Joe Rogan×BonoのPodcast対談
あのU2のボノと、ポッドキャストの帝王ジョーローガンが、
まさかのコラボをしていたので軽いまとめや感想を書いてみようかなと。
(ほぼ一か月前のエピソードだけど興味ある方もいると思うので)
ちなみに対談の様子はYoutube・Spotifyで見れます。
(※"いつも通り" 3時間という長尺のポッドキャスト)
・Joe Rogan Experience #2330 - Bono
Joe Roganって誰やねんという方はこちらより。
トークの内容
インタビューで印象に残った部分を箇条書き+コメントで。
・序盤は 著書『Surrender』やドキュメンタリーに絡めて、ダブリンでの若い頃の話
・ユーモアについて
・パティ・スミスの話
・リアルな音楽について
・ジョニー・キャッシュとの思い出
Joe Rogan、ジョニー・キャッシュ好きなんだなあと。
あと「フランクシナトラ」と犬に名付けるほどシナトラ好きらしい
(ちなみに「マーシャル」というエミネムから拝借した名前の犬もいるらしい)
・My Way オリジナルバージョン の裏話
・「With Or Without You」とのつながり
・スーパーボウルハーフタイムショーでの裏話。
冒頭の「Beautiful Day」でイヤーモニターが観衆に押された拍子に外れかけ、かなり焦ったらしい
・24才のときボブディランとステージにあがって風に吹かれてを歌った時の話
・いじめは嫌いなジョーローガン
・キリスト教について、悪魔の存在について
・マジックマッシュルームを摂取しながら、友達と寝転びU2の「In Gods Country」を聴いてピークに達し、ユニークな体験をした話 by Joe Rogan
・ゼレンスキーがコメディアン出身であることについて
・トランプ大統領について
「誰も言わないジョークを言えるかもしれないが、彼には冗談が通じないかもしれない」 by Bono
・コメディアンは空気が読める
・ライブコンサートと宗教体験の共通点
・Ordinary Love のThe Tonight Showでの演奏が、ジョーローガンの最近のお気に入りのU2のパフォーマンスだそう。
・U2 - Ordinary Love (Live on The Tonight Show)
冒頭はちょっとボノが音を外していてあれ?となるけれど、
後半バンドの演奏が入ってきてからの盛り上がりはやっぱりすごい。
隣でウィル・スミスもノリノリで聞いているし、最後のクエストラブへのトリビュートも巧い!
U2知らない方にもぜひ見てほしいな。
・Deep Listening is Active surrender.
「深く聴くことは、能動的な降参である」 というボノの言葉もよい。
・ブルース・スプリングスティーンから、テレビには気をつけろ、引きずりおとされるからなと忠告され一時期テレビ出演をさけていたらしい
・ジョー・ローガン自身のコメディ感について
ロビンウィリアムズやトミー・ティルネン を見て育ったらしい。
・格闘技よりコメディの舞台に立つほうが怖い
格闘技においては、性格、パーソナリティーはどうでもいい世界。
強ければそれでいい。
でも、コメディはそうじゃない。
・Bonoによる製作中の新作アルバム(!)についてのコメント
「未来のサウンド」「ワイルドギターミュージック」
と言っていてすごく楽しみ。
「ブルースは必要ない、今ブルース(悲しい、危険な)の時代にいるだから」
・「次の時代がベストだ、という希望を失いたくない」 by ボノ
うん、いい言葉。
・ボノがジョンレノンと出会ったときの話も面白かった
・ジョーローガンによる宮本武蔵の言葉の引用
「道を広くしれば、物毎に出あう」
(一度マスターすれば、どんな場面にもその法則を見出すことができるの意)
のタトゥーにも入れているらしい
格闘技・武道好きなこともあって、熱く語るジョーローガン
2:51:25 最後にぶっ込むボノ
・ジョーローガンがトランプ支持なのはわかっていながら、
「I don't like him.」とはっきりいうボノ。「We need America.」
このあたりでトランプ大統領を腐したこともあって、Bonoがジョーローガンファンからかなり叩かれてSpotify上でのコメントもひどいことになってたり。
(※ひとこと補足しておくと、
Joe Roganはもともとバーニー・サンダース支持者で、みんなが思うほど”極右”ではなかったりするし、反ワクチンでもないのでその辺は誤解されている)
とだいたいそんな感じ。
時間順にまとめてみたので、興味のあるトピックがあればザッピングして聞いてみてください。
いろんな意味で"誤解されやすい二人"が3時間腹を割って話しているのはとても面白かったし、はじめての人にもなぜ人気なのかがわかるはず。
最近あまりジョーローガン聞けてないけれど、
ここ数年のJoe Rogan Podcastの中でもかなり当たりのほうだと思う。
U2ファンの方はぜひとも。