世界のねじを巻くブログ

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ドラッグソング名曲10選【イヤホン推奨】聴くだけでトリップ?

【サイケデリックソングおすすめ】

さて、芸術の秋となりましたね。
"芸術"といえば、ドラッグが及ぼした影響は計り知れません。
あのAppleのスティーブジョブズも、LSDについて
「人生で行ったことの中で最も重要な2~3の経験のうちのひとつ」
と言ったとかいわなかったとか。
そこで今回は、ドラッグに影響を受けた音楽を紹介したいと思います。

日本ではドラッグは厳しく禁止されているので、お酒でも飲みながら、この記事を読んでみてください。

※イヤホン・ヘッドホン・推奨 大音量でお楽しみください。

【洋楽ロックをメインに】

ドラッグにちなんだ音楽は、どうしても欧米系のロック/テクノが大きな位置を占めています。なので今回は洋楽(欧米)に絞っての紹介。

まずはこちらから

Lucy in the Sky with Diamonds - ビートルズ

みんな大好きビートルズ。『Yellow Submarine』からの一曲。

「Lucy in the Sky with Diamonds」の頭文字を取ると、"LSD" という幻覚剤の名称が。
ビデオクリップがほんとに危険です。

他にもビートルズのドラッグソングはたくさんあるのですが、個人的には下記没テイクが好きです。

The Beatles - And Your Bird Can Sing [Take 2] - Anthology 2 - 1996 - YouTube

名盤『リボルバー』に収録されている「アンド・ユア・バード・キャン・シング 」のアウトテイク。0:23~辺りから異常な笑い声が聞こえます。
ジョンレノンかポールマッカートニーかわかりませんが、間違いなくラリってますね。

これらの曲に限らず、後期ビートルズはほとんどの曲が危ない意味に読み取れます。

 

Let Forever Be - ケミカル・ブラザーズ

ミュージックビデオがとにかくすごい。幻覚剤でラリるとこんな感じなんでしょうね。

サウンド面で言うと下記のSwoonも出さざるをえません。 

The Chemical Brothers - Swoon - YouTube

油断していると体が"あっち側"へ持って行かれそうなぐらいの引き込み具合です。
耳がバキバキする、他にはないサウンド。危険です。

 

Eight Miles High - The Byrds

ザ・バーズという1960年代のサンフランシスコ発サイケデリックロックバンド。
ボーカルの声がもうそんな感じですよね。イントロが完全に60年代サウンドです。
サイケロックの中でも特に有名な一曲。
この曲の3年後が1969年だと思うと、感慨深いですね。

Wanderlust - ビョーク

アイスランドの歌姫、ビョークの名盤『Volta』からの「ワンダーラスト」。
PVがわけわかりません。川の流れる様子とか、ラストシーンとかぶっ飛び。

こちらもアルバム『Volta』より、「Earth Insruders」。
この曲も、何からなにまでブッ飛んでます。もはや怖いレベル。

 

Rollin' & Scratchin' - Daft Punk

グラミー賞も受賞しているフランスのテクノグループ、ダフトパンクの一曲。

重厚無機質なビートにどんどん音が重なっていき、
2:40~あたりから、不安定に上下するギュルギュル音が脳ミソを揺さぶります。
3:15~や6:05~など、シラフでは考えつかないような展開に耳を奪われます。
これは一度ライブで聞いてみたいですね。
効果的な音の重なりで、DTMでも真似してみたい。


Purple Haze -  Jimi Hendrix

みんな大好きジミヘンの代表曲。
サウンドだけでなく、「紫のけむり」という妖しげな曲名や歌詞まで、
いかにもサイケデリックな一曲。

1:47~有名な"歯でギターを弾く"パフォーマンスが見られます。

 

Light My Fire - The Doors

日本でも何だかんだ人気のあるロサンゼルスからのロックバンド、ドアーズ。
1960年代のアイコン的な存在であるジムモリソンがボーカルです。
何と言っても印象的なオルガンがこの曲の聴きどころでしょう。

村上龍の小説にしょっちゅう登場しますね。
ドアーズがサイケデリックミュージックやアートに与えた影響力は非常に大きいと思います。

 

High High High - ポール・マッカートニー

「ハイ・ハイ・ハイ」というタイトル。異常な転調を繰り返す展開。もうこれは。。。
ジョン・レノンでいえば、「コールド・ターキー」なんかも有名ですね。
ビートルズだけでなくソロでもサイケデリックロックを色々やってます。

 

2000 Light Years From Home - The Rolling Stones

ビートルズを紹介したので、ライバルであるローリングストーンズからも一曲。
「2000光年のかなたに」という邦題がついている曲。サウンドも歌詞も狙いすぎです。
最近発売されたリマスター版にあわせて公開されたPVもサイケ感MAX。

 

Jamming -  ボブ・マーリー

これはサイケデリックというか大○の方面なのでしょうが、有名なドラッグソングです。レゲエの独特なリズム感が醸し出す魅力をたっぷり含んだ一曲。
昼にビールでも飲みながら、この曲を聴いて川縁で寝転ぶといいかもしれません。

 

Echoes - Pink Floyd

ピンクフロイドの23分30秒にもわたる 大曲、「エコーズ」。
『2001年宇宙の旅』のあるシーンと同時に流すと、シンクロをすることでも有名です。
こういう神秘的な音、どうやって出すんでしょうか。
当時にしかない空気をたっぷり含んでいます。緩急がついた構成が素晴らしいですね。

10曲といいながら、かなりオーバー目に紹介してしまいました。
また機会があれば、邦楽編も書いてみたいと思います。
※追記:(2019.3.12):日本のテクノ音楽を代表する「電気グルーヴ」や俳優として有名なピエール瀧がコカイン使用容疑で捕まりましたが、どうなるんでしょうか。芸能界は闇が深そうです。

【お酒のお供に】

もちろん日本で薬物は違法。危険なものも多いです。
ビールやワインでも飲みながら、くらりとした酩酊と共に、ドラッグソングの名曲を合法的に体験してみてはいかがでしょうか? 

こちらのドラッグ動画・映像集もぜひ。

中毒性が高いドラッグのようなお菓子を5つ選んでみた 

ポッドキャストはじめました。音楽レビューもやってます!

「こいつどんな声しとんねん!」と思った方はぜひ聴いてみてください。
石野卓球・ピエール瀧さんが関わる電気グルーヴの「」についても熱く語ってます。
iPhone/iTunesで聴く→ https://itunes.apple.com/jp/podcast/世界のねじを巻くラジオ-ゲイのねじまきラジオ/id1409236261?l=en  

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※(追記:2020.2.14): マッキーこと槇原敬之さんも逮捕。
二度目ということで、薬物の誘惑は強いんでしょうね・・。