世界のねじを巻くブログ@世界一周

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。

日本でポッドキャストやオーディオブックが流行らない理由?

Podcastが不人気な理由

はてなブックマークで話題の下記noteについて思うことをだらだらと書きます。

note.com

一部を抜粋。

日本にしばらくいて感じるのが、日常的(恒常的)にけっこううるさい音声が流れてても気にならない鈍感さ。

本当にそうでしょうか??
"うるさい音声が流れてる"のは決して日本だけじゃないはず。

個人的な考えを書くと、日本人は文化的に

真剣に聞くのと、
聞き流しするのとの "使い分け"が苦手

なんじゃないかな、と思ったり。

"流し聞き"に関してはほとんどが音楽に奪われているので、
声を聴く文化があまりないのも原因かと。

 

あと日本語の文法的に、
"聴く"より"読む" 方が適しているのもかなり大きいですね。

SVOがきれいに出てくる英語と比べ、
主語を省略できたりする日本語は流し聞きに向かないというか。

 
これだけじゃ終われないので、
下記にそれぞれが流行らない理由の考察を軽く書いてみました。

オーディオブックの不人気

オーディオブックが流行らない理由としては、
単純に日本語コンテンツが少なすぎることがあげられるかと。

 

例えばみんなが知っているわかりやすい例として、
村上春樹さんのオーディオブックを見てみましょう。

アマゾンジャパンで検索するとまず出てくるのは、
ロング・グッドバイ』。

ハルキ翻訳のレイモンド・チャンドラーの名作です。

うーん。
・・・まず検索一番目の候補に出てくるのが本人の著作でないという。

 

2、3番目は村上春樹さんの本なのですが、
どちらもEnglish版。

この時点で
「音で聴こうかな?」と思う日本人は相当削られるわけです。

 

しかもなんとも物悲しいのが、
英語では相当数の著作が音声化されているのに、
日本語コンテンツはなんとゼロ。

そもそも日本を代表する作家で、
かつ人気も間違いなくあるはず。

なのにそれが配信されていないんじゃあ厳しいでしょ、という状況。
(これは日本の電子書籍業界にも言えるのだけど)

 

しかもこの『ロング・グットバイ』、
サンプルを聞くと、かなりクセのある気障な声優さんが読み上げてます。

個人的に想像している主人公のイメージと声が違うし、
これで一冊分聞こうとは思えなかったです…
(※いい声だとは思うのですが、オーディオブックで聴くには情報量が多すぎる。。)


なるべく多くの人に聞いてもらえるよう、
癖のない声優さんを選ぶべきではないでしょうか?

 

ちょっと話は脱線しますが、
冒頭に載せたnoteに対する反論エントリ。

一部抜粋。(中身読んであげてください。)

結論を言うと日本語にはアクセントがほとんどないから。

個人的には、
オーディオブックは
演技やアクセントを極力抑えて読み上げてほしい派なので、
この意見は個人的に納得できませんでした。 (僕だけの意見かもしれませんが)

 あまりアクセントを強くつけられると、聞き辛いですし、
英語版のオーディオブックでさえも、どちらかというと淡々としたものが多いような。

 

値段・価格もそう。
村上春樹の英語音声版『1Q84』を見てみると、

上中下とボリュームが大きいのはわかるけど、

一冊4900円って高すぎないですか?

 

という感じで、
英語圏で山のようなライブラリーに安くアクセスできるのと比べると、
日本語版はかなりに貧弱。

 

日本語で吹き込み直さないといけないハードルは
やはりそうとう大きいのかな~と。

 

出版社のガードが固いのか、
ただ動きが遅いのか、
あえてそういう戦略をとっているのか。

どれが原因かはわかりませんが、
まず聞いてもらえるコンテンツを揃えてほしいな」と僕は思います。

 

audiobook.jpさんがサブスクサービスも含め頑張ってるので、
今後の発展に期待してます。

  

あと欧米では自己啓発系オーディオブックも人気があるけど、

日本だと「意識高い系」と揶揄され胡散臭がられるので
残念ながらあまり伸びなさそうなイメージ。

 

視力が落ちてきて文字で読むのがつらい、という団塊世代を狙って、
山崎豊子さんや司馬遼太郎さんの著作を音声化してみてはどうでしょうか?

 

それとも時間がない若者に向けて、短編小説を細切れに配信するとか。

 

「Scridb」の日本語版ような神サービスがあれば、日本でも流行るでしょう。

 

 ポッドキャスト

Podcastについては、
ただ単に知名度がなさすぎるだけで、

"無料で好きなジャンルのトークを聞ける"
というのが広まればあっという間に人気になるはず
(願望含め)

   

ブラジルなんかは騒音やアナウンスも騒がしいのに、
ポッドキャスト市場はなかなか大きいみたいだし。(ラテン語圏というのも大きいけど)

ドイツでは「個人で出来るジャーナリズム」的な流行りをしているらしくて。


日本には語るべきニッチで深いコンテンツが山ほどあるので、
各々に特化した番組があれば流行ると僕は確信してます。 

 

コンテンツ不足はポッドキャストに関してもいえることで、
日本語の配信者がもっと増えなければ"流行"とまで言えるには程遠いかもしれません。

最近はスマホアプリだけで配信できるようになったので、
音声配信に興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか? 

www.nejimakiblog.com

 

ノイズキャンセリング機能付きのAirPodsやソニーのイヤホンも普及し
騒音の中でもしっかり声を聞けるようになったので、

みんなもっとオーディオブックやポッドキャスト聞こうぜ!

 というブログ記事でした。

 

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