世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

アンディ・ウィアーのインタビューを聞いた感想@NewYork Times

プロジェクトヘイルメアリーから新作まで

ニューヨークタイムズによる本のポッドキャスト番組「The Book Review」にて、
火星の人』や『プロジェクト・ヘイルメアリー』の作者であるアンディーウィアーがインタビューされていたのでさっそく聞いてみました。

 

・Andy Weir on Writing the Hit Book Behind the Movie 'Project Hail Mary'
| The Book Review

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レビュー・感想

40分近くあるインタビューですが、
アンディ・ウィアーのユーモアとGilbert Cruzさんの軽快な司会のおかげでスッと聞ける対談だったかなと。

プロジェクト・ヘイルメアリーや過去作について

・ミステリーからはじめたかった

・自分っぽくないキャラクターにした
『アルテミス』までは自分みたいな性格のキャラクターだった。

・『アルテミス』あまり好まれない感じにしてしまったのが反省点


・アマゾンレビューも全部読んで参考にしているらしい()

・女性の書き方に不満が多かった
・嫌われるキャラクターをかくのが苦手らしい

・24年のプログラマーとしてのキャリア

・コーダーとライターの違い (チームかソロか)

 

・『火星の人』を書いていたときは、
フルタイムで働き、シングルで彼女も子供もいなかった。
→作家になりたいなら"完全な負け犬になってた執筆に当てろ"と読者からの質問に答えていて面白かった。

 

・なるべく現実の科学に近づけるようにしている。
→また新しい嘘をつかなくてよくなるようにするため


・ただ、ブロではないので
スプレッドシートに答えられるように理論をまとめている

・生い立ちについて
→ 両親は離婚している


・若いときに父の若者向けSFコレクションを読んだ影響が大きい

 

・ロバート・A・ハインラインや、アーサー・C・クラークの作品などを、
カバーやタイトルで選んで読んでた。

・当時のSFは"未来は明るい"という楽観的なものが多かった


・それに比べて、今のSci-Fiは"グルーミーでミザリーなもの"になってしまった
ソイレントグリーン』みたいな、と茶化すアンディさん。


・悲観的なSFはあまり見てないない
「これが本当に人類のピークなのか?」と思ってしまうから。


・以前「The Book Review」のポッドキャスト番組の対談で、
ギレルモ・デル・トロ監督が『火星の人』や『プロジェクト・ヘイルメアリー』について話していたことに触れて。

→ 孤独な子供時代の体験からの影響が大きい。
友達はいたけど、"誰のベストフレンドでもなかった"というような子供時代を送ったとのこと。

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映画化について

前回の『オデッセイ』は楽しむ側として見ていたが、
今回の映画版『ヘイルメアリー』は積極的にプロデューサーとして参加した。

 

・54回読んだという読者からの質問「次に読むSF本のおすすめは?」

ブレイク・クラウチの『Recursion』を挙げていた。


・ロッキーの姿について

→ビジュアル的なイマジネーションはなかった

どんな姿?と聞かれ「わかんない」と。

映画で、ロッキーに使う予定の人形を見たとき、
ようやく「そうだ、これがロッキーだ」と思ったらしい(笑)

 

・『ドクター・フー』も好きらしい


・次回作は、スタンドアローンの(単独の)新たなSFを書こうと思っているとのこと。

 

・最近読んだ本は『パラドックスインク』(Forrest Brazeal作)まだ未発売。

・火星に持っていくとしたら、どの3冊の本を選ぶか?

われはロボット / アシモフ

ルナ・ゲートの彼方 / ハインライン

宇宙のランデヴー / アーサー・クラーク

・誰も知らないようなSF本のおすすめは?

『The Werewolf Principle』 クリフォード・シマック著。
子供の頃夢中になって読んだ本らしい。

 

という感じで楽しいインタビューでした。

映画、僕も公開してすぐ見に行きましたが、
原作リスペクトした
(まあ作者本人もプロデューサーとして参加しているから当然ですが)

『1984年』ネタや『未知との遭遇』『ET』など細かいSFがあれこれちりばめられていて最高でした。

個人的には買い物シーンで『Patapata』が流れてきたのと、ハリースタイルズの曲のカラオケシーンがグッときましたね~

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・・・とオチもないけどこの辺で。

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『ENO』ブライアン・イーノの映画をみた感想@箕面

Brian Enoのドキュメンタリー映画

少し前の話だけれど、ようやくブライアンイーノの映画『ENO』を大阪の箕面キューズモールにある109シネマズでみてきました。

クリエイティブとは?という問い、U2やデヴィッド・ボウイの映像まで見れて大満足。

ブライアン・イーノ ジェネラティブ・ドキュメンタリー映画『Eno』|予告編

音楽、そしてアートにおける「革新」の概念そのものを体現し続けてきた伝説のアーティスト、ブライアン・イーノ。ミュージシャン、プロデューサー、ヴィジュアル・アーティスト、そして活動家、そのすべてにおいて時代の先を走り続け、50年以上にわたり明確なビジョンを提示してきた唯一無二の存在。そんなイーノの真髄に迫る、世界初・完全ジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画『Eno』が日本上陸。ギャリー・ハストウィット監督による本作『Eno』は、ブライアン・イーノへの長時間のインタビュー、そして500時間を超える貴重なアーカイブ映像を組み合わせ、アーティストのブレンダン・ドーズと共同開発した自動生成システム「Brain One(ブライアン・イーノのアナグラム)」を導入。観るたびに構成や内容が変化する映画の常識を覆す全く新しい体験を実現。 (公式サイトより)

日本語字幕への翻訳はすべてビーター・バラカンさんのもの。

内容的に、「ブライアンイーノって誰?」というイーノ初心者でも十分楽しめる内容。


ちなみに Peter Barakanさんによると、
イーノは今までドキュメンタリーはすべて断っていたらしい
(→音楽ドキュメンタリーというものが嫌いだったから)

「毎回見る度に映像が変化する」という仕組みなので、
(理論的には52京バージョンあるらしい)
あの回と同じ映像をみたのはあの映画館にいた人のみ、という不思議な感覚。

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レビュー・感想

ということで、僕がみた回の映像についてあれこれ備忘録を書いていきます。

そういえば109シネマ箕面は、マット・デイモン主演の『オデッセイ』をIMAXでみたのが最後かな~。(もうほぼ10年前なのが怖い)

究極の劇場音響体験を実現する「SAION」とやらでの上映で音質はすごくよかった。

『ENO』ブライアン・イーノの映画をみた感想@箕面

ここから箇条書きでばーっと書いていきます。

・映像がなんといったらいいかわからないけどジェネラティブな生成されている感じの演出が面白い

・DAWをいじるイーノさんの姿。立ったまま6時間作業することもあるんだとか。

・ブライアンイーノのプロデュースの姿勢は、「随時介入する」というやりかた
本人は楽器がそんなに得意ではないし、雰囲気をつくる役割。

・庭いじりをしながら語る

「複雑さが単純さから生まれる」という概念の重要さを説く。

・どんな場面でも「何かを植えよう」と考える

・ロキシーミュージックのライブ映像 楽器を弾けないイーノにシンセサイザーという新しい楽器。

・14歳のときからノートブックにメモをしていて、ものすごい数になっている

紙だと「これとあれがどうつながる?」というのがわかりやすいから良い

「Another Green World」の1曲目は泣きながら作った

→大した曲じゃないけど、自分を信じることを学んだ曲らしい

・人間はなにかに帰属しているという意識がすごく強い

・“オブリーク・ストラテジーズという有名なあのアイデアカードについて

・デヴィッド・ボウイが語るEno。「What If~」もしかしたら、を語る人

「Heros」のボーカルについて語る場面も印象的だった

・Jamesのアルバム『レイド』やU2の『Zooropa』で1994年にアーティスト賞を受賞

・フェラ・クティからトーキングヘッズへの影響

U2の「Moment Of Surrender」の曲作りについて

イーノはこの曲を大絶賛していて、イーノの前のめりでぎこちないループから、ラリーのドラムス、そしてエモーショナルな曲が出来上がったことを喜んでいる様子

・『Ambient3』は光のきらめき

・『Music For Airports』は高評価されたが、"イーノエスク"(イーノっぽい)という言葉で馬鹿にされたりもした

・ジョニ・ミッチェルからアンビエント音楽のアルバムを作りたい、と言われたのに当時批判にうんざりしていたので断ってしまったことを"人生の後悔"とまでいって悔やんでいた

・小型レコーダー(MC-60)に音のアイデアを吹き込む様子

・U2の『焔』収録の様子

「Pride」のデモのレコーディングの様子かっこいい

・ブライアンイーノ自身はパフォーマンスが苦手らしく、だからあまりライブをしないんだとか

・人々の想像力や感情の大切さを説いてED。www.nejimakiblog.com

ブライアンイーノ展と炭火とワイン

イーノのクリエイティブ論が色んな視点で見れてよいドキュメンタリー映画だった
個人的にU2の映像が尺長めで見れて嬉しかったなと。

ピーターバラカンのトークショー

映画上映後に、ピーター・バラカンさんによる解説があった。

・『ディスクリートミュージック』のリリース時はそれほど話題にならなかったらしい

という話や、バラカンさんの好きな曲を聴けて、興味深かった。

デヴィッド・ボウイの『LOW』のCDにサインしてもらって嬉しかったな。

・・・ということで長くなってきたのでそろそろこの辺で。

※追記(2026.2.16): 

ブライアン・イーノの著作『アートにできること』日本語版発売に伴って、追加拡大上映が決定したとのこと。まだ間に合ううちにどうぞ。

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『デペッシュモードM』のライブ映画をみた感想@エキスポシティ大阪

Depeche Mode M

全世界で話題のデペッシュ・モードのコンサート映画を、
エキスポシティにある109シネマズのレーザー式IMAXで見てきました。

ざっくりみた感想をあれこれ書いていきます。

depeche Mode M 大阪ライブ映画 

ららぽーと大阪、ひさびさに来たな~

ダンケルク』とか『ジュマンジ Welcome to Jungle』を無料招待で見たり、
あとは『スターウォーズ ローグ・ワン』とかもここで見た記憶。

 

今回の上映は、
2024年にメキシコで行われた三日間のコンサートの様子を捉えたライブ映画、
『Depeche Mode: M』。

デペッシュモードM depeche Mode M 大阪ライブ映画 

ファン層はざっくり、
男性は真面目そうな人、女性は綺麗な人が多かったなと。
40代後半~60代ぐらいの人がメインな印象。

ついに、日本でデペッシュモードの映画が見られるとは・・・。

kuuusooobellという会社が、
コンサートフィルムをどんどん上映しているらしく、
次は奥田民生の作品が控えているらしい。

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レビュー・感想

コンサート映像のみならず、
OPから凝った演出の映像が流れます。

このツアーは、そもそもアルバムタイトルが『メメントモリ (死を想え)』、
そしてメンバーであるアンディ・フレッチャーの追悼の意味も込め、
全編通して「死」がテーマにされていました。

 

・Depeche Mode - DEPECHE MODE: M (Official Trailer)

基本的に、
スペイン語の映像には日本語字幕がつき、
英語のMCや歌詞には日本語訳はなしで進行。

映画館のチケットは、後方「K列」の中央だったので、
「うーん、だいぶ後やな…」と不安だったけど、
いざはじまるとのレーザー式IMAXスクリーンががっつり目の前に広がるので、
なんの心配もいりませんでした。めちゃ見やすかったです。

音質的も生々しくて最高の一言。
ボーカルはばっちり、
ドラムスのミックスは、ステージの上にいるかのような反響を意識したような感じ。
(ベースがもう少しだけ大きいといいなと思ったかな)

 

セトリはこんな感じ。(※ネタバレ注意)
実際のコンサートを短縮したものだそうです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

My Cosmos is Mine

Wagging Tongue

It’s No Good

Everything Counts

Sister of Night

Speak to Me

My Favorite Stranger

Soul With Me

Wrong

A Pain That I’m Used To

World in My Eyes

Stripped

Enjoy the Silence

Condemnation

Never Let Me Down Again

Personal Jesus

Ghosts Again (エンドロール)

In the End (新曲)

 

わりとニューアルバム(といっても数年前の作品)からもしっかり選ばれたセットリスト。

個人的に一番好きなデペッシュモードの初期の名曲「エブリシングカウンツ」を演奏してくれたのがほんとに嬉しくて。

あとはリアルタイムで聞き始めたアルバム『Sound Of Universe』から「Wrong」が選ばれたのも◎

新作はもちろん、
『Violator』『Songs of Faith and Devotion』『Ultra』など名盤からの選曲が多く、
古参から新規ファンの人でも楽しめるライブだったんじゃないかと。

個人的には「Wagging Tongue」「A Pain That I’m Used To」、
アンディ追悼の「Stripped」以降の怒涛の代表曲畳みかけがほんとにすごかったなと。

「ストリップド」の後半のドラムアレンジとか、「Enjoy The Silence」の後半の盛り上がりとかもうライブそのものだった。

ボーカルのデイヴ・ガーンも64歳なのに、わりと動きも多くて声も衰えが見えない。
(そしてぐるぐる回るお決まりのパフォーマンスも◎)

曲間に挿入される古代メキシコの映像や小説の引用?的な語りもかなり興味深かった。
メキシコの「死者の日」もブラジルのカーニヴァルも、どちらも祝日じゃないのはちょっと意外。

祈りに伏せるのではなく、踊るんだ

闇から光、という簡単なカタルシスを見せるのではなく、
『ストレンジャーシングス』でいう「裏の世界」で延々と汗を散らしながら演奏しているような、そんなデペッシュモードという特異なバンドのすごさを改めて知れたなと。

来日ライブが噂されていたりもしますが、2026年まじで来てほしいのよね・・・
(どうせ東京だけだろうな)

いやーひさびさに良いもんみたな!と満足感に浸った水曜日の夜でした。

※追記(2025.1.7):  1/9からNetflixで配信されるそうです。デペッシュ・モード知らない方もお気軽にどうぞ。

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フレンズの主題歌「I'll Be There for You」の主旋律はどちらか問題

Friendsのテーマ曲

スタンダップコメディアン Saku Yanagawaさんのポッドキャストを聞いていて、
わりと衝撃的なことがあったので軽く紹介。

 

みんな大好き、海外シットコム『Friends』のこのOPソング。

・'I'll Be There For You' (Friends Theme Song) / The Rembrandts

(親の顔ほどみたオープニングですよね)

 

そして、

※OP(2分頃)~9分までぐらいのトークが、「フレンズ」のテーマ曲についての話題。

 

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このオープニング曲のサビのパートで、
「音程はどちらで認識していたか?」という議論。

 

(A): アイルビー(→)・デア(→)・フォー()・ユー(↓)

(B): アイルビー(↓)・デア(↓)・フォー(↓)・ユー(↓)

 

個人的にずっと前からAくちずさんできたので、 
Bをメインに聞いている人がいることにちょっとびっくり。

 

フレンズの主題歌「I'll Be There for You」の主旋律は高低どちらか問題

 

・・・ということで色々調べてみました。

 

・ フレンズ同窓会スペシャルでみんながザ・レンブランツの曲を歌う様子。

あれ、まさかのキャストのみんな、なんとBパターンで合唱してる。。

 

 

お次は、

・元メンバーの二人がアコースティックで収録する動画。

 

メインのメロディを歌っているのは、むかって左側のダンディーなスーツを着た男性。

右の金髪の男性が高音パート(コーラス)を歌っている、という感じ。

動画でしっかり見て、ハイトーンになる部分で声を張り上げて、顔も表情もしっかりチェックしたので間違いないはず。

 

サビ部分で、メインボーカルの人は

(B): アイルビー(↓)・デア(↓)・フォー(↓)・ユー(↓)

で歌ってます。

 

・・・ということはつまり、
これは Bがメインパートなんでしょうかね。

 

 

Youtubeで拾ってきたイケオジのカバーも Bのパターンで歌っている。

・I'll Be There For You (Friends Theme) - The Rembrandts (Boyce Avenue cover) 


 

・こちらの日本人女性もBタイプ。

 

メインパートも、コーラスも、
同じ音量ぐらいなので、かなりきわどいですが、
これはやっぱり B がメインメロディなんだろうなと。

 

10年以上 Aだと思って歌ってきてたので、
個人的にはわりとショックな出来事だったな~これは。

 

・・・往年のファンの方、
正直どっちの音程で聞いてましたか??

 

以上、あの「青が金か」で話題になったドレスみたいなネタ記事でした。

 

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以前、実はサクヤナガワさんとポッドキャストでコラボしたことがあったりも。

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『宇宙船カリスター号』@ブラックミラーをみた感想

BLACK MIRROR シーズン4エピソード1

Netflixの人気SFシリーズの『ブラック・ミラー』。
今月シーズン7が配信予定なこともあって、日本でも話題になりつつある今日この頃。

Season7の1つのエピソードが、
SE4-1の「宇宙船カリスター号」の続編だとの発表もあってワクワクしてます。
(※最近タイトルが発表→「宇宙船カリスター号: インフィニティの中へ」)

 

ただ見たのが何年も前なので、もはや「どんな話だったっけ?」状態。
予習というか復習というべきか、もう一度見返しておこうと思った次第。

 

「宇宙船カリスター号」(原題 "USS Callister")の
Netflix公式のあらすじはこんな感じ。

深い知識と勇気で乗組員を率いるロバート・デイリー船長。だが新たなメンバーが加わったことで、宇宙船に隠された驚くべき秘密が明らかになる。

 

・Black Mirror - U.S.S. Callister | Official Trailer [HD] | Netflix

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そうそう、
『ブレイキング・バッド』のトッド役 (ジェシー・プレモンス)
デイリー船長として登場するやつ。

この役者さんが、サイコパス的な役を演じるようになったのはいつからなんだろう?
Wikipedia見ると、マット・デイモンのそっくりさんとして有名なんだそう。
(言われるまで全然そう思ったことなかったな)

 

ということで、さっそく軽い感想や印象に残った部分などを書いていこうかなと。

 

レビュー・感想

ネタバレありなので、
まだ見てない方は戻った方がいいかも。

(昔見たことがあって、あらすじだけ追いたいという方はどうぞ)

 

 

OPからスタートレックのチープなパロディーからはじまる。
ああ、これなんか見た気がするな・・・。とやんわり思い出す。

 

敵をやっつけ、はじめはなんだか信頼のおけるキャプテンに見えるけれども、
やっぱりブレイキング・バッドのトッド役の人、
・・・ということでサイコパスな面が見えてくる、という流れ。

 

ゲーム会社である「タッカー社」、

CEO ジェームズ・ウォルトン
CTO  ロバート・デイリー

 

この2人に確執があって・・・。

 

新人の女性エンジニア ナネットの態度が気に食わなかったので、
コーヒーカップからDNAを採取して、
「インフィニティ」というデイリーが改造したゲームの宇宙船の中へ引き込むデイリー。

(毎回バニララテを頼むところは、たぶん007的なパロディーなんだろうな)

 

船長の命令は絶対なので、
みんな丁寧にゲーム内の宇宙空間で役を演じるしかない、という状況。

 

まともに対抗しても勝ち目が無いので、

みんなでいろいろ策を練って、現実世界と仮想空間であれこれして、
デイリーが誘惑されたり、ピザを取りに行っている間にハッキングすることに。

 

アップデート中にワームホールを抜けて、
なんとかデイリー船長の宇宙船も巻いて助かった・・・的なEND。

 

一方、デイリー船長は改造されたゲームの中に閉じ込められていて、アップデート後にゲームは削除されてしまう。なので現実世界ではイスに座ったまま硬直状態なのかな…?

 

メンバーのみんなは宇宙のどこへでもいけるように。
(ただ 現実には戻れない、という認識であってます??)

 

疲れていて、時間もなくざっと書いているので
説明へたくそすぎですが、ざっくりそんな感じ。

 


シーズン7の公式予告動画もあがっていて、ひさびさに期待してます。(全6話)

・Black Mirror: Season 7 | Official Trailer | Netflix

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テーマとしては、やっぱりAIと人間、esports的なものがありそうな感じ。

あれ、続編のエピソード4は『バンダースナッチ』のゲーム制作者のコリンが登場してる気がする・・・。

 

続編はタッカー社とゲーム内の宇宙船を中心にした話なのは間違いなさそうで、またゲームの世界でのあれこれが見られるんだろうなと。

 

前作より、現実とゲーム世界の融合を意識した感じになる気がするのよね。

続編を見たら、また感想を書いていこうかなと。

そろそろこの辺で。

※追記(2025/4/10): デイリー船長はまだ生きているのかと思いきや、(ちゃんと)死んでいた、みたいなあらすじ。

なんと90分の長尺エピソードに・・・。

 

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Netflixが海外文学を"食い荒らす"問題について

ネットフリックスと小説の映像化

ニューヨークタイムズのこんな記事が面白かったので軽く紹介。

簡単にいうと、「ネトフリが世界文学を食い荒らしている」的な話。

 

・Netflix Is Gobbling Up World Literature. What Could Go Wrong?

www.nytimes.com

最近、世界の有名な本を次々と映像化しているネットフリックス。

『百年の孤独』『ペドロ・パラモ』『三体』『山猫』など、
かなり有名どころにどんどん着手しているのは誰がみても明らか。

 

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小説を映像化する傾向は、
ロアルド・ダールの原作の権利を購入したあたりから急に加速したのかな~という印象。

 

世界中にファンを抱える日本のアニメもその例外ではなく、
『幽遊白書』『ワンピース』『寄生獣』など、
どんどん漫画やアニメが映画やドラマ化しているので、
日本人としてもその実感がわく人は多いはず。

 

どうせなら映像化の挫折が続く『AKIRA』を映画化してくれよ、
と思わなくもないし、

日本人として、海外資本にマンガ原作を安売りするのもどうなの?と思ったりもする。
(どうせならU-NEXTで見れたほうがいいと思う)

 

そういえば、Apple TVも『パチンコ』を映像化していたりもするし、
良い小説の権利を購入して、映像化してより多くのファンを取り込む、という方法は
ストリーミング配信サービスの手堅い戦略なのかも。

 

素材がよければ、映像もそれなりには仕上がるので、
といいたいところだけれど、成功している作品はそれほど多くないのは
映像化の宿命というかなんというか。

 

映画やドラマとして見られるのは嬉しいけれど、
だいたいは「オリジナルがよかった」となることが多いので、
何かしらの原作を痛めず、現代風にアレンジをする工夫するとよいのかも?
(※三体はその辺がうまかった)

 

どうぜ映像化するのであれば、
あまり日の当たらない、けど面白い短編小説を30分ぐらいで映像化してくれるシリーズが出てくるととても嬉しいけれど、あまりまだそういう動きは見られないような。

 

・『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』

これはわりとよかった記憶。

 

ニューヨークタイムズの記事がいうように、
どれも「Netflix化」している感じは否めないので、
もうすこし原作への愛を感じさせるアダプテーションがされるといいな、という話。

「gobbling up」(食い荒らす)という英語表現も学べた日曜の夜でした。

 

特にオチもないけどそろそろこの辺で。

 

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Netflixの映画はなぜどれも同じような映像に見えるのか? - 世界のねじを巻くブログ

単体で見ても楽しめる海外ドラマの名エピソード40選

知らなくても見れる名作まとめ

Slateでこんな過去記事を見つけた。

いわゆる海外ドラマの"神エピソード"を集めた記事で、
しかも、その番組を知らなくても楽しめる話を集めたものらしい。

slate.com

時系列順に、並んでいるのも見やすいし助かるなと。

 

具体的にいくつか番組とエピソードを挙げると、

 

・『ザ・シンプソンズ』からは「マージVSモノレール」

・『リック・アンド・モーティ』「リクスティ・ミニッツ」

・『ドクター・フー』は「ブリンク」 
単独で見られる、と聞いて自分はこれが真っ先に思い浮かんだ

・『マスター・オブ・ゼロ』からはシーズン2-6の「ニューヨーク」


などなど。

 

 

ドキュメンタリー番組も

・『プラネット・アース』「極点から極点へ」 シーズン1-1

が挙げられていたり。

 

見たテレビ番組だけ思い返しても、
「うん、うん」と納得のいく定番エピソードばかり。

 

エピソードやあらすじの文脈抜きにして見られる、
いわゆる"神回"まとめってありがたいなと。

 

『ツイン・ピークス』、実はシーズン1,2までしか見てないので、
デビッド・リンチ監督追悼の意味も込めて、

挙げられていた『ツインピークス リターンズ』のエピソード8
をアマゾンプライムで見てみようかな、と思ったり。

 

海外ドラマ初心者も "タイパ"が気になる若者も、
ここから見れば間違いないはず。

 

個人的には、

・『フレンズ』の「ヘイツ・クラブ」

・『ブレイキング・バッド』の「オジマンディアス」

・『ジ・オフィス』のハロウィン回

あたりがパッと思い浮かぶなぁ。

 

このランキングにはないけれど、
「海外ドラマのこのエピソード良かったよ!」とかあれば、
コメント頂けるとねじまきが喜びます。

 

ニュースレターとかで、名エピソードを順番に見ていく企画やるのもいいかも?

長くなってきたので、そろそろこの辺で。

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『ペドロ・パラモ』のNetflixでの映画化が気になっている。

ネトフリでの映像化

"メキシコ文学"といえばまず名前が挙がるほど有名な、フアン・ルルフォの小説『ペドロ・パラモ』。

僕はまだ読んだことがないので、内容についてどうこういうことはできないけれど、
以前から気になっていたこの小説が、2024年11月6日にネトフリで配信予定です。

 

つい先日公開されたばかりの『Pedro Páramo』公式トレイラー

 

自分の父親、ペドロ・パラモを探して男がたどり着いたのは、暴力 とかなわぬ恋がもたらした怒りによって破滅に追い込まれた町だっ た。原作はフアン・ルルフォによる金字塔的小説。

短い予告編を見る感じでは、わりとしっかりした映像でなかなか気合も(お金も)はいってそう。

 

撮影の様子も。

 

監督はロドリゴ・プリエト監督というメキシコ出身の方。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の撮影や、
ゲイ的には外せない『ブロークバック・マウンテン』
遠藤周作原作の『沈黙 -サイレンス-』にも参加していたり。

ほかにも、アイリッシュマン、バービー、キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンなど
日本でも話題になった作品の経験ありで、まずハズレはなさそうな感じ。

 

映像のテイストがそれこそ同じくラテンアメリカ文学の名作『百年の孤独』に似ている気がするけれど、こういう表現が流行っているのかどうなのか。

 

アフリカ文学の『やし酒のみ』の流れで、
似た感じのこれも読もうと思っていたペドロ・パラモ、
まずは映像から楽しんでみようかと。

 

・・・確か原作もそれほどページ数は多くなかったと思うので、
映画版がよければ小説も読んでみたいとは思ってます。

 

偶然といえば偶然なんだけど、
最近とあるきっかけで仲良くなったメキシコ人の友人がいるので、
配信されたら一緒に観るつもり。

 

そういえば、日本でも『南総里見八犬伝』が映像化されてたり、
村上春樹の短編もアニメ化されたり、『箱男』も実写化してたり。

 

世界的に、文学を映像化するのが流行っているんですかね~

オチもないけど、メキシコ文学に興味がある人はぜひとも。

 

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読書会のニュースレターもやってます。
来月は『蠅の王』をみんなで一カ月かけて読む予定なのでお気軽にどうぞ。

シットコムの『フレンズ』が30周年を迎えたらしい。

Friends放送開始から三十周年

あの海外ドラマ『フレンズ』がアメリカで放送開始からちょうど30周年を迎えるらしく、SNSでかなり話題になってます。

最近こんな記事も書かれていて、エピソードの概要を読むだけで色んなシーンが思い浮かぶぐらい好きだったなと。

 

フレンズのベストエピソード30選

 

個人的にお気に入りのエピソードといえば、

  • ブラピのファイトクラブならぬ「ヘイトクラブ」のやつ
  • チーズケーキのエピソード
  • リサがロスを強盗として襲うエピソード
  • 感謝祭のエピソード
  • ロスがテクノ音楽をつくるやつ

あたりがパッと思いついたり。

 

学生時代、英語のリスニングの教材として、
DVDから音声を抜き出して、iPodで何度も聞いていたので、
特に集中して聴いていたシーズン8はかなりの好き、
というか思い入れのあるSeasonかなぁ。

 

フレンズ×文学のこんな記事も面白かった。

 

シーズン1から「別れた彼女がレズビアンだった」という当時にしては
かなり斬新な設定で、ゲイの登場人物もちょくちょく出てきたりして、
クィアな人気も侮れない作品だったり。

 

そういや、以前「海外コメディラジオ」さんとのコラボ回で、
フレンズについても語ってましたね。

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(※フレンズの話は16分~あたりから)

同窓会スペシャルの『フレンズ:ザ・リユニオン』もう5年前なのびっくり・・・。

 

個人的にはロスとレイチェル、リサのエピソードが特に好き。

モニカは基本、ムキになってちょっとイライラする性格なので、
「損な立ち回りだよね」と今になっては思ったり笑
(モニカファンはやっぱり他のメンバーと比べて少ないのでは?と思うけどどうなんだろう?)

 

フレンズ公式のYoutubeチャンネルが、
「象徴的なFriendsのシーン切り抜き32選」的な動画を挙げていたので、
ファンの方はぜひとも。

 

 

まだ全部は観れてないけれど、

「モニカ&チャンドラー!!モニカ&チャンドラー!!」

「フィランジが故障してる」とかソファを運ぶシーンとか、
印象的なシーンならいくつでも思い浮かびますね。

 

 

ゲイ的にはこれも好き。

 

 

 

「Smelly Cat (くちゃい猫)」の歌も久々にきいた笑

 

R.E.M.とかU2とかビーチボーイズとかジョニミッチェルとか、
サントラやBGMも見事だったシットコム。

 

太ったブ男のネタはポリコレ以前に今やると完全にアウトなネタだし、
古臭さが否めないところもちょこちょこはあるんだけど、
今見てもやっぱり面白いなと。

 

あとこれは避けて通れない話題だけど、

チャンドラー役のマシュー・ペリーは
ドラッグ過剰摂取で去年亡くなってしまったという最悪の事態に。

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日系の医師がドラッグ過剰摂取に関与していたかも、というニュースもあったり、
30周年のこのタイミングでなかなか知りたくもない現実も。

 

ジョーイ役のマシューペリーはともかく、
ロス、レイチェル、モニカ、ジョーイ、リサ、
の俳優さん、みんなわりと上手くやってるっぽくてそれがなにより。

みんな揃っている姿をまた見たかったけどね。

 

・・・他にフレンズまわりの話題でいくと、

ワーナーとU-NEXTの独占契約で「MAX」作品が見られるようになるらしい
という海外ドラマ・映画好きにはとんでもないビッグニュースが来たので、

フレンズをストリーミングでみたいなら、
このタイミングでU-NEXTに入るのもありかと。
10月に日本展開の詳細が発表されるらしいので、乞うご期待。

 

「フレンズって何やねん?という人も
レンタルビデオ屋さんにいくかユーネクストで見てみてみると良いかも?

 

高校~大学時代にかけて、
『24』『ツインピークス』と『フレンズ』辺りに関しては、
レンタルDVDの研磨剤の臭いが一緒に想起されるほど、たくさん見たなと笑

 

みんなの思い出を聞いてみたかったりもするけれど、
長くなってきたのでそろそろこの辺で。

 

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『百年の孤独』Netflixドラマ化について現在わかっていること

ガルシア=マルケスの小説が映像化

ノーベル賞を受賞したコロンビアの小説家、ガルシア=マルケスの代表作『百年の孤独』がネットフリックスでドラマ化されるとのこと。

まだ公開時期は未定。
2024年5月3日時点で出ている情報を備忘録がてら、ブログにまとめておこうかなと。

 

 

まずは映像化が発表された公式ブログから。

 

「百年の孤独」映像化の製作開始、ガルシア=マルケスのノーベル賞受賞40周年を記念して (NETFLIX公式ブログ)

このページによると、発表時点の2022年に、

ガブリエル・ガルシア=マルケス氏がノーベル賞を受賞してから40周年を迎えたそう。

2019年の頃から、映像化の構想が練られていたみたいなので、
わりと気合の入ったプロジェクトになってそうです。

 

ここで、そのビジョンと熱意で日々プロジェクトを支える素晴らしいアーティストたちを何人かご紹介したいと思います。まずは、シーズン1の監督を担当する2人 、アレックス・ガルシア・ロペスとラウラ・モーラです。アレックスは「ウィッチャー」などのシリーズを監督しており、キャリアの初期には、2014年に国際エミー賞の最優秀ドラマシリーズ賞を受賞した「Utopia -ユートピア-」の監督を務めています。ラウラ・モーラは、映画「Killing Jesus (英題)」や2023年のアカデミー賞コロンビア代表に選ばれた映画「The Kings of the World (英題)」のほか、「グリーン・フロンティア」「世紀の銀行強盗」といったシリーズを手がけています。この作品のために2人はその熱意と才能、情熱をいかんなく発揮してくれることでしょう。

 

ほかにもプロダクションデザインは、
『ROMA/ローマ』の監督であるアルフォンソ・キュアロンが担当していたりして、めっちゃ期待できるなと。

 

コロンビア文化省のサポートもあったりで、
わりと巨大なプロジェクトになっていることがうかがえます。

 

こんな記事を書きながら、
僕自身、『百年の孤独』は恥ずかしながら読んだことがなくて。

・・・ただそういう人は結構多いのでは?と思いながら、
新潮文庫にて文庫化されるということもあり、個人的にワクワクしてます。

 

『三体』の実写化が良かっただけに(原作未読の方にもウケがよかったりするし)
この作品にも大きく期待しています。

 

One Hundred Years of Solitude | Special Announcement | Netflix

公式ティザー動画。

いかにもティザー動画という感じのそれ。
物語を大切にする姿勢は伝わってくるかなと。

 

 

One Hundred Years of Solitude | Official Teaser | Netflix

ネトフリによる公式予告編。つい2週間ほど前に公開されました。

映像がリッチで、舞台も色とりどりで非常にそそる感じで期待できます。
サウンドトラックも壮大でいい感じ。

 

 

Netflixが「百年の孤独」のために完全なマコンドを建設

コロンビア現地メディアによる動画。

マコンドの町を再現した広大なセットの様子を見られます。これはすごい・・・。

 

 

"映像化シリーズ"って書いてあるので、
映画化ではなくおそらくドラマ化なんだろうな、というのが予想されますが、
「シーズン1は~」と書かれているところを見ると、
おそらく複数シーズンにわたって制作されているんじゃないかと。

 

日本では、実は『さらば箱舟』という映画作品があったりもする。

 

とりあえず今のところはそんな感じで。

※随時更新する予定なので、また情報あれば追記しておきます。

※追記(2024.10.9): ネトフリの公式発表がありました。
2024年12月11日より独占配信スタートするそうです!

別のブログでエピソードごとに感想書いていこうかなと思っていたり。


※ドラマ版専用の掲示板つくってみたので、気軽に感想カキコして頂ければなと。

zawazawa.jp

 

 

海外小説含め、色んな本のニュースレター読書会を開催してます。

※文庫本発売日より、一カ月かけて読書会を行います。
既読・未読の方、途中からでもお気軽にどうぞ!

 

文庫版はこちら。

 

※(2024.12.11): ドラマ版が配信開始。

エピソードは全部で8話。
だいたい1エピソード 65分 × 8話なので、
520分 = 8時間半ほど。

1話を少しだけ見ましたが、オープニングから音楽も重厚で、
タイトルコールもかっこいい。

人物紹介も自然な感じで映像ありなら未読の方もついていけるはず。

原作を尊重したつくりでなかなかいい感じだなと。

少しずつ観て感想をブログに書いていこうと思ってたり。

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