Title Dropsの分析
アカデミー賞のおかげか、映画の話題で持ちきりなので、
以前紹介したザ・プディング(pudding.cool)からの映画の記事を紹介。
映画の題と同じ言葉がセリフで使われることを「タイトル・ドロップ(Title Drops)」と呼ぶらしい。
映画の"タイトルと同じ単語"が登場した時間を視覚的にまとめたページがほんと面白い。
(これは実際に見てもらわないとわからないので時間ある方はこちらから)
例をあげると有名どころとしては、
『バックトゥザフューチャー』の中盤とラストのタイトルドロップ2回。
・"We are sending you back to the future!" (中盤)
・「どこへ?」「未来に戻るんだよ!」 (ラスト)
この記事は、タイトル ドロップに関する初めての広範な分析だそう。
1940 年から 2023 年までに公開された映画を調べてビジュアル化した貴重な資料。
・約 3 分の1の映画で、上映中に少なくとも 1 つのタイトルドロップがある
・映画『バービー』は今までで最もタイトルドロップが多く、一分間に2.34回、”Barbie”という言葉が出てくるんだそう。
・タイトルドロップはハリウッド映画だけのものではなく、世界的にみられる
・「伝記モノ」「音楽」「スポーツ」が3大タイトルドロップ多い映画ジャンル
・・・などなど色んなデータが公開されてます。
映画内に一度だけ登場するパターン(これが一番効果的なやつ)
"シングルドロップ"と呼ばれる、
映画の中で一度だけタイトルの言葉が登場する最も効果的なパターン。
映画をあげると、
『ダークナイト』『インターステラー』『ロード・オブ・ザ・リング: 二つの塔』『アメリカン・ヒストリー・X』などがそれにあたるそうで。
・・・確かに映画の映像が浮かんできそうなぐらい印象的なタイトルドロップばかり。
アメリカンヒストリーXが一番好きかも。
タイトルドロップで伏線回収するパターンはほんとに良い。
他にも、アマデウスがけっこう序盤の方でびっくりしたり、(サリエリの台詞だっけ?)
どのインフォグラフィックも面白いのでぜひとも。
ちなみにタイトルドロップに関する研究は以前からあるそうで、
また時間のある時に読んでみたい。
Title Drops in Movies | Datanaut
50 Greatest Movie Title-Drops | GamesRadar+
The Thirty Greatest Titular Lines in Movie History | The New Yorker
ビジュアル的なページが好きな方は、こちらもぜひ。
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