世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

シマファンクがサマソニに来るぞ!ということでおすすめの曲を紹介してみる

Cimafunk来日@Summer Sonic

キューバのミュージシャン、シマファンクがサマーソニック2023にて来日決定。
最近の音楽ニュースでは一番嬉しかったので、
ざっくり紹介してみようかと。

アフロキューバンファンクと称されるジャンルのバンドで、
SXSWに出たあたりから目立ってきた印象。

日本での知名度がまだまだなので、
いくつか聞いてほしい曲を載せておこうかなと。

 

代表曲たち

まず聞いてほしいのは、
僕が2021年ベスト曲のひとつにあげていた「Rómpelo」。

 

Rómpelo

イントロからラストまでアゲで最高な一曲。
一筋縄ではいかない展開なのに、一気に聴かせる圧倒的な力強さ。

ヒップホップ的なラップもかっこいいので
まずはこれだけでも。

 

Me voy

モータウンの音楽も好きらしく、
「R&Bのコンガに影響された」とポッドキャストで発言していたり。

マーヴィン・ゲイの「What's Going On」のイントロを聞いてから
この曲を聞くと「ああ、なるほどな」と腑に落ちました。

 

シマファンク来日@サマソニ2023

 

Caramelo

これも最新アルバムから。うーん、ラテン音楽って感じで最高。

 

 

Funk Aspirin

ジョージクリントンとのコラボ曲もよいのよ。

ジェームスブラウンにも多大な影響を受けているそうで、
ファンク好きならこの曲なんかも楽しめるはず。

 

しっかりどす黒い、でも重すぎないファンク。
ちゃんと現代の若者にもウケそうな現代的な音なのも流石。

 

大抵の曲が英語じゃない(スペイン語)ので歌詞の意味は全くわかりませんが、
サウンドだけでも十分楽しめます。

 

どうやらアフリカンコミュニティーの感覚を大事にしているんだそうで、
そういうところでも根強い人気があるのかも。

 

最近でたNPRのコンサートもめちゃくちゃ良い。

いろんなライブ映像をみてても、
歌だけじゃなくダンスもうまいという非の打ち所がないアーティスト。

 

フランス・パリでの経験や
フェラ・クティの影響、
他にもサルサのリズムなどを活かした曲作りをしているそう。
(とポッドキャストで話してました)

 

・・・とりあえず2021年に出た最新アルバム『El Alimento』がめちゃいいので
ここで紹介されている曲を気に入ったなら、最新作から聞いてほしいなと。

 

ねじまき激推しのアーティスト、シマファンク。
サマソニでは見逃さないように。

 

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グスターボ・ドゥダメルというクラシック音楽の指揮者にハマる

Gustavo Dudamel

最近クラシック音楽のマイブームがきていて、
海外のニュースをチェックしていた今日この頃。

グスターボ・ドゥダメルという売れっ子指揮者が、
ニューヨークフィルに移籍し音楽監督になる
というニュースがかなり話題になっていたので
Spotifyでチェックすると結構良かったので、ずっと聴いてました。

・・・ということで、
クラシック音楽に詳しくなくても楽しめる、おすすめ曲をいくつか紹介したいなと。

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映画音楽からマーラーまで

古典から最近のサントラまで色んな曲をやってる売れっ子指揮者。

「うーん、どこかで見たことある名前だなぁ」と思っていたら、
スピルバーグ監督版『ウエストサイドストーリー』のサントラ
を担当した指揮者だ、と知って驚き。

 

『ウエストサイドストーリー』より「マンボ」

どうやらベネズエラ出身の方だそうで、
ラテンでごきげんな「Mambo」が最高。

 

『ジュラシックパーク』のテーマ

また、映画音楽家の巨匠、ジョン・ウィリアムズとも仲が良いそう。

John Williamsのコンサートを収録したアルバムもあったり。
(やっぱ映画音楽っていいよね!)

 

 

ドボルザークの『新世界より』の第四楽章

2022年にドヴォルザークの交響曲7番・8番・9番を収録した
アルバムを出していたので、
とっつきやすい「新世界より」を聞いてみるとこれがまた良い。
みんな知ってるあの交響曲のそれ。

定番のケルテスもいいけれど、
最近だとこういう演奏なのか!と新鮮な耳で聴けました。

 

マーラーの交響曲9番

マーラー9番も定番のレパートリーらしく、
SpotifyにあるLAフィルのやつはすごかった。(動画はパリ交響楽団?)

有名人だから売れ線しかしないのかと思っていたら、
しっかり硬めのマーラーもたくさんやっていて
幅の広さはほんとにすごい。

 

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わりとインパクトのある指揮で、
「カラヤンしか知らねぇ!」って人でも楽しめるかと。

アメリカ本国(特にNY)では、
レナードバーンスタインの再来を期待されているという記事を読んだけれど、
時代も違うし、自分なりのスタイルで伸びのびやってほしいなと願うばかり。

 

もっと深堀りしていきたいなと思うホットな指揮者の紹介でした。

実は2021年に日本公演が予定されていたけれど、
コロナウイルスに感染しキャンセルされたそう。

一度はコンサートを生で観てみたいなと。

 

話は飛びますが、最近のクラシック音楽な話題でいくと、
ピアニストの藤田真央さんが
あのカーネギーホールでコンサートをしたこともあって
モーツァルトのピアノ協奏曲にハマっていたりも。

マイブームが来てるので、
またポッドキャストなどで話したいな~と。

Various: Discoveries

Various: Discoveries

Amazon

 

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スティーブライヒのおすすめの名曲5選

映画の予告編用に音楽を作る作曲家の話 - 世界のねじを巻くブログ

映画の予告編用に音楽を作る作曲家の話

トレイラー用の音楽家

最近、ニューヨークタイムズで読んだ、
映画の予告編のために編曲をする音楽家に関する記事が面白かったので
軽く紹介しようかと。

Movie Trailers Keep Tweaking Well-Known Songs. The Tactic Is Working. - The New York Times

 

 

映画音楽業界で いま売れっ子なのが、David James Rosen氏
2014年に、映画の予告編に音楽をつける仕事を受けてから、
バリバリこの仕事をされてます。

 

あの有名な、ケイトブッシュの「Running Up The Hill」と
『ストレンジャー・シングス』のテーマ曲と雷とを組み合わせて
大ヒットさせた仕掛人もこの方だそう。

 

 

映画やテレビ番組の予告編で既存の曲のインパクトをより強くするために、
既存の曲を作り直すというむずかしいお仕事。

 

ほかにもこの例を挙げておきます。

 

『ブラックパンサー/ ワカンダ フォーエバー』のティーザー


ナイジェリアの歌手 Tems の「No Woman No Cry」のカヴァーと
ケンドリック・ラマーの「Alright」を組み合わせた音楽。

これもTwitterでかなり話題になってた記憶が。

 

たかが予告、されど予告。

これが映画の興行収入を左右すると考えると、
何億円じゃ語れない経済規模の、
とんでもない仕事をされてる方なんだなと。

 

昔は音楽を作るアーティストからライセンス貸しするのは、
あまり良いことだとされてなかったため、渋い顔をされたそうですが、

こうやってSNSで口コミになるのが当たり前になると
好んで曲を提供してくれるミュージシャンが増えたとのこと。

 

上記のように映画の予告編がバズった大元は、
映画『ソーシャル・ネットワーク』の「Creep」の女声合唱カバーVer. 
だといわれるそうです。

まだパソコンオタクは「ギーク」とする空気がある中、
美しい「Creep」が流れる予告編はインパクトあったなと。
日本でもかなり話題になったような。
当時自分も学生だったよな・・・・(遠い目)

 

 

『チャッキー2』予告編のR.E.M.の名曲「Losing My Religion」のカバーもなるほど。
(David James Rosenの仕事ではなさそう)

\

 

 

ちょっと話はそれますが、
個人的には『ドラゴンタトゥーの女』の導入部のイントロ
(レッドツェッペリンの「移民の歌」)とかもめっちゃ好き。

 

このデビッド・ジェームズ・ローゼンという音楽家。
クレジットもされることも少ないので、
映画・音楽業界以外からは、ほぼ名を知られることもないらしく。
(日本語でググってみてもほぼヒットしませんでした)


いろんなお仕事あるんだなぁ、と思いながら
個人的に興味を惹かれたのでブログに軽くまとめてみました。

 

参考にしたNewYork Timesの記事はこちら。

Movie Trailers Keep Tweaking Well-Known Songs. The Tactic Is Working. - The New York Times

 

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テッド・ジョイアの「音楽産業未来予測20」で印象に残ったこと

グスターボ・ドゥダメルというクラシック音楽の指揮者にハマる

エズ・デブリンのライブステージセットの凄さ@Netflix

Es Devlinのドキュメンタリー番組

Netflixの番組『アート・オブ・デザイン』
シーズン1のエピソード3にて見られます。

魔法のように別世界を創る舞台デザイナーとして世界的に有名なエズ・デブリン。

ローリングストーンズからU2、ビヨンセ、アデルまで、
大御所アーティストのステージセットも担当するイギリス出身の女性アーティスト。

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アート・オブ・デザインの感想

まずはYoutubeにあるシーズン1のトレイラーから。

"私は空間を芸術で埋め尽くしたい"という言葉からはじまる。


ざっくり気になった部分の感想を。

  • 常に白紙からはじめる

  • 会場が決まるまでなにも作らない

  • 舞台デザインといえども、
    ライブ・コンサートのみならず、演劇やファッションショーの演出もする

  • まずすべきことは枠組みを取り外すこと

  • カニエウェストのステージセットをつくる過程など

  • ビヨンセ・ペットショップボーイズ、U2のセットへのこだわり

  • 歌詞をより感じさせるステージセットにするよう心掛けている
    U2の映像も尺眺めで流れるのがよかった

     

  • 照明は光の影を操ることができるの

  • マクベスの劇場 箱を回すと幻覚が出る仕掛け

  • シャネルの香りがテーマの展示もすげー
    最後の場所で思いがけず、母親の香りがするという仕掛け

  • 闇を有効に使う 暗闇や何かへの入り口。
    ライブでは何万人が暗闇で1人に注目する

  • ビヨンセのFormation Tournoの立方体。

  • 2012年以前、アーティストのプロの写真は常に正面から移されていた
    携帯のカメラが色んな方向からライブ撮影できるようになるまでは。

  •  街を上から見下ろしてアイデアを着想する
    Jay-ZとカニエのThronesツアーのデザインに活かす 

  • ワグナーの演劇でチェスの駒をデザインに取り入れる

  • 感じるための時間を作る そのずれを認識することが大切

こんな感じで。

なによりビジュアルがすごいので、
ぜひネットフリックスで見てほしい。

 

エズ・デブリンのステージデザインドキュメンタリー@Netflix

 

照明や映像、彫像などジャンルを飛び越えて、
・・・というか全てのみ込んで表現していて、とんでもないアーティストだなと。


舞台セット自体はけっこう男性的というか、非常に力強いものが多い印象。
ステージというよりもはや建築物というような。

その規模・サイズ感じに驚かされるけど、
これを数日で設営するスタッフも凄いじゃん、とふと思ったり笑。

 

ステージデザインといえば、マークフィッシャーも有名。
最近本を中古で買ったので、それについても軽く感想を書きたいな、と思ったり。

 

どこかで「建築をみたとき、まずその建物がつくる影に目がいく」
という建築家の発言を目にしたことがあるけど、
空間や余白を埋めようとするこの人もその発想に近い気がする。

 

エスデヴリンの公式HPはこちらより。ポートフォリオもとんでもなくすごい。

 

MSG Sphere: ラスベガスの球体型スクリーンが気になる | 世界のねじを巻くラジオ

ニューミュージックフライデー@NPRやブログ記事振り返り

New Music Friday

NPRのPodcast番組『All Songs Considered』の新譜・新曲を紹介するコーナー
「New Music Fridays」。

ねじまきブログではあまり紹介してませんが、
週一で気に入った新曲・アルバムを振り返ってたりします。

 

毎週金曜日(もしくは週末に)これを聞きながらランニングするのが楽しみで。

気に入った曲をメモしてブログのテンプレにペタッと貼りつけるだけなので
労力もほとんどかかってません。


10月分の振り返りをざっと。

 

 

 

 

 

NPRといえば、「Tiny Desk Concert」が1000回配信突破。

 

U2ボノの自伝も発売。
徐々に読んでいこうかと。

otonokabe.com

NPRポッドキャストNewMusicFridays

 

ニュースレター「ねじまき通信」の10月号も配信しました。

イーロンマスクのTwitter買収から黒マスクまで色んな話題をお届けします。

 

いろんなところに分散して自分でも
よくわからなくなってますが、音楽興味ない方がいたら迷惑かな、と
思ってブログ分けてます。 今後もたまに振り返ろうかなと。

 

月一回配信のニュースレターはこちらから無料で購読できます。

U2・ボノのインタビュー本を読んだ感想

音楽の背景から宗教まで

ブックオフで購入し積読していたU2のBonoのインタビュー集、
『ボノ インタヴューズ』ミーシュカ・アサイアス  (著), 五十嵐 正 (翻訳)
を読んだ感想をざっくりとまとめてみます。

英語タイトルは「Bono on Bono」。

音楽はもちろん、政治や宗教(キリスト教)、
バンドメンバーやプロデューサーについてまで、
しっかりボノの声がインタビュー形式でまとめられている貴重な一冊。

レビュー・感想

前提として、
この本(英語版)が発売された時期としては、
2005年、つまり最新アルバム『原子爆弾解体新書』が発売された翌年。

個人的に気になった部分をいくつかまとめてみました。

 

まずはU2のアルバムについて。

『Boy』や『原子爆弾解体新書』は
"無垢の終わり"ということに関係がある

『ペットサウンズ』のテーマでもある"朽ちていく無垢"。

ボノがずっと歌い続けてきたテーマ。
色々スタイルを変えつつも、同じ芯が通っているのはこのおかげなのかも。

 

 

プロデューサーのブライアンイーノについても言及があり、

ラリーは重要な要素であるプロセスにはほとんど時間をかけない。
一方、ブライアンには過程が最も重要なんだ。
ブライアンがセッションにやってきて最初にやることは、
部屋を装飾し直すことなんだ P115

メンバーの性格が手に取るようにわかる発言でこれも面白い。

 

「Bad」「With Or Without You」「Grace」「In A Little While」
こういった感情に訴える曲は彼がいなかったら存在してないだろう。

特に「Grace」は他の曲に比べ目立たないですが
イーノの魅力がばっちりでた隠れた良曲。

 

 

あと、ビジネス的なところでいうと、
原盤権、著作権はU2自身が持っているのだそう。

あのプリンスでさえも扱いきれなかった部分、
やっぱり権利を持つ者が強い、という話。

 

ほかにも、
ZOO TVツアーのときは破産寸前だったという裏話や、

書き下ろした「She Is A Mystery To Me 」の曲は、
デビッドリンチ監督の『ブルー・ベルベット』の映画サントラを聞いたのがきっかけだった話も興味深かった。

 

 

最もお気に入りの歌詞として、
クリス・クリストファーソンの『Help Me Make It Through The Night』
を挙げていたりも。

 

ボノ自身はU2のお気に入り楽曲として"Stay"や"Please"をあげてました。

"Stay"

 

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Princeの才能をべた褒めする一方、

でも、プリンスには編集者が必要だ。口論は必要だよ。
スタジオの中でプリンスにファック・オフ!と言える人がね。 P227

これも正論。

 

ブルーススプリングスティーンについて語る部分や、
アフリカへの思い、そして
ボノがアフリカに興味を持つ前からブライアンイーノが関心を寄せていたという話も。

 

U2とBrian Enoの関係は、
やっぱり ミスチル&小林武史プロデューサー の関係とそっくりだな、と思ったり。

(それでも、ピーターガブリエルやポールサイモンのように
アフリカ音楽に傾倒しなかったのは偉いというかなんというか。)

 

こんな感じで、
Bonoらしさ満点の30万字インタビュー集の紹介でした。

2022年11月にボノの自伝/回顧録の『サレンダー』(Surrender: 40 Songs, One Story)も
発売予定。

どうやら新アルバムも数作用意しているようで、めちゃ楽しみにしてます。

MSG Sphere: ラスベガスの球体型スクリーンが気になる

テッド・ジョイアの「音楽産業未来予測20」で印象に残ったこと

Ted Gioiaによる音楽業界の予言

ジャズ批評家として有名なテッドジョイア氏によって、
NewMusicboxというアメリカのWebマガジンに投稿された音楽産業の未来予測が
かなり興味深かったので、印象に残った部分を軽く翻訳してみました。

(以前紹介した記事も面白いのでぜひ)

「音楽の未来に関する12の予測」テッド・ジョイアの文章で印象に残ったこと - 音の壁ラジオ

 

シリコンバレーの大手企業が、量子コンピューティング技術により"次のベートーベン"を生み出したしたと発表する。

→こういうの昔からありますよね。そろそろ完璧に近いものが出てきても驚かないな。

 

ウェブプラットフォームがレコードレーベルを破壊し、新しいアーティストがキャリアを伸ばすという役割を果たさなくなる。
→収益を奪われるレコード会社にわざわざ所属する意味って・・・となりそう。
PVのあるウェブプラットフォームにちょっとお願いした方が効率良さそう。

 

ミュージシャンは、音楽からの収益の 80 ~ 90% を獲得する方法を見つける。Bandcampですでに起こっているが、そのトレンドは急速に広がる。
他の多くのプラットフォームが出現し、ほとんどのお金をアーティストに提供し、自分自身のためにわずかな割合しか得られないだろう。

→うーん、アーティスト自身が自分で音楽制作・プロモーションなどなんでもできる時代に、音楽レコードやプラットフォームはなにが出来るんだろう・・・。

 

ダンスクラブのDJはAIロボットによって取って代わられる。
クラブのオーナーはアルゴリズムが人間のDJよりも顧客を喜ばせていると強調する。
→これはありそうですよね。VRChatのDJとかもAIで十分だったり。

 

米国大統領は、主要な音楽プラットフォームで精選されたプレイリストを作り始める。
最初、音楽業界は嘲笑するが、4000 万人が購読者としてとして登録した後、態度を変えるだろう。すべての収益は、動物愛護団体の支援に使われる。
→オバマ大統領の例もあるので、案外当たりそうな予測。

 

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すべてがAIによって作曲された曲がビルボードのチャートで1位になる。
ミュージックビデオ(これもAIによるもの)がその成功に大きく寄与する。
→まあこれは近いうちにありそう。DALL·E 2の凄さをみてるとMVについてももう実現しそうですし。

 

K-POPのヒット曲は4年経ってもまだトップ40に入っているだろう。

→韓国の音楽業界はまだまだ大丈夫という予測。

 

ストリーミング音楽のイベントが、ライブコンサートよりも多くの収益を生み出す。

→VRとかメタバースのイベントがやっぱり当たり前になるんですかね~

 

新しい音楽産業の強者がアジアや他の非英語圏から現れる。ニューヨーク・ロンドン、ロサンゼルスは活動の拠点で居続けるが、以前のような独占的なものではなくなる。賢明な音楽会社は、ソウル、キンシャサ、ジャカルタなどでのプレゼンスを拡大するために、怒り争うだろう。
→ソウルはともかく、キンシャサ(コンゴ民主共和国の首都)、
ジャカルタ(インドネシア。首都はカリマンタン島に移転)  の音楽もっと深堀したい。

 

グラミー賞の視聴率は、過去最低を記録。
その代わり一年でのテレビ視聴率が最も高い音楽イベントは、
有名なロック/ポップ スターの 90 歳の誕生日コンサートの生放送になるだろう。

→保守的なグラミー賞はもうダメかも?

 

トロンボーンのくだりとか、
ところどころ皮肉があるのがテッド・ジョイアらしい未来予測。
日本に関する音楽の言及が一切ないのが悲しいような。

原文はこちら。

テッドジョイアによる以前の予測もおもしろいのでぜひ。

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みんなのコロナ禍・おうち時間に聴きたい音楽まとめ

おうち時間に聞きたい音楽

ポッドキャストやブログで募集していた、
コロナ禍に聴きたい音楽。

コロナウィルスの憂鬱を吹き飛ばす曲、募集中です。

2年以上前の企画をいままでほったらかしてましたが(ほんとすみません)
・・・実はたくさん曲を頂いており、台風襲来の今も絶好のタイミングかなと思いざっとまとめてみました。
 ※( )内は紹介して頂いた方のペンネームを載せてます。

 

まずはラッキーキリマンジェロのこの曲から。

なんと同じ曲にリクエストを2つ頂いたので、これから紹介するしかないかと。

HOUSE / Lucky Kilimanjaro

ラッキー・キリマンジェロいいよね!!

部屋で踊るには最高の一曲です!    (だいすけ ムモキャス)      

「外出自粛」と聴くとマイナスイメージですが、「家にいるのも悪くない」と思えるような曲を推薦します♡  (しょこら)

 

歌詞もビートも最高におうち時間にマッチした一曲。

BPM125
部屋で爆音のミュージック
ベッドの上で完結
もう一歩もここから出ない

家にいるなら何次会でも OK

 

We Are One - Ole Ola / Pitbull Feat Jennifer Lopez & Claudia Leitte  

とにかく歌詞がいい。とにかくアツイ。ラテンのこのアツさでウィルスが吹っ飛ぶといいな〜
「世界が一つになってコロナに打ち勝つ努力の応援歌にぴったりだから」です。    (snowy)

ピットブル×ジェニファー・ロペス。
アツいに決まってます。最高。

 

きみはマザーファッカー /  ザ・リーサルウェポンズ

この曲を聞いてたら色々な事がどうでも良くなりますが、何故か頑張ろうと思えるからです!    たけち     

最高にF●CKな曲ですね!!

 

夏恋花火 / シャノ  

 季節的には少し違う曲なのですが、オープニングのイントロに心掴まれて自分の中で嫌なことを一瞬忘れられる曲です。この企画を知って、自分の中には数曲しかないこんな時こそ聞きたいソングですが集まればそれはきっと繋がりキラめくプレイリストになりそうで楽しみです。ねじまきさん、さすがです!    クロイロ            

イントロ確かにぐっと惹かれますね~
自分は今年、花火見れなかったです・・。

 

ヒラタナナミの自宅待機型恋愛観 / ななひら

二曲目もいただきました。

イロモノもブッコミたかったのでこちらの曲を推薦します。外に出てもロクなことないし引きこもりします、みたいな曲です(ざっくり)

タイトルからしてイロモノなだけかと思いきや、
歌詞もサウンドもかなり練られてます。けっこう好きです。

 

福笑い / 高橋優

高橋優さん、声がほんといい・・・。
東京メトロCMソング。2010年元旦のラジオ番組生放送中に生まれた曲だそうです。

理屈でないところで僕ら
通じ合える力を持ってるはず

 

それが大事 / 大事MANブラザーズバンド

負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事 駄目になりそうな時 それが一番大事

ひさびさに聞いたけどやっぱ良い曲。それが一番大事。
MVはじめてみたけどメンバーみんな楽しそうで最高。

1990年代初頭の曲だけど、自分が一番苦しかった時代にこの曲が励ましてくれたから。一発屋と言われてるけど彼らの楽曲は元気をくれるものが多くて今でも自分の応援歌。『それが大事』か『キボウ』、どちらにしようか迷うけど認知度から『それが大事』を選択。『キボウ』の歌詞、"俺はいつも負けるもんか、負けるもんかと思ってる〜♪"もストレートな歌詞で大好きだけど…。    (マサト@Wordpress)           

 

This Will Be Our Year / The Zombies 

ザ・ゾンビーズの名盤『オデッセイ・オラクル』からの一曲から

   ラヴソングだけれど、「You don't have to worry, all your worried days are gone. 」という一節があるのでいいかなと。        

「心配する必要ないさ、心配すべき日々はもう去ったんだよ」
なんとも励まされる歌詞がいい。

 

SOS / SEKAI NO OWARI

セカオワから一曲。はじめて聞きましたがPVも凝っててすごい。

 透き通った声に癒されます。歌詞の意味も沁みます。                

セカイノオワリはこう一曲で世界観を作るのがなんとも巧い。

 

ハワイの曲プレイリスト

 しゃんと笑顔になるというか、心の奥からリラックスできる感じです。例えば窓から晴れた空を眺めているだけでも、ハワイアンなメロディが流れていると綺麗な水色に見えたり、雨で空が暗くても、悲しくならず「今日はスコールかあ、どんなお家ライフを送ろうかしら」って笑顔で眺められます。特におすすめなのは、朝ごはんを作る時です。起きたての体に優しいメロディが染み込んできて、なんだか素敵なものを作っている気分になります。外に出られないではなく、お家で過ごせると思えたら、コロナ・ウイルス氏の負け、私たちの勝ちです😁        (ポラリス)

曲の指定は頂いてないみたいなので、
ねじまきチョイスで Jack Johnsonも。

Upside Down / ジャック・ジョンソン

フジロックのライブ生中継が懐かしいですね~。
前座のサチモスがめちゃ叩かれてたのも生々しく思い出されます・・・。

 

morning haze / keeno

 ねじまきさん、こんばんは。コロナ対策ソングで推したいボカロソングを紹介させてください。この曲は初音ミクの声質の中のdarkと言う音声ライブラリを使って歌わせています。なので、曲自体が少しくらい感じをうかるかもしれません。でも、コロナ禍で、ついつい明るい曲をえらびそうになったのですがそうではなく寄り添うような曲を選びました。この曲のタイトルのmorning hazeは、朝もや、と言うような日本語訳かと思います。モヤのなか、段々とそのモヤが晴れて行くことを願って、そして寄り添うような歌詞、曲調、声質だったので選曲しました。長々と失礼しました。それでは。    (時々色々のクロノイロ)         

初音ミクのボカロ。確かにボーカロイドっぽくない人間味の憂鬱さがあるボーカルですが、これぐらいの方が寄り添ってくれてる感じがあったいいかも。

雨の日、一人でイヤホンで聞きたい一曲。

 

STAYIN’ ALIVE / JUJU

これでもかと裏アクセントが続くノリノリな曲。            

JUJUのイメージが少し変わりました。
歌詞もポジティブでサイコー。楽器の数もかなり多くて楽しい。

 

Oasis ‐ Fade Аway  

 放課後ティータイムの”ぴゅあぴゅあは-と”の元歌なので。    (デンジャースター)      

『けいおん!』詳しくないのですが、聞き比べると確かに!
オアシスのスカッとした音もおうち時間のふさいだ心を吹き飛ばしてくれそう。


水平線 / back number

よくラジオで聞くバックナンバーの一曲。

学生時代に自身も陸上競技でインターハイを目指していた清水依与吏は、今年のインターハイの開催県が地元・群馬県であったこと、開会式で「SISTER」が演奏される予定だったことを知り、何か彼らや彼女たちのために出来ないか考え、急遽制作し、完成した楽曲が『水平線』です。

こういう背景があるのは知らなかった・・・。
まさにコロナ禍に聴きたい一曲。

 

KID FRESINO - Cats & Dogs feat. カネコアヤノ

叙事詩です、コロナのことを直接歌っていないですけれど、普通の生活のつらさと希望がにじんでくる曲です、洗濯物が揺れるところがぐっときます (うろたん)

かっけー。カネコアヤノさんってこんなコラボもするんだ。

洗濯物が揺れる様を見たいよ 今日は絶対に頑張らない パジャマのままでいさせてよね 都市開発は進んでく 君のこと嫌いにならないように頑張ってる

 

愛し愛されて生きるのさ / 小沢健二

うん、こういうのよ!
2分30秒~はじまる語りもいいですよね~。

優しくなれそうだから (ぷーあるちゃ)

 

But I’ll miss you / Paul Kim

韓国のリスナーさんから頂いた一曲。

去年サブスクで一番聞いた曲です。ソウルのポールキムという歌手が歌ってます。(Shin)

ポール・キムさん、はじめて知りましたが、
ことばの伸ばし方とか日本語と違うところがすごい興味深い。
孤独と出会いがすごく素敵に描かれてます。

 

What A Wonderful World / Louis Armstrong

(ポトフ)

サッチモの名曲中の名曲。
いつ聞いても心が晴れますよね。

 

雑感 / 柴田聡子

誰に言うでもないプライベートな言葉だからこそ、訴えてくるものがあります。どこを向いているのか分からなくなる歌詞なのに、とても大きな流れの行き先だけが見えてくるところに希望めいた思いが沸いてきます。

by (未来ある若者)

バイクで走るなか、ひとりごとでのような歌詞が優しい。
ほかの曲も聞いてみたくなりました。

 

招き猫 / 水曜日のカンパネラ

福を招く、厄を払うというリリックが合ってると思います!
(ショウタコーヴィチ)

「エジソン」で大ヒット中の水曜日のカンパネラ。
MVもお洒落だし、ラストの盛り上がりもいい。

 

Skyline / FKJ

家にいてもおしゃれな気分になれる (ダイチ)

フランスのアーティストだそうです。

夜に聴きたい一曲で、MVもずるいぐらいお洒落!

 

Sine from Above / レディーガガ & エルトンジョン

うつむきがちな時に顔を上げようと力を与えてくれる (ミエ)

まさに今日みたいな日に聴きたい一曲。アガります。

Love Love Love / Avalanche City 

ボーカルもカントリー風な演奏が心地よく、PVもかわいい。
なんか幸せになります笑

TwiterのDMかメールで頂いたのですが、
ブログの下書きにアーティスト名だけ載せていて元のメッセージが見つからず。
コメントいただければ載せておきますので!
→ 無事コメントいただき曲名が判明しました。Natsuさんありがとう!

 

Good Day / MewSuppasit

タイのアーティストだそうです。

自分が必要とされていると思えるのと、今日はどんなに沈んだ気がする日でも、元気いっぱいだぞと言う感じです。(GarudGamo(がるどがも)

タイのアーティストとってもけっこうチャラメで一瞬EXITかと思いました。笑
PVが開放感あっておうち時間にぴったり。

「Seasons of Your」も頂いてたので載せておきます。

1300万回再生ってことで、めちゃくちゃ有名なアーティストみたいですね。

 

帝国のテーマ / 栗コーダーカルテット

(daiki_)

牧歌的なダースベイダーのテーマ、いい感じに気がぬけます笑

 

 

最後にねじまきチョイスの一曲。

Bouncing Around The Room / Phish

フィッシュというアメリカの有名なジャムバンド。
これ聴きながら"部屋を飛び回って"みては。

 

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Podcastで突然募集をはじめるも、
2年近くほったらかしたままだった企画。

コロナ禍に聴きたい音楽のリクエストここまでたくさん頂き
ほんとにありがとうございました!
ジャンル・年代問わずどれもほんとに良い曲ばかり。

プレイリストは宝物にします!

(※またSpotify Playlistでまとめる予定です)

ハッシュタグ #ねじまきラジオやDM含め
全部リクエストは拾ったつもりですが、
抜けていたらコメント頂ければブログに追加しますので遠慮なく。

「こんな曲もおすすめです~」という追加もお待ちしております。

コロナも台風も猛威を振るっておりますのでお気をつけて。
みなさんも、良いおうち時間をお過ごしください。

※追記 
追加で紹介して頂いたので下記載せておきます。

 

SAUDADE / バイオハザード RE2サントラ

Resident Evil RE2 のエンディング『SAUDADE』は不安感もありつつスカっとするのでおススメしたいです。(よあけのアラーム)

おうち時間ということでセーブポイントの落ち着いた音楽と思いきや、
けっこう激し目の曲をチョイスしてくるのがさすが。
確かにスカっとします。良い曲!

ほかにも紹介お待ちしております~

 

※追記(2022.9.28):

Spotifyプレイリストにまとめてみました。

コロナ禍・おうち時間に聴きたい音楽まとめ - playlist by ねじまきラジオ | Spotify

 

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NPRの音楽ポッドキャストを1年間聞き続けて学んだこと

アルバム新作の定点観測

NPRの音楽ラジオ「All Songs Considered」。
その中の新作アルバムや新曲を毎週紹介しているコーナー「New Music Friday」を
”聞いてまとめる” 習慣を続けて1年が経ちました。

毎週金曜日にアーカイブ配信されるポッドキャスト番組を聞いて、
個人的に気に入った曲を5曲ほど紹介する音楽ブログ。

otonokabe.com

・・・当初はPodcast配信して音楽もつけて声でお届けしようと思ってたのですが、
そんな暇はなくブログ記事が限界だな、と気づいてこの体制に。

 

毎週金曜日の夜配信されるので、
ランニングで聴きながら気に入った曲をメモしつつ、
その後ブログにYoutubeを貼って、コメントを書いてまとめるだけ。

 

作業時代は30分もかからず書けるので、
いい感じにアーカイブできて個人的には気に入ってます。

一年以上前はEvernoteにまとめてたのですが、
なんだかんだYoutubeをそのまま張り付けられるブログのほうが
便利なのでは、ということにきづきブログも公開。

あくまで自分のためにやっているので
読みにくいところはあるかもですが、音楽の質は保証します。

 

ラジオの構成としては、
その週に出たおすすめアルバムを聴きながら、
その専門の音楽ゲストを呼んで感想コメント・レビューをフランクに喋るという感じ。

All Songs Considered : NPR

ラジオDJのボブ・ボイレンの趣味・チョイスもかなり信頼できます。


色んな国の音楽が聴けるし
なにより人の血が通っているので
ストリーミングのレコメンドとは質が違うというかなんというか。

王道のエルヴィス・コステロやキラーズなどの大御所から、
ジャズ・現代音楽、ウルグアイ音楽、インディーズまで
雑多に紹介してくれるのでほんとありがたい。

 

・・・ということで一年間ブログにまとめて感じたことをざっくりと。

音の壁ラジオ

  • ラテンミュージックが強い
    →イギリスの番組ということもあるのか、
    コロンビアやブラジルなど南米強し、な感じの最近

  • ヒップホップも強い
    →ほぼ毎週HIPHOP曲が紹介されます

  • アジアの中でも特に 日本・韓国の 注目度高し
    → 日本人が知らない邦楽アーティストがバンバンでてくるので、
    どうやってディグってるんだろう?とほんと不思議

  • ロンドン・ロサンゼルス・シカゴ・ニューヨークはやっぱすごい
    → プロデューサーや音楽スタジオがあるというのはやっぱり強いんだろうな

  • LGBTQ+なアーティストの割合もかなり増えてきた
    →地域や世代とわずいろんなアーティストがクィアなことが多いような
    カントリーとか特に。

  • ミュージックビデオの力はいまだにすごい
    →曲を聞いてイマイチだな、と思っても映像と共に見ると良く聞こえるパターンがたまにある

  • リリックビデオやビジュアライザーは当たり前になってきている
    → 完全な静止画よりも、少しでも動いていたほうがリスナー側としては楽しめる

  • 自分のディグでは見つけられない「こんなにいい音楽がまだまだ世界にはあるんだ!」という曲にたくさん出会える

 

 

otonokabe.com

音楽のプロがキュレーションしてくれるのはほんとに助かるし、
レコード会社やストリーミング配信の企業のアルゴリズムに対抗するような
良質なポッドキャスト番組。

30分以内に聴きとおせるので、
ピーターバラカンさんのバラカン・ビートとか好きな方は
ほんとおすすめ。

毎週10曲ほど紹介される中で、
日本人の僕の視点で特にいいなと思ったのを毎週5曲ぐらいにまとめてるので、
よければ音楽ブログの方も読んでみてください~

 

インスタストーリーズでその週に聴いたベストソングを公開してます。

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マイケル・スタイプ(R.E.M.)のインタビューと名曲の元ネタ

Michael Stipe@Broken Record Podcast

最近ポッドキャスト番組「Broken Record」で聴いた
マイケルスタイプのインタビューが興味深かったので軽く紹介。

歌っているときの声は泣く子も黙る、唯一無二のボーカル。
だけども、話す声は案外普通だよなぁ、
とひさびさに地声を聞いて思ったり笑。

 

マイケルスタイプが、
代表曲の元ネタを明かしてたのが聴きどころ。

 

R.E.M. / Drive

名盤『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』の一曲目のあの曲。

 

・元ネタ

Rock On / David Essex

~40秒ぐらいのところですかね。

オマージュというかパクリじゃないか!っていいたくなるほど似てるけど、
やっぱり歌詞やサウンド総合的に見て、さすがにREMの方がいいよなあ。

 

 

Everybody Hurts / R.E.M.

 

こちらが元ネタ。

Love Hurts / Hair Of The Dog

バックの演奏や、最後感情を爆発させるところとかも似てますね。
でもこの元ネタの曲もけっこう気に入りました。

 

 

The One I Love / R.E.M.

初期の名曲「ザ・ワン・アイ・ラブ」。
MVもツインピークスの雰囲気があったりでいい感じ。

ずいぶん前の話ですが、音楽バーでアマチュアのバンドがカバーしているのを聞いて、
ジーンと聞き入ってしまったのを聞くたびに思い出します。
ひさびさに聞いたけどいい曲。

 

 

Bennie and the Jets / Elton John

エルトンジョンの「ベニーとジェッツ」。
代表曲ですよね。

 

比べてみると確かに言われてみれば、
なんとなく似てるかなってレベルなので、これぐらいはセーフでしょう。

 

 

他にも
「Losing My Religion」の歌詞の意図や、
日常生活の話として写真撮影にハマっているとか、
R.E.M.のPVの裏話や近況とか、
なかなか面白い話が聴けたり。

 

後期の曲「Supernatural Superserious」
「歌詞が最もうまく書けた曲のひとつ」とまで言っていて、意外でした。

抽象的でけっこうふわっとした歌詞というか、
100%理解できる人どれぐらいいるんだろう・・・。

 

なにはともあれ、
彼が元気に音楽活動を続けているだけでも嬉しい限り。

マイケルスタイプ×ブライアンイーノの新曲「Future, If Future」もよかったしね~

 

僕が学生の頃、ヤフーブログでR.E.M.の歌詞をオネエ語で日本語訳をするブログがあったんですが、管理人の方はお元気されてるんでしょうか。

聴くたびに当時ことを思い返します。

www.nejimakiblog.com

 

「ブロークンレコード」というポッドキャスト、
大御所アーティストがバンバン出演する音楽インタビュー系番組なのでおすすめです。

 

R.E.M.ライヴ(DVD付)

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  • アーティスト:R.E.M.
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毎週、新曲の中で気に入った音楽を紹介するブログもやってるので
音楽好きの方は気軽に読んでみてください。

otonokabe.com