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『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』を観た感想

映画館への愛が溢れる作品

スコットランドのドキュメンタリー監督マーク・カズンズが、
過去の映画を紐解く『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』

まさに”映画のベスト盤”って感じで、いろんな映画のユニークな部分を、
映像とともに紹介してくれます。

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行感想

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感想・レビュー

一見、映画マニア向けのかと思いきや、

『ジョーカー』はじめ『ブックスマート』『デッドプール』『マッドマックス怒りのデスロード』『2001年宇宙の旅』『アス』『ブラックパンサー』『パラサイト』『万引き家族』
などなど、
シネフィルじゃない一般人でも知っている有名どころの作品もでてくる安心設計。

どれもインパクトあるユニークな作品ばかりなので、
退屈する暇がなかったな~と。

 

下記、個人的に印象に残った・見たいなと思った映画を10個ほど。

 

・『光の墓』

タイ映画。あの『ブンミおじさんの森』の監督の作品だそう。

 

・『プティ・カンカン』

フランスのコメディ映画。
予告を観た感じ、『ローマの休日』っぽく動作だけでもかなり楽しめそうな映画。

 

 

・『ベイビードライバー』

街のリズムと音楽の融合が絶対好きなやつ。

 

・『銃弾の饗宴』


 

・『アクトオブキリング』

そんな映画アリかよ!?って言いたくなる作品。
これはフルで見てみたいなと。

 

・『I Am Not A Witch』

映像だけでも衝撃。

 

・『イット・フォローズ』

右回転のカメラがえぐい。

 

 

・『貝殻と僧侶』

こういうサイケでシュールレな映像作品、個人的にはけっこう好き。

 

・『幸福なラザロ』

これネットでも話題になってた気がするので、近いうちにみたいなと。

 

  • 『アイリッシュマン』、若返り技術にそんな手間かけてたのに驚き
  • 『白雪姫』があの時代なのにキャプチャーモーションだったのにびっくり
  • 『マッドマックス怒りのデスロード』のモノクロ版も数分流れたけどカラーとはまた違う魅力があって映画館でみとけばよかったなと
  • 不倫を描いた『象は静かに座っている』も数分のクリップだけで衝撃。
  • 『鳥類学者』キリスト教の狂信者な中国人に西洋人が・・・というのが面白そう

 

監督の語り口が淡々としつつも、
映画への愛が隠せない感じのがよかったなと。

 

アップリンク京都で観たんですが、
Webマガジン「オリーブ」のZine(ジン)がこの映画にでてくる料理を特集していて、
無料でもらえたのですがこれもなかなか◎。

映画のなかの、あのごはん ー『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』 からみる映画の食卓 | OLIVE

 

こういう映画の映像特集、みたいなのって、
マニアックな古典映画ばかりになったりしがちなんですが、
現代の若者向け映画もしっかり紹介されていてふつーに楽しめるかと。

上映時間は2時間40分という長さでしたが、
日曜の夜ということもあって
ずっと見ていたいような、現実逃避にはぴったりの作品でした。

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