【金沢一泊二日の旅】
一日目に次いで、金沢旅行二日目について書きたいと思います。
【金沢旅行二日目】
朝は長町武家屋敷跡をのんびり散歩。
「死ぬまでにやりたいことリスト100」に入っていた念願の「金沢21世紀美術館」へ。
遊園地のアトラクションばりに並んでいましたが、思ったよりチケットさばきが早く30分ほどで入館。
遂にあの有名なプールにご対面。美術館の中央に展示されています。
丁寧に手すりまで付いているところがにくいです。
プールの下からも見上げる事も出来ます。
『西京人—西京は西京ではない、ゆえに西京は西京である。』という展示。
北京でも東京でもソウルでもない架空の「西京」という国を作り上げていました。
ピーマンのメダル。
西京国の「哲学」の授業を写したビデオ。
なんと男性トイレの中にまで美術品の展示が。
トイレは誰もが必要とする浄化の場所。ピピロッティ・リストは、ここを神聖な場所と見立て、30センチ四方の祭壇を設け、中にクリスタルと美術館をモデルとしたオブジェを配しました。オブジェには飲食物が体内で血液、涙、内臓組織へと変化する様を賛美するような映像と、排泄物に対しての感謝の言葉が投影されています。天使のようなリストの歌声や水の音、鳥の声などをミックスした音楽と相俟って、鑑賞者はトイレという日常の場にいながら、神秘的な世界に身を置くこととなります。
はー。
美術館の上に設置されている『空を測る男』。哲学的です。
アスファルトの塊がゆっくりと溶ける様子を展示した現代アート。
6台の除湿機から水を集める展示。こういうの、わりかし好みです。
特に気に入ったのが、この『長枕のリング』という作品。
ネズミの死体を積んだ周りを、猫が乗った長枕がくるくると回り続けます。
大量死をも連想させる中央のネズミの積み重なりと猫の眠りという対象的なイメージの共存は、安息と恐怖、生と死の連鎖を示唆しながら、抑圧、暴力といった人間の存在の根源をも暗示する。されに、長枕が立てるぎこちない音は、我々を意識の奥へと誘いこむ。 展示解説より
・・・現代アートは理解しようとせず、感じることが大切です。
鈴木大拙館へ。
仏教の思想を体現した建築。心が洗われるようでした。
液晶テレビのCMにも出てきそうな程洗練されていました。
外国からのお客さんも多かったです。
鈴木大拙は『禅とは何か』の著作で禅の思想を海外に知らしめた偉大なる仏教学者です。「無心」等武道にも通じる部分があったり、ちょっと一冊読んでみようかと思いまます。
美術館近くの「金沢ななほしカレー」へ。
どうやら有名なとこらしく、食べ終わった頃には行列が出来上がっていました。
モッツァレラチーズとスパイスがたまりません。
さらに歩いて地下喫茶店の金箔抹茶パフェを食べて休憩。
金沢駅前の5:15分を表示する水時計。
この後ご飯を食べ、サンダーバードで帰宅しました。
【北陸新幹線で観光】
北陸新幹線もオープンしたので、関東の方も関西の方もぜひ金沢へ行ってみてはいかがでしょうか?
今回ゆっくりしたかったので一泊二日でプランを組みましたが、
早朝から出発すれば、泊まることなく大きな見どころは制覇出来るかと思います。
やりたいことリストの「21世紀美術館に行く」を達成しました!!
金沢旅行1日目の記事も合わせてどうぞ。
直島旅行にも行ってきました。
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」
ポッドキャストはじめました。世界一周旅行についても語ってます。
「こいつどんな声しとんねん!」と思った方はぜひ聴いてみてください。
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