世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

Twitterの崩壊とゲイコミュニティーのこれから

LGBTQ+とツイッター

イーロンマスク氏によるTwitter社の買収後、どんどん崩壊をつづけるツイッター。
囲い込みをするつもりが、毎週のように仕様変更やバグを起こし、
全世界からユーザーが逃げ出していくありさま。

 

ツイッターに限らず、
SNSやインターネットサービスが有料化するのは避けられない流れなので、
有料版Twitter Blueなどは「まあ仕方ないよね」と思ったけれど、
肝心のサービス内容が悪化するばかり。

 

青い鳥のアイコンが柴犬に変わったり、
非公開アカウントのツイートが読めるようになったり、
プライベートなグループへの投稿が読めてしまったり、
リベラルなメディアから公式バッジを外したり、
Substackをあからさまに排除したり。

 

事前にお知らせがあるならともかく、
仕様変更が予告もなしに行われるのがそれまたEvilで、
先日も突然、Twitter、ログインしないと見れない なんて変更が行われたりも。

Twitter、閲覧にログイン必要 イーロン・マスク氏「緊急措置」 - 日本経済新聞

(一時的措置、なんてのが早く終わるといいんだけれど)

 

nejimakinikki.hatenablog.com

 

大量のスタッフがクビになったので、
残りのエンジニアは大変だとは思うけれど、
この調子だと
非公開Twitterアカウントの鍵が外れる、
なんてことも十分起こりえると思っている。

 

もしそうなるとLGBTQ+の
命の危険にさらされる人が出てくる、というのも大袈裟ではないし。

 

(日本でも2chの●流出事件があったりで、
大手サービスだから大丈夫、というのは思い込みにすぎないことは
知っている人も多いかと)

 

フェイスブックやインスタグラムにはなかった類の交流が可能なツイッターだったけど

その強みをどんどん消していく方向に進んでいくのはやっぱりなんか違う。

(岡田育さんの「さようなら、Twitter」に詳しいので読むといいかも)

 

 

こういう騒動を目にして思うのは、

もしTwitterがなくなってしまうと、
マイノリティーの人がまともに議論や交流ができる場所がなくなってしまうのでは?
ということ。

 

もちろんゲイタウンといわれる新宿二丁目や、大阪の堂山町なども存在するけれど、
それもまた特異な空間なので、
僕自身も年に5回行くぐらいかな、というのがのが正直なところ。

ゲイバーもどちらかというと
一回り上の年代の人がメインなので、
若い層はTwitterかInstagramで交流しているパターンが多い、
というのが僕の体感。

 

顔を知らなくても、
ゆるく繋がっている人もたくさんいるし、
心の支えになっている人は少なくないはず。

 

僕自身、
ブログやPodcastで繋がった人たちは、
Twitterのみしか連絡先を知らない人が多いので
もしツイッターがなくなるともう連絡が取れなくなる人が大半だと思う。

 

「Twitterなんかに必死になっちゃって」という冷笑主義的な人も多いけれど、
「ツイッターでしか繋がれないマイノリティー」という存在があることにすら気づいてなかったりする。

 

そんなこんなで、もしほんとうにTwitterというサービスが終了してしまったら、
その繫がりが失われ、クィアな人々にとって大きな損失になることは間違いない。

さて、どうしたものか。

 

もしツイッターがなくなれば、
マストドンのサーバーが色々増えていくのか、
Redditや2chのような掲示板文化に戻るのか、
それともDiscordなどプライベートなサービスに人が集まるんだろうか・・・。

 

結局インターネットは分断化されたがっているのは間違いなくて、
世界をひとつの場所に放り込んでいた今までが異常だったのかもしれない。

 

・・・なのでどれだけツイッターの代替サービスが出てきても、
Twitterを越える人気になるのはもう難しそうだ、というのが
個人的にMastodonやNostrから得た教訓だったり。

 

先日、ニュースレターでも紹介したけれど、

Twitterのヘイトスピーチが増加し、使用量も減少、 広告収入は推定59%ダウン、
というイーロンマスク氏の功績がご立派すぎて。

 

みんなもう気づきはじめていることだけれど
Twitterの雲行きがかなり怪しいので、
ツイッター1か所にだけ依存するのは
ずいぶんとまずいように思う。

 

はてなブログやTumblrでブログを書くもよし、
マストドンに避難するもよし、
Blueskyでサブ垢を作るもよし、
ポッドキャスト番組をつくるのもよし。

 

Meta(旧Facebook社)が
テキスト版Instagram「スレッド」を開発中、とのことだけど
これもどこまで流行るんだろう・・・。

 

勢いで書き始めてなんかオチが思いつかないけれど、今回思うのは
結局こういう騒動で割をくうのは弱い立場の人間なんだよな、ということ。

 

もしツイッターでしか繋がってない知り合いがいたら、
普段の連絡先か、別のSNSアカウントを知らせておく方が良いかも。
わりと切実に。

 

とりあえずインスタ載せておきます。

https://www.instagram.com/nejimaki_radio/

 

www.nejimakiblog.com

 

2022年のLGBTQ+的な話題を「ドーナツレター」で振り返る | 世界のねじを巻くブログ

アメリカでピンボールブームが再来しているらしい。

米国での静かな流行

最近読んだThe Economistの記事で、
ピンボールがアメリカで再流行しているのを知ったので軽く紹介。

www.economist.com

 

2008年以来、新しいマシンの売上は毎年15~20%増加しているんだそう。

 

ピンボールブーム@アメリカ

 

最近のピンボール台はインターネットに接続されており、
プレイヤーはログインしてスコアを競うこともできるらしくて。

 

そういえば、GIGAZINEでこんな記事も読んだなと。

古いピンボールマシンを改造せずにスコアを自動でインターネットにアップロードできるようにするシステムを開発した猛者が登場 - GIGAZINE

 

昔のピンボール台が世界中とスコアアタックできるようになるとすれば、確かにそれは熱い。

 

・・・ということで、
アメリカの歴史的なピンボールブームはどうやら嘘ではないそうで。

 

最近、ニュースレターのプラットフォーム「Substack」でも
ピンボールに関する小説のコンテストが行われていたりもしたり。

fictionistas.substack.com

 

The prompt:

In the United States from 1942-1976 pinball was outlawed in most major cities. Write about an illegal underground pinball club.

 

プロンプト:
アメリカ合衆国では1942年から1976年の間、
ピンボールはほとんどの街で違法であった。

違法な地下ピンボールクラブについて書きなさい。

 

storycauldron.substack.com

 

ニンテンドーやプレステなどの家庭用ゲーム機もいいけれど、
たまにはドデカいアーケードゲームで遊ぶのも悪くないよね。

こういうレトロなゲームブームが来ているので、
もしかするともうすぐ発売の『ストリートファイター6』でも、
「スト2」のような熱狂がよみがえるのかも。(そうあってほしい。)


以前ブログに書いたように「スト4」のアーケードで出会った人とも仲良くなれたり、
こういう思いもかけない人との交流もあったりするので、
やっぱりリアルの場というのは馬鹿にできないし。

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昔の記事を振り返ってみると、そういやピンボール関連の記事をいくつか書いた気が。

 

実際のピンボール台でプレイすると、
そのサウンドやら振動やらで
やっぱりかなり興奮するので、まだ一度もやったことない方はぜひとも。


※大阪のピンボール専門店、まだ存在してるそうです。

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インフルエンサーと有名税とプライバシーについて思うこと。

有名人の苦悩

最近読んだyoukosekiさんのニュースレター「#頼りない話」。
有名人についてのエッセイ「人生は長いよ」が印象に残ったので軽く紹介したいなと。


・人生は長いよ | たよりない話

youkoseki.substack.com

このエッセイはマイケル・ジャクソンの思い出から始まり、
下記のように切り込んでいく。

そして2曲目は"They don't care about us"で、「みんな俺達のことなんて気にしちゃいない」である。暗い。キング・オブ・ポップもつらいよ、ということを訳詞を読んで高校生だった私はようやく理解したのだ。

 

(ブラジルのPV、初めて見た。かっけー!)

 

でもその先に何があるのか? ソーシャルメディアが出てきたころは、その未来が分からなかったけれど、今は流行も一回りして、有名人でいることはそれはそれで難しい、ということがはっきりしてきたように感じる。

 

インターネット有名人のうち、有名税を払ってもお釣りが来る人がどれだけいるのだろう。あるいは、いま収益がプラスでも、これから有名税を払い続けられる人がどれだけいるのだろう。

 

うーん、なるほど。

いわゆるインフルエンサーで、確かに有名税を払っても
収支がプラスだと思えるのは誰がいるだろうか・・・。

 

しばらく考えてようやくひねり出せたのが、
初期Youtuberとして世界的にかなり有名だった、ライアン・ヒガ氏。

 

「How to be Ninja」やエミネム風のラップなど、
ティーンエイジャー向けの動画で
"世界で一番成功した日系人YouTuber"と言っても過言ではない存在。

 

TEEHEE!


そんなRyan Higa(Nigahiga)氏、
とある時点でパタッとYoutubeの投稿を停止し、
チャンネル登録者数は2110万人もいるのに、
3年前から一切更新がない。

ググってもあまり情報がなく多少心配していたのだけれど、
つい最近こんな記事を見つけた。

 

・ユーチューバー版の「あの人は今?」

YouTube's OG Creators: Where Are They Now?

 

これによるとライアン・ヒガ氏、
現在はTwitchにて定期的に配信活動をしているとのこと。

なんか安心したというか、
楽しみながら生活を続けているみたいで正直なところホッとした。

 

・・・なんだか話は脱線してしまったけれども、
インターネット発の有名人でが最前線でずっと生きながらえている例って、
確かにあまり思い浮かばないような。

このライアンヒガでも実質的に最前線からは退いているような形だし。

あとはMr.Beastとかは、まさに昔から有名で、お金の稼ぎもすごそうで、有名税を差し引いても全く大丈夫そうだよね、とふと思い浮かんだり。

 

最近聴いたNPRのポッドキャスト番組「The Indicator」でも
「インフルエンサー産業の闇」について語られていた。

 

このエピソードでは、

・インフルエンサーは常にトレンドに乗っからないとダメ

・業者のBotアカウントにイライラさせられる

・プライバシー問題

・アメリカの一部の州では、親が子供を使ってSNSなどで稼いでいる場合、
子供は18才以上になったらアカウントを削除する権利を有する

・親は銀行口座を作って子供のために収益の数パーセントを貯めておかないといけない
などの法律があるそう

などについて触れられていた。

 

Part2では、

The Indicator from Planet Money - Our final thoughts on the influencer industry

・基本、"インフルエンサー"といっても
フリーランスであることが多く収益は不安定

・インフルエンサー界隈の人種差別
→若い白人男性ばかりが優遇され、同じような内容でも黒人だと白人男性の何倍も頑張らないと同じ金額の契約を得ることはできない。

・ずっとスマホをいじっていないといけないし、実情としてかなり孤独。

なんてことも。

 

そんな風に見えないインフルエンサーの苦労を聞くと、
「有名人も大変だなぁ」という思いがより強くなってしまった。

 

フランク・オーシャンのコーチェラでのファンの過剰な期待とか、韓国アイドルの自殺が絶えないのとか、

 

最近の日本国内の話題をあげると、
歌舞伎俳優の過去の悪事が暴かれた例もあったりするように

失敗やヘマ、そして悪いことをしてしまった時のことが、
本来罰せられるべきよりも何十倍、何百倍も拡散されて、痛めつけられてしまう。

 

テレビや新聞だとすぐに他の話題に埋まってしまうけれども
(もちろん探せば出てくる)
インターネットだと5年前の情報も数秒で検索できてしまうので、
デジタルタトゥーとはなんとも怖いものだなと改めて思う。

 

『三体』の暗黒森林理論ではないけれども、何も発言せず隠れていた方が賢明なのでは?と思ってしまうのも無理はない気がするし、実際そうなりつつある現代。

yamdas.hatenablog.com

 

過去の投稿をAIやアルゴリズムにほじくり返され、
悪目立ちしてしまうリスクもより増してきたように思えるし。

・・・そうこう書いているうちに、
Twitterの削除されたツイートが復活してしまうバグがあるとかないとか、
(そういうの、正直言ってかなり危険だと思うし)

有名人ってどう立ち振る舞えばいいのか
ほんとに難しい時代になってきたんだな、と今更ながら実感する。

 

僕自身はゲイということもあり、
顔出しはしない方針なのでまあ関係ないといえばそうなんだけれども、
(まあ大した身分でもないので実際のところ害はないだろうけど)

オフラインで信頼のおけるブロガーさんとご飯行ったりするぐらいが
ちょうどいいネットとの付き合い方な気がしている。

 

・・・かといって「やっぱりインターネットは匿名でやるべき」みたいな
インターネット老人会みたいなことを言うつもりはなかったけれど
なんかそういい出しそうになってきたので、そろそろこの辺で終わりにしようかなと。

 

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Vice Mediaが破綻するそうなので、おすすめの記事を紹介してみる

ヴァイス・メディアの好きな記事

大麻やドラッグ、ポルノ、裏社会など尖ったコンテンツを発信することで有名なVice Mediaが経営破綻を発表したとのこと。
実はカナダ発祥のメディア企業だ、というは最近知りましたが、
さすがにあの世界のバイスが破綻、ついにこの時が来てしまったとは・・・。
 

ヤクザやタトゥー、ドラッグカルチャー、
そしてなによりLGBTQ+やマイノリティに関する
ほかでは見られない記事ばかりを発信し続けてくれていたので、
個人的にはわりと好きなネットメディアだったのに。

 

せっかくなのでPocketやEvernoteを掘り出してきた中からいくつかおすすめの記事を
紹介しようかなと。
ということで箇条書きで軽く紹介してみます。
 

30歳を迎える前に始めておくべき30のこと

 

若き写真家が見る歪んだ世界 - VICE

 

「俳句はカウンターカルチャーだった」佐藤文香×福田若之 interview

 

i-d.vice.com

 

 

i-d.vice.com

 

www.vice.com

 

i-d.vice.com

 

Youtube動画、特にドラッグ関連のドキュメンタリーは外れなし。

 

日本でも『クレイジージャーニー』や『ハイパーハードボイルドグルメリポート』など色んな方面に影響を与えてきたVice。

攻めた取材は賛否両論で、
ときおりあれ?と思う内容の記事もあるものの、そのユニークさは流石だったなと。

 

海外のニュースをみていると、
Vox、Vice、Buzzfeedが行った大規模なレイオフにより、
能力のあるライターやジャーナリストはどんどんニュースレターメディアのSubstackに流れ込んでいるんだそうで。

 

Amazon独占配信のポッドキャスト「Vice Reports」も日本語ローカライズされて
「気合入ってるなぁ」とよく聞かせてもらっていたのだけど、
もう聞けなくなるんだろうか・・・。

 

 

はてなブログのVice Media創業についてまとめたこの記事も面白かったなと。

untelevised.hateblo.jp

 

BuzzfeedやVice Mediaなど、
デジタルメディアは大手のレガシーメディアが台頭すると思っていたけれど、
それは間違いなのでは?というのがはっきりしつつある今日この頃。

 

日本版Vice Mediaはどうなるのかとか、記事はいつまで読めるのかなど
まだまだ不明点が多いですが、なんらかの形で記事は残ってほしいなと。

 

バズフィードもViceもSNSの流入が激減して収入が安定しなくなったと聞いているけど
今後インターネットメディアはどうなることやら。

 

個人ブログでポチポチ好きなことを発信しているのが一番幸せかもね
・・・とのんきに思う初夏の夜長でした。


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ファインレター:ニュースレターを紹介するメールマガジンはじめます。

Fine Letter. の配信について

ファイン・レター」という新しいニュースレターを作ってみました。

いわば「ニュースレターのNewsletter」という感じで    

国内・海外問わず色んなジャンルのおすすめニュースレターを

まとめて10個ほど、僕のコメントと共に紹介する予定です。

fineltter_ニュースレター

 

Fine Letter.」 タイトルの由来としては

  • Fine Letter (優れた)
  • Find Letter (見つける)
  • Fan Letter (ファンレター)

・・・的なこじつけをした名前にしてみました。

 

Substackを中心に、
国内サービスであるtheletterなどのメルマガも紹介する予定です、

 

配信するジャンルも
カルチャーからTech、エッセイ、写真や旅行、音楽、海外ニュース など
僕が読んで気に入ったものだけを紹介しようかなと。

 

月に一回配信予定なので、興味ある方はぜひとも。

 

初回は2月25日(土)に配信予定です。

まだ間に合うので、お気軽に読んでみてください!

登録(無料)はこちらより。

マストドン定点観測日記 (2022年12月~2023年2月)

Mastodonで印象に残ったトゥート

外から覗きにくいマストドンの雰囲気を伝えるため、
個人的にいくつか印象に残ったトゥート(ツイートみたいなもん)を
紹介したいなと。

(ざっくり2022年12月~2023年2月の間に
お気に入りしたトゥートを貼りつけてるだけの記事です)

 

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ChatGPTネタも多かった2月。
AIに頼らない思考力を鍛えるには?

 

 

 

 

 

 

Twitterから避難して思うのはこれ。
検索機能がやっぱりうーん、というのは事実。

 

 

Twitter動向についてもつぶやく人はかなり多い。

 

 

SNSで自分語りは向いてないという話。

 

わかる。ノストラダムスも出てきてもはやよくわからない。

 

 

京都の人をフォローするとローカルネタも多く読めて楽しい。

 

 

AIチャットボットのブームは3Dテレビみたいなもの、という冷静なつぶやきも。

 

 

こういう投稿も地味に好き。

 

拡散される=良いこと ではないという話。

 

今のインターネットに足りないものはこれ。

 

 

こういう長い引用ができるのもマストドンのいい所。

 

前回の定点観測はこちらより。

マストドンの印象に残ったトゥートと雑感<2022年11月> - 世界のねじを巻くブログ

 

open.spotify.com

 

ねじまきのマストドン:

BondeeというメタバースなSNSをやってみた感想

ボンディー

最近、Twitter仲間の間で流行っていたSNSアプリ「Bondee」。
僕もなんとなくはじめて一週間たったので、
軽く感想をまとめてみようかなと。

 

ちなみにBondee内のねじまきの部屋。
(ちゃんと背中にねじまき付いてるのわかります?)
f:id:popmusik3141:20230131002444j:image
(部屋、わりとデフォルトそのままです、散らかってます)

 

レビュー・感想

箇条書きでざっくり感想を。

長所/よかった点

ともだちがたくさんいる感覚になる

仕事帰りに「ふぅ・・・」と息をつつつBondeeを起動すると、
知り合いのいろんなアバターが横になったり踊ったり、音楽を聴いていたり。

仮想空間ではあるものの、みんなと同じスペースにいる安心感は確かにあるかも。

ミニメタバースってこういうことか、というのを体感できました。

f:id:popmusik3141:20230131002612j:image

僕自身ゲイなこともあって、
こっちの知り合いがみんな元気そうにしているのを見ると
それだけでも安心感があるというか。

(どうぶつの森も8人までですし、他の大人数ゲームでも"みんなで落ち着くだけの空間"というのは意外となかったかも?)

 

アクティビティーもある

キャンプ、スイング、ダンス、セーリングなどの仮想的なアクティビティーもあったり。
まあめちゃくちゃ楽しいわけではないフツーな感じ。

 

気軽に話しかけられる

TwitterのDMとかだと話しかけにくいですが、
アバターのおかげでお互い気軽にコンタクトできるのが◎。
「やっほー!」的なあいさつ機能もあるのでそれも良い。

部屋をおとずれてメモを残せるのも気軽でいい感じ。

 

「ねじまき」のアイテムがあること
(これ何気にに気に入ってます。背中につけて回してます)

 

友達は50人という絶妙な人数制限

このSNSでともだちになれるのは50人まで。

100人とかになっても、正直さばききれないので、
ちょうどいい塩梅な気がします。

(※ボンディーが人気になったら上限が上がるのが目に見えてますが)

 

・自分の表現方法がおとなしくて◎

自分のステータスを好きな時間にテキスト or 写真 と、ジェスチャーで表現できる仕組み。

ツイッターみたいに流れてくるタイムラインをみるというよりは、
キャラをタッチして様子をうかがうという感じ。(タイムラインも一応ある)

写真も24時間以内の写真をアップロードできる仕組みになっていて、
加工もできないので、より現実にちかいリアルな写真が求められているのが
今っぽいというかなんというか。

 

全体的にゆるいつながりのZ世代なSNSという感じ。
なんというか今風にチューンアップされたトモダチコレクション×どうぶつの森って感じのそれ。

 

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短所

個人的に「うーん」となった部分をいくつか。

 

通知のバイブレーションがちょっと長くてしつこくいのが嫌。
(せめて一回ブルン、ぐらいにしてほしい)

バグが多い。 画面真っ白になることもよくある
まだ発展途上のアプリって感じ。Androidはリソースもっと割くべきかなと。

QRコードファイル読み取りの精度が低い
→スクリーンショットでは反応しないことがある

アバターの表情や顔のパーツが少なすぎる
→あんまりおしゃれにこだわらない自分も選択肢が少なすぎるように思う
実際の現金で「B-Beans」を大量に購入できるアプリ内購入できるそうだけどそれでも。

 

UIが直観的じゃない部分がある
→ホーム画面に戻るのがちょっとわかり辛い

 

そんな感じですかね~。

 

よい意味でアクションが多めのアプリではないので、
これからユーザーをどう飽きないようにさせるかの工夫がいくつか必要な気がします。

 

アプリ内で大きなイベントとかあればまた盛り上がるのかも?
(ユーザーがどこまで求めるかもありますけど)

 

このアプリが将来的に
NFTとかWeb3の流れにのっかる
というのを知らずにはじめたんですが、
それが本格始動されたら、
ちょっとアプリの雰囲気が変わってしまいそうだな、と思ったりも。

 

ビジュアル的にはこぢんまりとしたメタバースってことで
インパクトあるのでまだまだ流行りそうな気がします。

 

運営元の企業はシンガポールのMetadream社

リリースされたのは2023年1月で、わりと新しいアプリ。
それでもここまで流行っているのは成功の部類に入るかと。

 

海外では銀行口座のトラブル的な事案もあったとの噂で
「ちょっと怪しいかも?」感は否めないのですが、
匿名だしいいか、という感じで
たまに知り合いの様子をみて楽しんだりしてます。

 

どうぶつの森や、トモダチコレクションが好きな方はぜひとも。

 

ねじまきのQRコードはこちら。
f:id:popmusik3141:20230131002401j:image

残り先着30人ぐらいなので、
よければお早めにフォローしてみてください。

 

ID: NEJIMAKI555

 

 

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ねじまき通信で振り返る2022年のニュース

ニュースレターで振り返る令和四年

毎月1~2回配信のニュースレター「ねじまき通信」。
いまさらですが、2022年を振り返るために、
Substackでの投稿をいくつか載せておきます。

https://substackcdn.com/image/fetch/w_1272,c_limit,f_webp,q_auto:best,fl_progressive:steep/https%3A%2F%2Fbucketeer-e05bbc84-baa3-437e-9518-adb32be77984.s3.amazonaws.com%2Fpublic%2Fimages%2Fbf22b5fa-64c8-4fa5-9d16-4e45140b9d93_1280x960.png 

 

💍いとしいひと: ねじまき通信2022年1月号 - ねじまき通信

日本企業の系列会社も幻覚剤に投資、力の指輪のトレイラー公開、
CDブーム再燃など。


🇺🇦イースト・サイド・ストーリー

ウエストサイドストーリーに掛けて、
ロシア・ウクライナ戦争についての話題が多め。

 

🚍オン・ザ・ロード・アゲイン

ジャックケルアック生誕100周年ということで
『路上にて(On The Road)』に寄せたタイトル。
U2の約束の地なども紹介しました。

 

🧹ツイート掃除のための手引き書

この頃からイーロンマスク氏がTwitter買収について色々言及しはじめてたような。
"手引き書"によせた記事が多めです。

 

⏯静寂を楽しめ

デペッシュ・モードのアンディー・フレッチャーが死去。「Enjoy The Silence」にかけて、iPodの販売終了や日本のウェブメディアが相次いで閉鎖、など
"静けさ"に関する記事を紹介。

 

限りなく黒色に近いグレー🥦

タイで大麻解禁から、RIZINのヤ〇ザ繫がりの噂など、裏社会な記事が多めの回。
村上龍の『限りなく透明にちかいブルー』のパロディー。

 

LIFE IS YOURS📿

安倍元首相の死から宗教二世問題まで。
The Foalsの曲にかけて「人生は君のもの」というタイトルに。

 

屋久島旅行と20代最後の夏🏝 

20代最後の旅ということで、屋久島旅行の様子をアップ。
はじめてニュースレターでビデオ投稿してみました。

 

My Back Pages📘

30歳になったのでボブディランの名曲にあわせて、
"加齢"に関する話題をピックアップ。

 

Memento mori💀

エリザベス2世、ジャイアント馬場、三遊亭円楽などいろんな有名人が亡くなったのでラテン語で「死を想え」を意味するタイトルに。

 

きみの鳥はうたえる?🕊

イーロンマスク氏がついにTwitter(鳥)を買収。
ビートルズの『リボルバー』からの名曲にかけてこのタイトルに。

 

なにはともあれ🥜 - ねじまき通信

スヌーピーの生みの親チャールズ・M・シュルツ氏生誕100周年から、
ワールドカップの裏側までいろんな話題をピックアップ。

 

黒く塗れ🚪 - ねじまき通信

ローリングストーンズからAIまで、割と雑多な回でした。

 

そろそろポッドキャストでも振り返ろうかと思うのですが、
いまいち時間が取れず。

今週中には配信予定です。

 

去年の2021年の振り返り回はこちらより。

nejimaki.substack.com

 

💊赤い薬を飲め: ねじまき通信2021年12月号 - 世界のねじを巻くブログ

 

月一回配信のニュースレターはこちらから無料で購読できます。

2022年で一番よかったインターネットのコンテンツを募集します。

私のインターネット in 2022

2022年もあと半月。

シンプルにひとつ、お題を募集してみます。

 

「2022年で、
一番印象に残ったインターネットの
コンテンツを教えてください」

 

はじめてはてなブログにお題を出してみました。

お題「2022年で一番よかったインターネットのコンテンツは?」 - はてなブログ

 

コンテンツ、というと少し難しいと思うので、


・ブログ記事
・note
・ツイート
・画像

・AIアート

・Youtube
・プロモーションビデオ
・ポッドキャスト

 

令和四年に配信されたものなら、なんでもOKです。

 

軽く内容の説明とリンクをURLで送って頂けると助かります。

 

・ブログのコメント

・はてなブログのお題

・TwitterのDMやリプライ

・Google Form

・InstagramのDM

・メール:  nejimakiblog @ gmail.com

 

いずれでも受け付けてます。

 

(ニックネームなど書いて頂けるとブログで一緒に記載予定です)

 

※期限は12/30(金)まで。

 

はてなブログのお題で回答:

blog.hatena.ne.jp

 

Google Formはこちらより:

2022年で一番よかったインターネットのコンテンツは?

 

Twitter:

ねじまきブログ🌎 (@nejimakiblog) / Twitter

 

www.nejimakiblog.com

「マイ・インターネット」で印象に残った回答・コンテンツまとめ 

マストドンの印象に残ったトゥートと雑感<2022年11月>

Mastodonのおすすめ投稿

イーロンマスク氏によるTwitter買収からもう一カ月が経過
まだ"たまに見てるレベル"ですがマストドン、思ったより楽しめてます。
ツイッターから離れられない、という人に向け、
印象にのこったトゥート(ツイート)や反応を軽くまとめてみようかと。

www.nejimakiblog.com

 

インスタンス(サーバー)は主に mstdn.jp (カオスだけど一番人が多い日本語サーバー)
あとはfedbird.comを検索して見てたり、
フォローしている人のブーストをみたり。

 

ざっとツイッター関連のトゥートや印象に残ったものをまとめてみます。
(はてなブログの埋め込みがどうなるかテストも含めて)

 

 

まだあまり活用出来てないけど、投稿毎に公開範囲を変えられるのは便利かも。

 

まあ娯楽と割り切って使うべきかと。

 

茶室は言いすぎかもだけど
ツイッターに帰ってくると、欲してない情報量の多さに驚く。

 

 

 

なるほど。確かに単純にアカウント削除で終わる話ではないのかも。

 

それでなおかつ各々が自分の楽しみ方をしてる感じ。

 

 

京都のお寺。

 

こういうの好き。

 

こんな感じですかね。

犬や猫の画像とか、紅葉の写真など、
写真系のトゥートもクオリティー高い印象。

顔出し・実名のアカウントも少なくないのが驚きだったかな。

ブログへ埋め込みすると、スクロールしないと
全文見れないのがちょっと不便かも。

(かといって500文字丸々表示されるとあれだけど)

 

ツイッターのマストドンに関するツイート

こちらもざっと。

 

 

 

以前の記事にも書きましたが、
Twitterというよりも、Discordや5chのイメージに近いので、
マストドンがツイッターほど一般化することなないのかな、というのが感想です。

なにより検索があまり機能してないのと、
人が集まりにくいのが大きな短所。

それでも、それぞれのサーバーに濃い人が集まっているので、
好きなもの同士で楽しみたいという人にはうってつけのSNSかも。
もっとニッチな趣味のインスタンスがたくさんできたら話は変わってくるかも?

Tumblrと連携体制をとる、というのも面白い動きで、
Twitter一強の状況が少しでも変わればいいなと。(一強はいいすぎだけど代替がないという意味で)

 

イーロンマスク氏の買収からちょうど一カ月経ちましたが
毎日てんやわんやの報道があるTwitter社。

ちゃんと落ち着けばいいのですが、どうなることやら。

今回はこんな感じで。

 

ねじまきのマストドン:

マストドン.jpの登録はこちらより。

マストドンをはじめてみた感想やツイッターとの違い - 世界のねじを巻くブログ

GIF画像からMP4動画への移行が進みつつあるという話