図書室で電子書籍貸出
岡崎にある京都府立図書館ではじまった、
「電子書籍貸出サービス」をさっそく利用してみました。
一度現地で会員登録さえすれば、
京都府民なら誰でも電子書籍をレンタル利用できるようになります。
・・・実際やってみたところ、登録手続き自体はわずか10~20分ほどで完了。
その後は本会員登録登録をオンラインですると、
電子本をレンタルできるようになります。
あくまで参考に、
ラインナップをざっと眺めて個人的な趣向で読みたいなと思ったのを
ざっとあげてみます。
(リンク張るのめんどくさくなったので、下記からタイトルのみです・・)
・ネット炎上の研究
・俗語百科事典
・100人の作家で知る ラテンアメリカ文学ガイドブック
・私小説の技法 増補改訂
・ダンス・クラシックス・ディスク・ガイド
・コミュニティの幸福論
・基礎から学ぶスポーツの心理学
・ロゴのつくりかたアイデア帖
・西洋の自死
・食と文化の世界地図
・日本SF誕生
・チリを知るための60章
・ラジオのお仕事
・国語辞典を食べ歩く
などなど、以前から気になっていた本もあったり。
「3000冊は少ないかな…」と思ってましたが、
なんだかんだよさげな本がたくさんあるのでしばらくは楽しめそう。
ジャンルも幅広く、
硬い本から小説、評論、ビジネス本、図鑑まで揃ってます。
Kindle Unlimitedにない本、購入すると高額な書籍もたくさんあるので、
これは助かるなと。
※ちなみに注意点として、
一度に読めるのは一冊まで。
なのでマルチタスクで何冊も同時に、という使い方は不可。
システムとしては、紀伊國屋書店のサービス
電子図書館「KinoDen」を利用しているのだそう。
使い方としては、
京都府立図書館にログインして、
ブラウザーで閲覧するという感じ。
さくさく読めて動作も軽快。
全画面表示・音声読み上げなども可能です。
難点として、
読んだページは同期されず、
閲覧開始すると、以前読んだ本も表紙から表示されるので、
ページ数を覚えておかないとまともに継続して読めません。
あと、端末にダウンロードは基本できないと考えた方がいいかも。
(間違ってたらすみません)
追記: 一部書籍で印刷やPDFのダウンロードが可能なようです。
オーディオブックも聴ける
新サービスとして、一応オーディオブックも聴けるようになったのですが、
個人的には少しがっかりな仕様。
検索性がいまいちで、
倍速再生はできるけど、
再生した場所が記憶されないので、
再度聞き返しにくいという。
正直なところ、
これならポッドキャストかAudibleか聴くかなぁとなってしまう感じ。
でも無料で聴けるなら文句はいえないですよね~
これから徐々に改善されるのを期待してます。
ざっくり感想としてはだいたいこんな感じで。
京都は意外と前衛的な仕組みを導入していたりするので、
ええどすよね。
他の都道府県でいうと、
北海道では、特に小学生に活用されているというニュースをみてなるほどなと。
京都市立図書館は子供の頃から毎週のようにあちこち利用させてもらってますが、
恥ずかしながら岡崎の京都府立図書館は初めて訪れました。
スペースや机も広く、
お客さんもそれほど多くなく、
新旧あらゆる本が揃う天国のような場所なので、
休日に丸一日籠ってみようかと思います。
実は日本最古の公立図書館だったりもするそうで建築をみるとなるほどなと。
こうなると京都府相楽郡精華町にある国立国会図書館も気になるけど遠いんだよなぁ。
電子書籍レンタルの詳細はこちらからご覧ください。
令和4(2022)年4月30日から、電子書籍・オーディオブックサービスを開始します。 | 京都府立図書館
利用できる方・京都府内に在住又は府内に通学・通勤されている方のうち、当館の図書館カードをお持ちでマイページに登録をされている方。
KindleやAudibleに負けずに頑張ってほしいところ。
ラインナップが増えれば、ほんとに良いサービスになりそう。
「好評につきサービス終了」なんてことになったら困るので、京都の読書家はぜひ。
※京都市立図書館もリニューアル後に電子書籍サービスをするという噂も。
これは期待してます。