【本の温かみの正体】
今までキンドルなどの電子書籍を試したことがない人がいう理由として、
「紙の本には電子書籍では味わえない温もりがある」という点を挙げる方がいます。
この"ぬくもり"や"あたたかみ"って一体なんでしょうか?
紙の本にはあって、電子書籍にはないものについてちょっと書いてみました。
【KindleやKoboにない読書体験】
たしかに現在の技術では、電子書籍が"書籍"たる部分はあくまで
「視覚」の部分のみ。
つまり「紙のようにみえるディスプレイ」という一点のみです。
紙の本は視覚以外にも
・「触覚」:表紙を開けるときのわくわく感。本のページを折る気持ちよさ。
・「聴覚」:めくる時の紙の擦れる音
・「嗅覚」:インクの香り。(本を買ったら、まず匂いをたしかめる人は僕だけじゃないはず。)
・「味覚」: ・・・さすがに味覚はありませんね笑
こういったものが結びついて、"読書体験"なるものをつくり出しているのだと思います。
と考えると、やっぱり電子書籍端末はまだそこに追いつけてない感じはしますね。
【どこまで紙に近づけるべきか】
僕自身、紙の書籍もよく買いますし、
紙媒体の良さ・温かみも十分に理解しているつもりです。
ですが、あまりに電子書籍端末を食わず嫌いな人が多い気がしたので、
今回ちょっとしたネタ記事を書いてみました。
においや手触りがないから、
といって電子書籍を試さない理由にはならないと思います。
他に電子書籍にしかないメリットなんて山ほどあるかと。
特に
・オンラインにお気に入りの文章を保存できる
・暗闇でも本が読める
・すぐに本が買える
・何千冊も持ち歩ける
これだけでも相当なメリットがあるかと。
まあそれでもほとんどの方はKindleを買わないので、
電子書籍だからこそできる方向で訴求するしかないのかなぁ~と思ったり。
- デジタルで絵が動く書籍(ハリー・ポッター的な)
- 場面に応じて匂いを発生する電子書籍端末
- 口に含んだガムがその場面の料理の味を再現してくれる
- シーンに応じて振動する
- 読んだ場所により、GPSと同期し登場するスポットの固有名詞が変更
ぐらいしか思いつきませんが、まだまだ可能性はありそうですね。
苦手な方もぜひ令和初の秋の日に、
電子書籍に挑戦してみてはいかがでしょうか?
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