Sidi Kaoukiの海
どうも、世界のねじを巻くブログのねじまき(@nejimakiblog)です。
今回も世界一周旅行の思い出について軽く書いてみます。
モロッコを代表する観光都市マラケシュから数時間バスで行ける
シディ・カウキという町について。
モロッコの海やビーチといえば、
リゾート感のあるエッサウィラが有名なのですが、
お金もない一人旅行をしていた僕には金銭的に厳しいため、
シディカウキに行くことに。
今週のお題「海」
エッサウィラから数時間
先ほど書いたように、
エッサウィラはモロッコ屈指の富裕層向けビーチなので、
お金持ちそうな白人がたくさん。
またEssaouiraは、ヒッピーカルチャーで有名な町であり、
ジミヘンドリックスやビートルズも目指した場所。
そのエッサウィラからシディカウキは、
ローカルバスで30分ほどの場所にあります。
降りたときは、かなりの僻地感があり、
小さな海の家が数軒あるのみ。
夜遅くについたのでちょっと不安なぐらい真っ暗でした。
本物のサーフィン好きなサーファーが集まる町、という感じ。
スイスからわざわざこの地を求めてきたイケメンサーファーと
少し離れた場所に住む現地人の「小さな小屋」に無料で数日間泊めてもらうことに。
少し離れた小屋なので、電気も水道もありません。
水を井戸から汲んだり、
太陽光の小さな照明のみで生活したり、
月食は見られるし、
犬の子どもは生まれるしで、
それはもうカルチャーショックの連続。
僕はフランス語もアラビア語もほとんど話せないので苦戦しましたが、
ほんとにいいご主人でした。
この付近に野良犬の集団(ざっとみて50匹ほど!)がいて、近くに餌場が。
ものすごい勢いで吠えてくるので、犬好きの僕も
ビビりながら走り去ったのもいい思い出。
周りに家が見当たらないので誰もいないのかと思いきや、
少し離れた別の現地人の小屋に住み込みのプロサーファーが何人か。
みんな考えることは同じなんですね。
たき火でコトコト煮て作られたタジン鍋やミントティーを囲んで
ちょっとしたパーティーをしたり。
タジン鍋はレストランごと、個人ごとに味が違うので、
食べる度に新たな発見があります。
どのタジンも旨かったのですが、このタジン鍋はすごく記憶に残ってますね。
ジャガイモや豆などシンプルな食材のみなのに、どうしてあそこまでうまく作れるのか・・。
あまりいい写真は撮れてないですが、ほんっとにいい町でした。
スローライフという意味では世界一周旅行で屈指のスポットだったかな、と。
無料で宿泊させて頂いた小屋には電気がなかったですが、
海の家にはWi-Fiや電源が十分にあるので、インターネットに困ることはありません。
季節的には夏ではなかったのですが、
それでも海は冷たすぎず、初心者でも十分にサーフィンや海水浴を楽しめる気候でした。
波も高すぎず低すぎずで、はじめての方にもおすすめのサーフィンスポットかと。
海外でサーフィンデビューしたド素人の僕でも十分に楽しめました。
まったく初めてだったので、
コーチを2時間レンタルし、レクチャーを受け、
運良く1時間ほどで、波の上で立つことができました。
瞬間の波との一体感といったら!!
その後はボードだけレンタルして一人で散々沈んだり乗ったりを繰り返してました。
天気も3日間晴れ。雨も少ないようなので、その辺の心配も不要です。
シディカオウキーやエッサウィラは
マラケシュから数時間で行けるので、
日数的に余裕のある方は日帰り旅行や一泊二日旅行としておすすめです!
ポッドキャストでサーフィンをした感想についても話してます。