【プライムリーディング発表】
先日、アマゾンがプライム会員向けに本やマンガ、雑誌等が読み放題になるサービス「Prime Reading」を発表しました。
アマゾンプライム会員の方は、これにより、毎月厳選された電子書籍が読み放題となります。
プライム会員の方はおめでとうございます!、パチパチ、といいたいところですが、僕自身は有料のKindle Unlimitedに加入しているので、一言もの申したいと思います。
【Unlimited会員の気持ち】
月額を払ってキンドルアンリミテッド会員になっている方は、今回のアマゾンの発表に少しがっかりしたのではないでしょうか?
「せっかく月額払ってKindle Unlimitedに加入しているのに・・」と。
本が読み放題というのがあまりに衝撃的すぎて、今まで不満は全くありませんでした。しかし読める本が限られているとはいえ"プライム会員なら厳選された本が読み放題!"というサービスを見せられると、急に「損してるんじゃないか・・」という気持ちが押し寄せてきます。
まあ、これでKindleが普及してサービス向上に繋がれば、もちろん言うことはないんですが。笑
【次世代のキンドル端末はいつ?】
個人的には、プライムリーディング云々よりも、はやく新型キンドル端末を発表してほしいところ。
以前、僕はKindleの次世代モデルについての記事をいくつか書きましたが、
未だに新モデルの発表は一切ありませんね。。
大容量版の「Kindle Paperwhite マンガモデル」が発表されてからかなりの期間経ちますが、いったい、新型のキンドル端末はいつごろ発売されるのでしょうか。
【Amazonの狙い】
今回の発表から、アマゾンが何を狙っているのかを考えてみました。
現状、Kindleなどの電子書籍サービスが乗り越えなければならない大きな壁は、
「まずKindleを使用してもらう」という部分。
日本では、紙への信仰が強すぎて、電子書籍端末なんてそもそも触ってもらえません。
普通の本ならそのまま本自体を買えば本単体でで読めますからね。
今回のアマゾンの狙いとしては、
- Kindle/電子書籍の自体の認知向上
- どこでも何冊もダウンロードできる便利さに触れてもらう
- iPhoneやスマホユーザーの取り込み
- Prime会員を増やし、囲い込みをする
- Kindle端末の売り上げを伸ばす
大きく上記5点が挙げられるでしょう。
やはりメインはプライム会員の囲い込みなのでしょうが、アマゾンとしては、やはり日本での電子書籍業界を活性化させる意図ももちろんあると思います。
とりあえず電子書籍の便利さに触れてもらう、そこが今回プライムリーディングを発表したもう一つの意図ではないでしょうか。
今回は少しネガティブな記事を書いてみましたが、プライム会員の方にはこの機会にぜひKindleを利用してほしいですね。
日本でも、電子書籍の認知度が高まることを心から願っています。
※(追記:11/11):新型Kindle Oasisが発表されました!
Kindle Oasis (Newモデル) 8GB、Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
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