【Maroon5が今年出演】
ついに待ちにまったアメリカン・フットボール最大の祭典スーパーボウル 2017がアメリカ現地時間の2月5日開催開催されます。
ハーフタイムショー(Halftime show)とは、アメフトなど試合時間が前後半に区切られるスポーツの試合における前半終了後の休憩時間に行われるショーのことです。
日本では馴染みが低いスーパーボウルですが、アメリカでは年間視聴率No.1を毎年記録し続けているほどの人気。
全米が最も注目するイベントといえるでしょう。
例えるならば、紅白の大トリのアメリカ規模Ver.といった感じでしょうか。
今年2017年のハーフタイムショーのパフォーマンスを務めるのはあのLady Gaga(レディーガガ)。
2018年は、ジャスティン・ティンバーレイク。
※追記: 2019年はマルーン5のパフォーマンス。
最新技術を使って何をするのか非常に楽しみです。
せっかくなので、歴代ハーフタイムショーのおすすめの場面を紹介したいと思います。
【Super Bowl Halftime Show 歴代ベスト】
ポールマッカートニー 2009年
ビートルズのベーシストであるPaul MacCartneyのパフォーマンス。
のっけから「Drive My Car」~「Get Back」とThe Beatlesの曲を続けてプレイし、そこから怒涛の「007 死ぬのは奴らだ」に続けます。ド派手な特効は見もの。
ラストは観客全員で「ヘイ・ジュード」の大合唱。見るだけで心が暖まります。
マイケル・ジャクソン 1993年
おそらくご存知の方も多いであろう、マイケルの「直立」パフォーマンス。
塔の上に出現すると見せかけ、
ステージの上にマイケルが直立不動で出現します。
これだけで数十人が気絶したという話も。
「Billie Jean」や「Black or White」等Micheal Jacksonの代表曲をお腹一杯味わうことができます。
「We Are The World」と「Heal The World」の流れがちょっと重たいです。
Madonna 2012年
未だにクイーン・オブ・ポップの名を背負う、世界のマドンナ演出。
とにかく衣装やステージセットが派手です。
OPの「Vogue」は今聞いても古さを全く感じません。
ラストの「Like A Prayer」も感動的ですね、
途中の曲でコラボしたMIAが中指を立て、大問題になった回でもあります。
The Who 2010年
イギリスではビートルズやストーンズとも肩を並べるほどのロックバンド、ザフーのパフォーマンス。
冒頭から「ピンボールの魔術師」~「ババ・オライリー」~「Who Are You」等短いスパンで代表曲をどんどん披露していきます。
ステージの演出が本当にユニークで、
4:50~辺りからフーのロゴが曲に合わせてグルグル回るの所など、
ファンには堪らないです。
ラストはやっぱり「無法の世界」。ドラムソロもかっこよし。
ちなみにドラマーは、ビートルズのリンゴの息子であるザック・スターキー。
ドラムの裏がザ・フーのロゴカラーになっているところもニクいです。
そういえば、ロンドン五輪の閉会式ラストもザ・フーが務めていましたね。
「ザ・フーって誰?」という方も必見の動画。
コールドプレイ&ブルーノマーズ&ビヨンセ
開催50回記念ということで、コールドプレイ・ブルーノマーズ・ビヨンセという3つのグループが出演。
見どころは5:30~の「Clocks」に乗せ、歴代ハーフタイムショーを振り返る場面でしょう。ブルーノマーズの「Uptown Funk」も見逃せません。
また、この回はアメリカの同性婚が認められた年の次のスーパーボウルということもあり,ラストはLGBTを象徴する虹色で「LOVE」の文字が描かれました。(8:08辺り~)
Prince 2007年
去年死去したプリンスですが、スーパーボウルのハーフタイムショーでもこれでもか、と言わんばかりの名演奏を披露しています。
クイーンやボブディランのカバー、それからプリンス自身の代表曲が12分に詰めこまれています。
ラストはもちろん「パープルレイン」。奇跡の紫の雨の中のパフォーマンス。
天候さえも味方に付けてしまう殿下です。後半のギターソロはやはり良いですね。
何度見ても楽しめます。なんというか、華がありますねこの人は。
U2 2002年
9.11の同時多発テロの傷も癒えないアメリカに、大きな希望を与えたU2の名パフォーマンスがこちら。
冒頭は「Beautiful Day」で客席を歩きながら登場し、キング牧師を追悼する「MLK」という曲からU2の代表曲である「約束の地(Where The Streets Haev No Name)」を演奏します。
なんとそこでU2はスタジアム内にワールド・トレード・センタービルを再現。
そこには救助で犠牲になったNYの警官や消防士の名前が映し出され、天へ昇っていきます。10:16~辺りではWTCを模したスクリーンが崩れ、テロを思い起こさせます。
一歩間違えればアメリカ中からの批判を免れないような演出ですが、そこでU2は圧倒的なパフォーマンスを魅せつけます。
ラストは星条旗を縫い付けたジャケットをひっくり返し、観客は大盛り上がり。
U2が未だに世界に影響を与え続ける理由がわかるパフォーマンスです。
【マルーン5の演出は?】
「これぞエンターテイメント!」と言わせてくれるような必見のパフォーマンスばかり。あのローリング・ストーンズやブルース・スプリングスティーンさえベスト7に選べませんでした。
2017年のSuper Bowl Halftime ShowのパフォーマンスはあのLady Gaga。
トランプ大統領に抗議活動も行ったレディーガガですが、どんな演出を見せてくれるのでしょうか。
ちなみにパフォーマンスの練習の動画を見ると「Bad Romance」を踊っているシーンが見られるのでこの曲はやる可能性大です。
新曲の「Perfect Illusion(パーフェクト・イリュージョン)」も披露するはずです。
また、トランプ大統領の政策で立場が危うくなってきたマイノリティーのため、「Born This Way」は演奏されるのではないかと個人的な予想。
100機ほどのドローンを使用するやら、宙吊りパフォーマンスで空を飛ぶなど、色んな噂が飛び交いますが、真偽はどうなんでしょうか。
ぜひ日本時間の2/6に、あなたの目で確かめてみてください。
※追記(2/6):Youtubeでガガ様のHalftime Showが公開されています。
「ゴッド・ブレス・アメリカ」から代表曲のメドレーでなんと7曲も演奏。
演奏曲(セットリスト)はこちら。
- God Bless America / This Land Is Your Land
- Poker Face
- Born This Way
- Telephone
- Just Dance
- Million Reasons
- Bad Romance
噂通りオープニングはドローンを使って空にアメリカ国旗が描かれました。
「Telephone」を演奏したのが個人的に驚き。
レディーガガにしては大人しめの衣装ですかね笑
歌唱力は流石で、最高のパフォーマンスでした。
※(追記:2017/10/11): 2018年はJay-Zとジャスティン・ティンバーレイク。
※追記(2019.1.30): 2019年のハーフタイム・ショーはあのマルーン5(Maroon5)。
ナイキで話題になったラッパーのトラヴィススコットも共演するとのこと。
記者会見ドタキャンやらボイコットやらいろいろありますが、
無事終えてほしいものです。
個人的には代表曲「Moves Like Jagger」「Makes Me Wonder」辺りは演奏してほしいですね。
歴代オリンピック開会式の名場面集もどうぞ。
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※(2020.1.5 追記): 2020年はラテン系シンガーのジェニファー・ロペスとシャキーラに決定。日本人に馴染みが少ない気がするので僕もちょっと予習しておきます。