【Brian Enoのアンビエント最新作】
2017/1/1のお正月に発売したブライアンイーノの新作『Reflection』。
1月1日の発売日に入手して聞こうかと思っていたのですが、なんだかんだで手に入らず、数日後にようやく入手。本を読んだりしながら何度も聴けたので、軽く感想を書きたいと思います。
いつもどおり「アルバム全曲レビュー」としたいところなのですが、54分のトラックが1曲収められているので、「全曲」というタイトルはちと苦しいです。
【リフレクションの感想】
まず『Reflection』というタイトル。熟考・内省あたりの訳が適当でしょうか。
今作は「考える行為に最適な環境を作るため」の音楽ということで、まさに文章を書いたり本を読んだりするときに最適な音楽となっております。
そういやミスチルの最新作も『Reflection』(反射・反響)というタイトルでしたね。
軽く感想を書きたいと思います。
- シチュエーションを選ばず聴ける
本作は部屋の中で本を読みながら、通勤の途中にうとうとしながら、ブログを書きながら等あらゆる場面で聞ける静かなアンビエント音楽です。
前作『The Ship』は戦争やタイタニック号の沈没という明確なテーマがあり、何度も聴くにはちと重たい作品でしたが、今作は何度でも「聞き流せる」音楽になっております。 - 派手な音・不快な音がなく安心して聴ける
アンビエントの名盤として知られるエイフェックス・ツインの『Selected Ambient Works 85-92』ですが、ドラムが激しかったり一部の曲が聞き流すには少し派手な曲がいくつか見られます。
その点、ブライアンイーノの『Music for Airports』は聞き流す用途には完璧な作品と言えるでしょう。
音に関して書くと、シンセサイザーや優しい電子音が織り交ざる中に、ときたま鳥の鳴き声のような音がかすかに聞こえたりします。暖かみのある空間的な音がたまりません。
音作りは『Music for Airports』『アポロ』あたりのアルバムに近いといえるでしょう。
往年のファンも、初めての方も安心して聴けるアルバムです。
【アルバム外装・内装】
内装はこんな感じ。
ブライアンイーノの音楽には学生時代からお世話になってきたので、国内盤を購入。
場所を選ばず聴けるので、死ぬまでお世話になりそうです。
Reflection [輸入盤CD] (WARPCD280)_396
- アーティスト: Brian Eno,ブライアン・イーノ
- 出版社/メーカー: Warp Records
- 発売日: 2017/01/01
- メディア: CD
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