外国紙幣のあれこれ
新紙幣、とあるきっかけで手に入れたので、それに関連して、
お金に関するビジュアルストーリーテリングを紹介。
The Puddingというビジュアルエッセイメディアの
「Who's in Your Wallet?(誰が財布に入ってる?)」という海外記事。
世界各国の紙幣になった人物に焦点を当てた内容で、
なかなか見応えがあるのでぜひ。
(※2022年時点の記事で、日本の新紙幣については反映されていないのでご注意を)
印象に残ったポイントを箇条書きで。
- 紙幣に描かれている人物のほとんどは男性。 (約 8:2の割合)
- 書かれている人の職業は、作家が最も多く、その次が政治家。
- 作家は19%を占めるんだとか。
- 作家は19%を占めるんだとか。
- 紙幣に描かれる人が論争を巻き起こすこともしばしば。
- 物議を醸すのを避けるため、最近では人の肖像画ではなく、建築や動植物を描くことが増えているらしい
- 物議を醸すのを避けるため、最近では人の肖像画ではなく、建築や動植物を描くことが増えているらしい
- 最初に何かを成し遂げた人が紙幣になることが多い
(はじめてエベレストに登頂した人、初代銀行の総裁、初めてセルビア語の辞書を編んだ人etc...) - 男性だから高額紙幣、女性だから低額紙幣、というわけではない
この辺は意外とジャンダーバランス良い...のかな? - 1つ目の紙幣(千円札みたいなもの)に庶民に人気のある人物が使われることが多い
(まあ確かに福沢諭吉より夏目漱石の方が親しみあるもんね・・・『坊ちゃんん』とか) - 紙幣に自分の姿が写っているのをみた人物はわずか10人。
→ 96%は死後にお札になる - 韓国は高齢者がお札になることが多い(儒教の影響?)
- 死後最短期間でお札になったのは1年 (ex.ガルシア=マルケス)
などなど。
男女の内訳が見られたり、
その人がなにを成し遂げて"お札になった"のか?をみられたり。
・・・こういう記事を読むと、
樋口一葉の偉大さを改めて実感するなと。
日本文学で女性が評価されているのは、間違いなく樋口一葉の功績。
僕が小学校六年生の頃で、テスト勉強のために
「樋口一葉・にごりえ・たけくらべ」とブツブツ暗唱してたのをふと思い出したり。
(もう20年前なんだそう・・・)
・・・と話は飛びましたが、
視覚的に楽しい記事なので、ぜひ読んでみてください。
日本の新紙幣を見た感想
・・・ということで、今日手に入れたした新しいお札の話へ。
これ見るとみんな思うよね、「おもちゃみたい!」って。
一万円は早稲田大学の圧を感じて、正直まだあんまり好きになれないし、
正直前の鳳凰の方が10000倍かっこよかったと思うけれど、まあそのうち慣れるんだろうなと。
今回五千円札に載った女性は津田梅子。
・・・これは文句なしでしょう。
千円札は外国人受けも良さそうでわりかし好きかも。
デザインは賛否両論あるみたいだけれど、
ホログラムとか、植物の細かい部分を描写をみるとやっぱりかなり偽造対策が進化してるのが素人目にもわかるなと。
お札になるのは作家が多い、というデータからすると、
100年後は村上春樹さん、川上未映子さん、小川洋子さん、多和田葉子さんあたりがお札になっていたりるすのかも?
こういう意見もTwitter(X)で見かけたり。
新紙幣、
— HIGUMA (@Shiny_Azumarill) July 5, 2024
1000円札→マリオ
5000円札→キティ
10000円札→ピカチュウ
よく分からん偉人よりこっちの方が世界に誇れるし、日本円の価値爆上がりすると思う。
個人的にはキャラクターでも全然アリだと思う派。
大谷翔平とかは割とマジでありそうかも?
・・・といい感じにオチたのでそろそろこの辺で。