世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

ロサンゼルス・アメーバレコードでの店員さんとの思い出

アメリカ旅行の記憶

店員さんとの思い出、となるとまず思い浮かんだのは
ロサンゼルスの「Amoeba Music Hollywood」での思い出だった。

 

初めての海外一人旅で訪れた、
LAダウンタウンの一角にある 知る人ぞしる名レコード店。
日本の音楽メディアでも度々名前が挙がるほど有名なお店なのだ。

 

 

 

なにしろ老舗店なので、
あのポールマッカートニーが中でライブをしたこともあったりするほど。


有名人が「何のレコードをディグるのか?」を記録する人気ドキュメンタリー「What's In My Bag?」のあそこ、といえば伝わるかもしれない。

 

僕がアメリカ旅行をしたオバマ政権の頃、
円高ドル安の影響で1ドル=78円 (なんと!)ぐらいだったので、
学生がバイトで貯めたなけなしのお金でも、
そこそこ強気で購入できた。

 

当時は家にレコードを鳴らすような環境もなかったので、お目当てはもちろん中古CD。

 

なけなしのお金(ただし円高パワーで強め)で購入したのはこんなアルバムたち。

 

当時の写真を振り返ってみなくても、はっきりと何を買ったのか覚えている。

 

  • Avalon / ロキシー・ミュージック
  • Live One / フィッシュ
  • Two Against Nature / スティーリー・ダン
  • Live At Hollywood Bowl / ザ・ドアーズ
  • Smile / ビーチ・ボーイズ

 

平成生まれの学生にしてはずいぶんクラシックなチョイスなせいか、

音楽への思いを察知してくれた黒人のおにーさんの店員が会計の途中に、
レジ脇に置いてあるピンバッジやステッカー(もちろん売り物) を掴んでCDと共に紙袋の中に入れ、

「Take it.(もってきな!)」と僕に渡してくれた。

 

一瞬わけがわからなかったけれど、
僕は意図を察して「ありがとう!」とあえて日本語で返して店を去った。

 

アメーバレコードでの店員さんとのやりとりは、
まさにあの旅で一番「アメリカンだなぁ!」と感じた出来事だった。

 

アメーバミュージックレコードハリウッド

 

シンプソンズそっくりのスクールバスをみたときも、
ヨシュアツリー国立公園でXXしたときも、
In and Outバーガーを食べたときも、

"ザ・アメリカ" を感じたけれど、
この"ささやかな瞬間"もまた大切な思い出だったりする。

 

旅行中、ずっとポータブルCDプレイヤーを持ち歩いてCDを聞いていたので、

ロキシーミュージックの「More Than This」やフィッシュの「Bouncing Around The Room」を聴くたびに、あの出来事を思い出す。

 

 

 

あの店員さん今頃なにしてるんだろうなあ。

 

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グーグルマップでタクシー運転手に場所が伝わらないときに使える隠れ機能

海外旅行で使えるGoogle Mapsの小技

先日、台湾旅行に行ってきたのですが
「ライフハックとして共有しておきたいな」という小ネタを見つけたので、
軽く紹介します。(知っている人が多いかもだけど)

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例えば例をあげるとすると:

ある特定の場所への道を聞きたいときに、
GoogleMapsのスマホ画面を見せても、
設定によっては日本語式の漢字や英語名で表示されてしまうため、
現地の住人にはその場所がどこか伝わらなかったりすることは
多々あるかと。

(現地の地名は薄くその下に表示されるけど読みにくい)

 

そんなとき、

地名の右隣になる「メガホン🔊」の絵文字をタップすると、
こんな画面になります。


f:id:popmusik3141:20230827152915j:image

 

そしてさらに「🔊」を押すと、
中国語の発音でしっかり発音してくれます。
(※ただこれがどこの方言かまではわかりませんが)

 

タクシー運転手さん、
けっこう年配の方が多いので、眼鏡をとりだして、
30秒ほど「うーん」と唸り、
早口の中国語でまくし立て、
僕らはなんと返事したらいいかもわからず、ということは
今回の台南・高雄旅行でもしょっちゅうあったので、
音で伝えられるのはかなり便利だったなと。

 

これ、海外旅行のみならず、
日本国内でもまあ使える気がします。

 

外部からの観光客って、
地元の人が逆に知らないようなスポットやビルに行くため、
タクシーの運転手さんでも知らない場所があり困惑する場面はわりかしあるような気がして。

 

こういうのは外国にいかない人でも使えるテクニックだし、
逆に日本に来た外国人観光客に教えてあげたいほど。

 

発音だけならまだしも、

・読めない場所の名前や住所もしっかり発音してくれる
・大きい文字で、かつ現地の言語で表示してくれる
・住所も大きく表示してくれる

というのが大きなメリット。

 

・・・つまり、

現地の言葉が読めなくても、
現地の音声と現地の文字のダブルアプローチができる
という小ネタでした。

 

これ、恥ずかしながら今まで知らなかったのですが
今回の台湾旅行の間に気づいたので一応記事にしてみました。

これで一人旅で慌てることも大幅に減るはず。

「そんなの常識だよ!」という方もいるかもですが、
僕はこの台湾旅行で気が付いたので、
これから旅行に向かう方はぜひお試しあれ。

仕事が落ち着いたら、台湾旅行の記事もまとめようと思うのでお楽しみに。

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ランダムで世界のストリートビューを旅する「Wonders Of Street」

仮想旅行ができるサービス

最近みつけた「Wonders Of Street」が面白かったので軽く紹介。

世界のあらゆる地点にランダムで飛び、
グーグルストリートビューのように見られるというサービス。

360度眺められるので、バーチャルな旅行をした気分になれます。

 

Wonders of Street View (neal.fun)

 

 

ねじまきが個人的に気になった場所をいくつか紹介。

 

Windows XP Wallpaper Sonoma County, California

ウィンドウズXPの壁紙のあれ。

 

Brazilian Cathedral Federal District, Brazil

ブラジルの大聖堂。

 

・The Clones Vojvodina, Serbia

セルビアの街並み。

「The Clones」って何の建物かと思いきや、
バグって同じ人が何重にも映っているからこのタイトルに。
(名所だけでなく、こういうネタ画像もあります)

 

Largest Teapot Chester, West Virginia

世界一大きいティーポット。

 

Hot Tub Monkeys Nagano Prefecture, Japan

温泉に浸かる長野のお猿さん達。
海外の観光客からやたらと人気ありますよね。

 

Waterfall Hike Bavaria, Germany

ドイツの滝ハイキング。
ヨーロッパらしいというかなんというか。

 

https://neal.fun/wonders-of-street-view/?v=hBRUQE

アブダビ空港

 

(※また面白い場所を見つけたら時間を見つけて追加しておきます)

 

こういうランダム性のあるツールは、
小説の舞台を探すのとか、映像制作にも使えそう。

ブラウザー内で完結しているのも良い所。

 

VRで眺められたらいいのにな、
と思いつつ、ポチポチ眺めてたらあっという間に時間が経ってました。

海外旅行好きならずっと見てられるのでほんとにおすすめです。


以上、NEAL.FUNという巷で有名なサイトが新しく公開したサービスでした。

Wonders of Street View (neal.fun)

 

 

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THEKYOTOの記事が全て無料になったのでおすすめの京都記事をいくつか。

京都新聞のザ・キョウト

京都新聞のWEBメディア「THEKYOTO」が2021年12月10日から
全て無料化するとのこと。(年内はとりあえず無料とのこと)

もともとはプレミアムの有料サービスだったのですが、
いろいろあって、無料のサービスになったみたいです

記事のクオリティが高いので、京都好きには読んで欲しい記事ばかり。

 

ざっくり読んでみてねじまき的に気に入った記事を
軽く紹介しようかと。

 

三島由紀夫の『金閣寺』好きなら一度は読んでおきたいかも。

the.kyoto

これは初めて読みましたね。燃えてる写真もすごい。

 

 

デビッドボウイ×京都の貴重な記事。

これも写真も含めロック好きならぜひ。

 

 

小松左京、しかも六曜社の話も!

 

 

イノダコーヒーの背景を知れる記事。

イノダコーヒーだけじゃないイノダ家の歴史をまとめた記事。
(というかイノダコーヒー京都人しか知らないかな・・・。)

 

 

時間がないのでざっくりと気になった記事貼っておきます。

 

着物といえば千總。

発想が現代すぎてビビります。

 

 

森見登美彦の小説にも出てくる古本市。
実際にこんな感じですね。

 

 

耳で宇治のお茶の世界へ。
Youtubeの音源も軽くトベそうです。

 

まだ軽くしか読みかえせてないので、
また気になる記事があれば更新しておきます。

(※一応年内は無料で見られるとのこと)

 

・・・そもそもの話として、
この「THEKYOTO」のプロジェクトは
京都新聞×電通 のコラボによって生まれたもの。


電通案件だ、というのは始まった当初、
Newspicksのポッドキャストで知ったのですが、
この「ザキョウト」かなりお金かかってそうなんですよね・・・。

(新聞一枚まるまる使った広告、なんか●な予感がしてました)

 

まあそのおかげで、
出てくるゲストも
写真のクオリティーも、
文章の質も逸品だったり。

 

このまま京都人だけが読んでいるのはもったいない気がするので、
ブログで軽く紹介してみました。

 

年末から年始にかけて京都旅行に来られる方は、
ぜひ参考にしてみてはどうでしょうか。

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

モロッコの国民的飲み物「ミントティー」の思い出

甘さ満点なお茶@Morocco

モロッコのお茶といえば、ミントティーですね。
街のどこでもみんな飲んでる国民的ドリンク。

宗教上の理由でお酒が飲めないので、
みんなミントティーでくつろぐ、というわけなんです。

誇張なしに、一日に3~5回は飲んでました。


今回はてなブログのお題が「お茶」なので、モロッコのミントティー事情を。

こちらは砂漠のど真ん中のテントで飲んだミントティー ↓

ミントティー@モロッコ

ミントティー@モロッコ

どんながするのかというと、

砂糖水かよ!」ってツッコミたくなるほどあまいお茶で、
冷たくなくホット(というかぬるいぐらい)なので、より甘さが強調されます。


ミントや砂糖の消費量がどれだけすごいんだろう、暑い砂漠の中で思ってました。

 

ミントティーを注ぐ様子。

ミントティーを注ぐ様子@モロッコ

この写真だとその瞬間を写せてませんが、
頭より高い位置ぐらいのところからぴゅーっと注ぎ入れます

不思議の国のアリスみたいに高い所から流し入れるんですよね。

泡立つぐらいがいいんだそうで笑

プロの技すげー!と思いきや、慣れると案外簡単にできます。

2週間近く滞在していたので、
僕もさすがに注ぐのがうまくなりました。

(調子乗って高いところからこぼして笑われたり)

 

ミントは比較的厳しい天候でも育ちやすい
繫殖力の強い植物なので、
サハラ砂漠でも場所によってはちゃんと育つそうです。

 

「日本に帰ったら、ハーブティー極めてみよう」

と思ったのももう二年前の話。

日本茶と紅茶と中国茶とだけで済ますのはもったいない、
ということで、

今月はちょっといいお茶屋さんにいって
カルダモンティーとかおしゃれなハーブティーを自分でいれてみようかな、と。

 

いろいろ振り返ってふと思ったんですが、
イスラム圏の国ってけっこう甘党なんですかね?

カフェ(喫茶店?)はこんな感じでくつろいでます。

カフェ@モロッコ


僕自身ミントの味とその甘ったるさそれほど好きではなかったのですが、
モロッコに数週間住むうちに、すっかり中毒になってしまいました。
疲れていてもこれを飲むと不思議と力が湧いてきますし。

ネットで探せばレシピもたくさん出てくるので、
自家製のミント茶でも飲んでみてください。

 

今週のお題「好きなお茶」

 

 

地球の歩き方の『世界なんでもランキング』を読んだ感想

海外旅行定番のガイトブック

 旅行本の定番、「地球の歩き方」より、
『世界なんでもランキング』という本が発売されていたので読んでみました。

ひとことでいうと、”世界をあらゆる視点からみたランキング”をあつめた一冊。

コロナ禍でなかなか海外旅行に行けない時代に、
 出版社が工夫を凝らして出したものだそうで、応援の気持ちも込めて買ってみました。

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感想・レビュー

 具体的な内容としては、
旅行・自然・経済と産業・社会と人々・日本
の5つのジャンル別に章が組まれていて、
それぞれいろんな幅広い視点でみたランキングが掲載されています。

 

もちろん国の順位のみならず、
豆知識や補足資料もあるので好きな分野だけを読んでもかなり楽しめます。

個人的に気になったところを少しまとめてみたいと思います。

  • 「5つ星ホテルが多い都市」  ロンドンが1位なのは以外。
  • 「歴史ある動物園」 オーストリアの動物園、知らなかったのでまた詳しく調べたい。
  • 「一週間の労働時間が多い国・地域」 バングラディシュが一位。
    日本もユニクロや柔道着でお世話になっているので素通りできませんでした
  • 「農業依存度の低い国」  シンガポールが一位。
  • 「自動車の輸出台数の多い国」 日本が一位ではなかったです。
  • 「造船竣工量の多い国」  歴史・背景がわかりやすく書かれていました
  • 「豚肉をよく食べる国」 一位は韓国。けっこう意外でした。
  • 「卵をよく食べる国」  二位に日本。これも以外。生卵文化は偉大なり。
  • 「野菜をよく食べる国」  日本はアメリカ以下だそうです。統計の詳細がきになる。
  • 「お米をよく食べる国」  日本は10位以内に入ってなかったです。
  • 「映画の制作本数が多い国・地域」  日本が4位なのにびっくり。
  • 「来場者数の多い音楽フェス」 はじめて知りましたが、オーストリアのフェスが世界一だそうです。しかも無料。
  • 「同性愛者を受容する国・地域」 アイスランドが一位。

 

他にも、

世界でいちばんテレビを見る国は日本。
パプアニューギニアでは840言語が話されている
ロシアは離婚率が世界一 →女性の自立が進んでいる傾向にあり、早婚なのも理由の一つだそう。

 

補足説明も簡潔でわかりやすかったです。

 

アメリカの鉄道、
アムトラックは遅延が多いと聞いていたので悪い印象しかなかったですが、
「遅れやすいのは人よりも貨物優先だからなのか」
とか少しでも背景を知ると、合点がいったり。

 

あと世界中の明るい面暗い面をしっかり書いていているのも好感が持てました。

 

調査結果もいろんなデータから取っているので
多少の偏りはあるのかもしれませんが、
それでも世界の現状を専門知識がなくても
分かりやすく知れるのはなかなかに面白かったです。

 

地球のあるき方は
学生時代ほんとにお世話になったので、応援の意味も込めて買いましたが、
買って良かったなと思う一冊でした。

 

TRANSIT や るるぶ などの旅行雑誌・ガイドマップも苦しい状況ながらも
いろんな工夫をしてるように思います。

『TRANSIT 52号 小さな京都の物語を旅して』も図書館で読みましたが、
ローカルに根ざした取材がほかにはない物語性を持っていましたし、

 

 るるぶもしらべてみると

『るるぶ びじゅチューン! の旅』
『るるぶ新日本プロレス 公式ガイドブック』
『るるぶONE PIECE』など工夫がほんとすごいんです。

 

新しい切り口で読者の好奇心を躍らせてくれるのはほんとありがたいな~と。
地理の授業とかに使うのもいいんじゃないかな?と思ったり。

 

日本国内のでも
まだまだ大きく取り上げられてないものはたくさんあると思うので、
出版社の方には頑張ってほしいなと思います。

 

話は飛びますが、

海外の旅行業界をみても、
Expediaがポッドキャストを配信したり、
(そういや日本のトランジットもPodcastやってましたね)

SDGsを結び付けたエコツーリズムだったり、
いろんな工夫を凝らしていたりします。

そういや、Lonely Planet ってこの状況にどう対応しているんだろうかと気になったり。

 

毎年か数年おきに情報を更新しないといけないのに、
現地特派員?の方もいままでのようにリサーチできないだろうし。

大変な状況ですが、なんとか旅行産業は生き残ってほしいところです。

 

ほかに地球の歩き方編集室から出ている変わり種として
「グルメ図鑑」「指導者図鑑」「すごい巨像-巨仏・巨神・巨人」
なるものもあるそうなので、どこかでチェックしてみようかと思いました。

紙の本はもちろん、Kindle版もあるので旅行好きの方はぜひ読んでみてください。

 

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お寿司の思い出@海外旅行

 外国のスシ事情

はてなブログのお題がお寿司、ということで、今回は海外のお寿司事情について。

 ・・・と思ったけど僕、海外でめったに日本食を食べないんでした。

 

世界一周旅行中でも和食は2,3回食べたか食べないか、
ぐらいのレベル。

 

値段もお高く、かつクオリティーはどうがんばっても日本の和食には
敵わないので、まず海外で日本食は食べないですね。

 

でも意外とキッコーマンの醤油は
どの国のスーパーでも見かけて、営業頑張ってるんだなぁとみるたびに感心したり。

 

 

サンフランシスコのお寿司屋さん。

GRANDEHO'S KAMEKYO SUSHI - San Francisco

バーさながらのお洒落さです。

 

 

 

モロッコのタンジェの寿司レストラン

モロッコタンジェお寿司

 モロッコのタンジェというジブラルタル海峡付近の町のお寿司屋さん。
海辺の町なので魚介類はおいしいのかな?ということで
フランス人の駐在員の方といった寿司レストラン。

 

 お米の質感がべちょべちょだったりで、
ワーストレベルに味が残念でしかもなかなかお高かった記憶が。

シャリ・ワサビ・ガリは日本のクオリティーを期待すると残念なことになります。

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 寿司バー的なもの@メルボルン

メルボルンお寿司

 メルボルンのお寿司事情。

ウナギドラゴンニギリ やら スシサンドイッチやら

日本では聞いたことがないSUSHIがこれでもかと陳列されてます。

 

・・・というか写真に写っているの、全部オーストラリア風寿司ですね。

 

でも無理に日本風の寿司を真似するよりも、
こうやって独自進化しているお寿司の方が美味しかったような気がします。

 

逆に海外から見る日本の外国の料理ってどう捉えられているのか気になりますよね~

 という感じでオチもなくそろそろ終わろうかと。

グーグルフォトの写真をぺたぺた張っただけの記事でした。 

(なんか最近ちゃんとはてなブログのお題にしたがって書いてる気がします。笑)

 

今週のお題「寿司」

 

 

三体に登場する「国連の瞑想室」は実在するのか?

NYにある国際連合の部屋

中国SF小説『三体』の第二巻を最近読み終えました。
スケールが大きすぎて話したいことが山ほどある小説なのですが、

個人的に気になったのは、
物語に登場する「国連の瞑想室」の存在について。

いかにもこの物語のために作られたかのような使われ方をする象徴的な場所なので、
ほんとにあるのかどうか調べてみたところ、

どうやらニューヨークに実在する部屋だそうです。
 

個人的に中二心をくすぐられ、かなり興味を惹かれたのですが、

日本語での情報がかなり限られていたので、
一応ブログに書いておこうかな、と少し調べてみました。

 

まずはYoutube動画でメディテーションルームの様子をご覧ください。 

Headquarters of the United Nations meditation room

(※動画の1分あたりから見られます)

 ああ、まさにこの場所ですね。

のちに知ったことだが、国連本部のその部屋は、瞑想室と呼ばれていた。
六トンの重さの石は高純度の鉄鉱石で、永遠と力を象徴し、
スウェーデンから寄贈されたものだった。
『三体Ⅱ 黒暗森林(上)』 位置1882より

鉄鉱石やステンドグラスもばっちり描写そのままで感動しました。


・・・ネタバレになりそうなので自粛しますが、
○○が自殺するのもこの鉄鉱石の構造物にて。


本に書かれているとおり、この部屋は
スウェーデンのダグ・ハマーショルドの提案で
"沈黙黙考のための場所"として作られたもの。

 

 

三体の作者、劉慈欣は
世界中の実在する場所や作品・理論・哲学を山ほど盛り込む
ので、 
出てくる作品を調べるのも読書のたのしみの一つだったり。

 

軽く調べてみましたがこの部屋、
コロナ前だと一般人でも普通にいける場所っぽい感じでした。

・・・おそらく作者も訪れたことがあるのではないかな~と。

 

国連本部はニューヨーク中心部からアクセスもいいので、
コロナが収束したら、NY在住の三体ファンの方は訪れてみてはいかがでしょうか。

 

面壁者になったら、ここに通されると思うと、
なんかワクワクしますね。

発売日までにPodcastでも三体回を収録予定(?)なので、お楽しみに。

※追記: ポッドキャスト収録しました!

三体の魅力を語る回 with アソコさん・こういちさん (前半) ※ネタバレ注意 | 世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

 

三体の魅力を語る回 with アソコさん・こういちさん (後半) 


国連瞑想室についてさらに知りたい方はこちらより。
DAG HAMMARSKJÖLD: The UN years ...

 

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

  • 作者:劉 慈欣
  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: Kindle版
 

 

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ペルー料理とお芋の意外な関係

【ポテト大国PERU】

今週のはてなブログのお題が「いもといえば?」とのこと。
"芋"というワードを見ると、

ペルーの風景がグワーッと思いだされてきたので、
軽くブログ記事にしたいと思います。 

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かつてはインカ帝国として栄えたペルー共和国。

その影響もあって、
現在でも 3000種類以上のじゃがいもが生産されている国だったりします。

 

ペルー料理って日本ではまず食べる機会がないですが実は、

ワールドトラベルアワードの
「世界で最も美食を楽しめる国」部門にて
4年連続で最優秀賞を獲るほどうまい料理があるのです。

 

パッと思いつくだけでも、
 

ロモサルタード
ペヨサルタード
パパアラワンカイーナ
セビーチェ

・・・などなど、豊富な食文化があったりします。

 

高低差もある国なので、食材も豊富なところが
その食文化に貢献しているともいわれてます。

 

ということで、軽くペルー料理の写真を載せてみたいと思います。

 

ロモサルタード

ロモサルタード

ペルー料理の代表格ともいえる、
どこのレストランでも食べることができる国民食「ロモサルタード」。

ペルーには日本人移民も多く、
日本料理にインスパイアされたペルー料理もちらほら。

 

この料理には醤油が使われているので、
日本人の口にはぴったりの逸品。

中国風にアレンジされてたり、バリエーションも数々の料理です。

 

パパアラワンカイーナ

パパアラワンカイーナ

 茹でたジャガイモに、チーズソースをかけたもの。
スパイシーな香辛料もかかっていて、それがまたウマい。

芋とチーズの組み合わせってどこで食べてもおいしいですよね。

これは確か、
マチュピチュ村でケミカルブラザーズの新作を聴きながら食べた一皿。

 

 

セビーチェ

セビーチェ

 ペルー料理を語るには外せない、
魚のマリネ料理「セビーチェ」。

これは下の写真に写っている
ペルー人(左)とドイツ人(右)と僕の三人で作った料理の写真なのですが、

ペルー現地民の調理テクニックのおかげで絶品でした。

(ドイツの男性もサッカー選手かと思うほど男前でした。)


セビーチェに関してはポテトは添え物ですが、
それすら美味しかったです。

クスコの市場

クスコの市場

未知の味覚に出会ったり、

遠く離れた南米といえども、
日本の味が楽しめたり

なんとも不思議な体験でした。

 

最近流行った「キヌア」もペルー原産だったり、
そんな意外な発見も。

 

日本でもいくつかペルー料理を楽しめるレストランがあるようなので、
Go To イートを活用して、ペルー料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

セビーチェ、日本で作って友人に振る舞ってみたいな
と思うので、美味しいのが作れたらたらブログでも書こうと思います。

 

モロッコの国民的飲み物「ミントティー」の思い出 - 世界のねじを巻くブログ

今週のお題「いも」

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アフターコロナの旅行業界を予想してみる

【海外旅行から国内まで】

新型コロナウィルスの影響で、
かなり厳しい状態のトラベル業界。

僕自身、世界一周旅行中は、
飛行機からCouch Surfingまで、
ほんといろんなところにお世話になったので、
なんとか持ちこたえてほしいところ。

新型コロナウィルス騒動がある程度落ち着いて、
今でいう"インフルエンザ"的な立ち位置になったとき、

「ポストコロナ時代の旅行業界がどうなるか」
をちょっと真面目に考えてみました。

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ポストコロナの観光動向?

ということで、コロナ後の旅行について5つの視点で予測してみます。 
専門家でもなんでもない一般人の妄想なので、
信憑性はあしからず。

チケット代は高くなる

新型コロナウィルスがある程度落ち着いたとき、
ある程度、世界はオープンな場所に戻ると思ってます。


そうなると、

・海外出張にいく必要がある会社員の方
・どうしても外国に行きたいお金持ちの方
・故郷に戻る現地の方

なんかは山ほどいるだろうし、

需要に比例して、飛行機代は高騰すると予想してます。

 
なので、
一般人が以前の感覚で旅行に行くのはけっこう厳しいくなるはず。

 

なんの根拠もありませんが、
GWやお盆休み、お正月の価格帯

あたりまえになるんじゃないかな、と。

これは覚悟しないといけないでしょうね。


航空会社も大きな痛手を受けているので
こればっかりは仕方がない。

それでも解禁されれば、
旅行に行きたい人は無理してでもいくでしょうし。

 

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スロートラベル

コロナ以前から言われている、
ガイドマップに従いすぎ問題」。

 

旅行の魅力といえば、
その土地の名所ももちろんですが、
やはり現地の人と触れ合う時間

ガイドマップに従ってみんなと同じ場所を
"密"になって動くよりも、

その場所にしかない魅力を、
その人の独自の視点で、
しっかり時間をかけて楽しむ風潮が出てくる
個人的には予想してます。

 

せかせか色んなスポットを移動するよりも、

1つのエリアをより深くゆっくりと楽しむ
”スロートラベル”

一般的なマインドとして浸透するのではないでしょうか。

 

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アウトドアアクティビティーが流行る

コロナ禍のロックダウン中に、
外に出て体を動かすことの大切さを学んだ人は多いのではないでしょうか?

法的に強制されていない日本でも、
家の中に閉じ込められるストレスは嫌というほど感じたはず。

 

なので
「外」で楽しめるアクティビティーにより注目が集まる
のは間違いないでしょう。

アメリカでは、
テントやカヤックが爆売れしているそうで、
欧州に限らず、アジアでもこの手の流れはくるはず。

海外に行って、
思い切ったアウトドア系アクティビティーをする

例えばサーフィンやマウンテンバイク、ロッククライミングなど、
そういったものをやりたくなる人が増えるのは容易に想像できます。

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自然が溢れるスポットが人気に

おうち時間やロックダウンで、
物質社会にうんざりしたという人は多いはず。

 

なので、上記と同じようなことをいいますが、
緑や自然あふれるスポット
人気が高まると予想してます。

世界自然遺産・国立公園なども、
その魅力をもう一度見直す流れが必ず来るはず。 

僕自身、
新型コロナウィルス騒動が始まってから、
何度屋久島にいこうと思ったことか・・。

 

国内旅行がより盛んに

深い歴史を持つ日本。

「なにも海外へ行かなくても、
楽しめるところはたくさんあるよね」
と気づいた方は多いでしょう。


日本に限らず、
自国の魅力に気づく人は増えたはず。

コロナ禍の騒動は、
「いろんな視点でその土地を見る」
ということの大切さに気付かせてくれる良い機会になったのではないでしょうか。

 

・・・個人的には、
東北地方に全然いったことがないので、
ある程度落ち着いたら秋田・山形あたりに行こうと思ってます。

 

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【世界一周旅行は難しいかも】

希望的観測も込めて、
ねじまきの勝手な旅行業界の予測をたらたらと書いてみました。

21世紀にもなって、
自由に外国に行けなくなる時代が来るとは思わなかったですよね・・。


「どこの国も制限なく行ける」という時代が来るのは、
まだまだ先のことかもしれません。

世界一周旅行も2018年のことでほんとラッキーだったな、と。

一年遅れていたら、
自分もペルーあたりに取り残されていた可能性も
十分に考えられたので、

やっぱり外国人として海外に行くことは
ちょっとリスクもあるのだな、と思ったりもしました。

 

お金もないのでしばらく海外とは距離を置けそうなので、
時間があるときに
「国内で行きたい場所リスト」的なものを
また作ろうかなとふと思いました。

なんだかざっくりした記事になりましたが、
一刻も早くワクチンや対応策が出てくることを切に願います。

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ポッドキャストやってます。
世界一周旅行や音楽・映画、ゲイライフについて熱く語る番組。

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