世界のねじを巻くブログ

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Berealを二年間使ってみた感想と、海外の良かった写真振り返り

ビーリールという写真系SNS

通知がきてから二分間に、外カメラと内カメラで今をリアルにを切り取る話題のSNS「BeReal」。

(※ちなみに「Bereal」の読み方は「ビーリアル」ではなく「ビーリール」だそう)


たまに使っていたのだけれど、
気づいたら2年ぐらいは経っていたので、軽く振り返りをしようかなと。

 

このアプリの本来の使い方としては、
”仲の良い友人や恋人と繋がって、よりプライベートな投稿を楽しむ"。
・・・のが本筋なんだろうけれど、

 

僕の使い方としては、
リアルの友人とはほぼ繋がらず、
「自分のライフログ」+「海外の何気ない日常をのぞき見する」用途
として使っていたり。

 

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海外の「あ、面白いな」というビーリールの瞬間を
スマホのメモに文字で記録してたのでブログに軽くまとめてみようかなと。

 

  • トラクターで麦を刈るフランス田舎町の男性
  • 鼻ピアスをつけ、ベッドに仰向けになるブラジル人女性
  • 『No Man's Sky』のゲームをプレイするイラク・バグダッドの男性
  • 鱔魚意麺を食べる台南の男性
  • 日焼けした背中を鏡で映すイラクの白人男性
  • 車のバンパーを開けたプエルトリコ男性
  • 車工場で外装をペイントするドイツ人
  • サッカーの試合を見るエジプト人
  • サッカーユニフォームを着てドライブをしているフランス人
  • 日本とほぼ変わらないような狭い一人暮らしの部屋の様子@台湾
  • サフランライスを準備するインド人
  • 淡いマリンブルーの紅海を移すエジプト人男性
  • 何やらエラーコードが映っているパソコン画面を前に、頭を抱えた様子のアメリ人エンジニア
  • 『SEKIRO』をプレイするアメリカ人
  • 論文かレポートらしきものが移るPCに指を立てているイギリス人
  • 某大手企業の工場内で、笑顔のドイツ人男性
  • 大聖堂前で写真を撮るロシアの若者二人

などなど。

しょーもないといえばしょーもないけれど、
こういうの眺めるの嫌いじゃなかったり。

 

国別のユーザーで見ると、
やっぱりアプリのお膝元であるフランスと、
アメリカ、ブラジル、インドあたりが多いイメージ。
中東での人気も意外と高かったり?

 

年齢層としては
10代後半の学生から20代中盤ぐらいの若者が多いイメージ。

 

(昔は投稿すれば世界中のユーザーの投稿画像を観られたのだけど、
最近は「友人の友人」までに限定されるのでワールドワイドな広がりは難しいかも)

 

 

感想・レビュー

軽く使ってみた感想を。

 

自撮り写真への抵抗がなくなった
→セルフィーを撮ることってまずないので、あまり自分自身の画像って残さなかったけれど、こういうアプリだとなにも意識せずに自然体の自分を記録できるので、
なんだかんだありかな、と思えるようになった。

 

外国人ユーザーの方が圧倒的に多い
→日本で静かなブーム、と言えどもあまり日本人ユーザーをみない気がする
実際まだ知名度も低いし、Berealに関する話題になったことがない。
リアルZ世代だとやっぱり流行っているのかな?

 

同じ属性の人と繋がると楽しい

→なんとなく見つけた虹色絵文字の人を何人がフォローしてみると、
「友達かも?」でまたゲイやLGBTQ+系の人がおすすめされるので
明らかにこの人ゲイだな、という海外のフォロワーが増えてくる。

”世界中の国の同性愛者の何気ない日常を覗き見できる”って意外とできない体験だと思うので、あっちの人のジムでの筋トレ風景とドヤ顔やごっつい筋肉を眺めてたりします。
ゆるりとクィアな繫がりというかなんというか。

 

一日数分で完結する楽しみ方ができる

→基本的には数秒でカメラを撮影してフォローしている人の写真をちらっとみる
だけなので、一日2分ぐらいで見終わるのがコンパクトでありがたい。

 

基本、通知されてきた時には投稿できないので、
「遅れて投稿」をすることが多い
→Berealのアプリを使う意味よ・・・

 

ただ、2年前はまだまだ新興アプリだったのに、
日本のニュースや流行語にもなるほ成長したのは流石だなと。

 

あとは、一年間の振り返り(Recap)が非常に優秀で、
こんな感じで走馬灯のように一年を振り返れるのが楽しかったり。
自分はこのライフログ的なのが好きなので、これのためにやってもいいぐらい。

 (※追記:今年のRecapは改悪されて微妙になりました・・・)

自分でも忘れかけているような風景と、そのときの自分の顔を記録してくれるので、
感情や体調をよみがえらせることができるのが良い。

 

Berealの仕様として、
同じタイムゾーン(アジア圏?)だと一斉に同じタイミングで通知が来るので、
学校の授業中に来るとみんな同時に写真を撮りだしたりするんだとか。

体験として優れているしそりゃ流行るわなぁ、とおっさんは思ったり。

 

Bereal、位置情報と風景画像+自撮り画像をシェアするので、
プライバシーとかどうなってんの?という感じもするのだけれど
まあその辺は自己責任ということで。

 

Berealは社会人だと自宅→職場の往復な人が多いので、
代り映えしない風景ばかり残るのがネックなのはあるけれど、
「Z世代の若者が使っているアプリなんて・・・」と切り捨てずに、
おっさんにも全然おすすめできるので、一度使ってみては?

 

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