でも鴨川出てましたね。
鴨チル、鴨川等間隔
京都らしさは鴨川から生まれているのではないかという話。
「鴨川は無料の三次会会場」
どうしても鴨川のような場所を東京に見出すことができなかったのだという。東京の地名を書き込んでいく『もし京都が東京だったらマップ』のまんなかにはぽっかり空白地帯が残されてしまったそうだ。
三条大橋周辺のこれもちょっと前にバスってましたね、そういや。
何度見てもニヤニヤしてしまう笑
鴨川等間隔 / 岡崎体育
鴨川等間隔の話題がでたなら、岡崎体育も外せない。
このPVに映るのは鴨川ではなく、宇治川というのも京都人だけが気づくポイント。
去年までは、くるり好きによるこういうイベントもあったり。
鴨川でくるりを演奏しませんか (@KAMOQURU) / Twitter
鴨川でくるりを演奏するあつまりです。だれでもご自由にどうぞ。
くるりの名盤『図鑑』の最終曲「宿はなし」にもこんな歌詞があったり。
飛び石のほら真ん中で笑う顔泣く顔日も暮れた
ああ、大学生の京都だ。
鴨川真発見記
京都府の公式HPに記録されている「鴨川真発見記」。
「河原にトロッコのレールが敷かれ、土砂を川上と川下で運搬移動。」
当時重機がなかった頃の工事の様子も書かれていたり
資料としての価値はすごいんじゃないかと。
風とワイン
最後は今日の振り返り的な。
『風とワイン』という鴨川沿いでワインを飲むというイベントに参加しました。
鴨川で昼からワインなう。最近京都のポッドキャスト界隈が熱い。
— ねじまきラジオ🌎 (@nejimakiradio1) November 6, 2022
飲食関係の方が多くて行きたいお店が増えたね🍷#ワインの輪 pic.twitter.com/hWQKxMKC4R
レストラン関係者から、パン職人、歯科医、ポッドキャスターなど
いろんなジャンルの人が集まって、朝から川沿いでワイン飲んでました。
暖かくなったら、またイベント行きたいなと。
そんなこんなで、色々書きましたが そろそろこの辺にしときます。
こんな風に川がみんなの居場所になっている街。
京都以外にどれぐらいあるんだろうね。
今週のお題「地元自慢」