プロジェクトヘイルメアリーから新作まで
ニューヨークタイムズによる本のポッドキャスト番組「The Book Review」にて、
『火星の人』や『プロジェクト・ヘイルメアリー』の作者であるアンディーウィアーがインタビューされていたのでさっそく聞いてみました。
・Andy Weir on Writing the Hit Book Behind the Movie 'Project Hail Mary'
| The Book Review
レビュー・感想
40分近くあるインタビューですが、
アンディ・ウィアーのユーモアとGilbert Cruzさんの軽快な司会のおかげでスッと聞ける対談だったかなと。
プロジェクト・ヘイルメアリーや過去作について
・ミステリーからはじめたかった
・自分っぽくないキャラクターにした
『アルテミス』までは自分みたいな性格のキャラクターだった。
・『アルテミス』あまり好まれない感じにしてしまったのが反省点
・アマゾンレビューも全部読んで参考にしているらしい()
・女性の書き方に不満が多かった
・嫌われるキャラクターをかくのが苦手らしい
・24年のプログラマーとしてのキャリア
・コーダーとライターの違い (チームかソロか)
・『火星の人』を書いていたときは、
フルタイムで働き、シングルで彼女も子供もいなかった。
→作家になりたいなら"完全な負け犬になってた執筆に当てろ"と読者からの質問に答えていて面白かった。
・なるべく現実の科学に近づけるようにしている。
→また新しい嘘をつかなくてよくなるようにするため
・ただ、ブロではないので
スプレッドシートに答えられるように理論をまとめている
・生い立ちについて
→ 両親は離婚している
・若いときに父の若者向けSFコレクションを読んだ影響が大きい
・ロバート・A・ハインラインや、アーサー・C・クラークの作品などを、
カバーやタイトルで選んで読んでた。
・当時のSFは"未来は明るい"という楽観的なものが多かった
・それに比べて、今のSci-Fiは"グルーミーでミザリーなもの"になってしまった
『ソイレントグリーン』みたいな、と茶化すアンディさん。
・悲観的なSFはあまり見てないない
→「これが本当に人類のピークなのか?」と思ってしまうから。
・以前「The Book Review」のポッドキャスト番組の対談で、
ギレルモ・デル・トロ監督が『火星の人』や『プロジェクト・ヘイルメアリー』について話していたことに触れて。
→ 孤独な子供時代の体験からの影響が大きい。
友達はいたけど、"誰のベストフレンドでもなかった"というような子供時代を送ったとのこと。
映画化について
前回の『オデッセイ』は楽しむ側として見ていたが、
今回の映画版『ヘイルメアリー』は積極的にプロデューサーとして参加した。
・54回読んだという読者からの質問「次に読むSF本のおすすめは?」
ブレイク・クラウチの『Recursion』を挙げていた。
・ロッキーの姿について
→ビジュアル的なイマジネーションはなかった
どんな姿?と聞かれ「わかんない」と。
映画で、ロッキーに使う予定の人形を見たとき、
ようやく「そうだ、これがロッキーだ」と思ったらしい(笑)
・『ドクター・フー』も好きらしい
・次回作は、スタンドアローンの(単独の)新たなSFを書こうと思っているとのこと。
・最近読んだ本は『パラドックスインク』(Forrest Brazeal作)まだ未発売。
・火星に持っていくとしたら、どの3冊の本を選ぶか?
・誰も知らないようなSF本のおすすめは?
『The Werewolf Principle』 クリフォード・シマック著。
子供の頃夢中になって読んだ本らしい。
という感じで楽しいインタビューでした。
映画、僕も公開してすぐ見に行きましたが、
原作リスペクトした
(まあ作者本人もプロデューサーとして参加しているから当然ですが)
『1984年』ネタや『未知との遭遇』『ET』など細かいSFがあれこれちりばめられていて最高でした。
個人的には買い物シーンで『Patapata』が流れてきたのと、ハリースタイルズの曲のカラオケシーンがグッときましたね~
・・・とオチもないけどこの辺で。





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