世界のねじを巻くブログ@世界一周

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。現在、世界一周旅行中。

Kindleをお風呂で読める素晴らしさを語ってみる【新型キンドル】

【防水性のPaperwhite】

防水機能を備えた電子書籍端末「キンドルペーパーホワイト」のニューモデルが2018年11月7日に発売されます。

 僕はKindle Oasis(ニューモデル版) を使ってお風呂でも日常的に読書をしてます。
今回、お風呂で電子書籍が読めるっていうのはどんな感じなのか、実体験を交えて書いてみたいと思います。

今週のお題「リラックス」

【ペーパーホワイトの新型】

まず気になるのは、どのぐらいの防水性能があるのかどうかということ。

IPX8等級の防水機能を備えており、水深2メートルで最大60分耐えられるそうなので、
うっかり水に落としても安心なようです。

ということで思っている以上に水に耐えてくれるキンドルなので、
お風呂でも全く気にかけることなく使うことができます。

個人的な話をすると、
ご察しのとおり僕は“長風呂派“なので、
少なくとも30分ほどはお風呂に入ってます。

ぼーっとしながらぬるめのお湯につかりながら本を読むのはホントに気持ち良いです。
適当なアロマでもたらしながら本を読むと、ストレスなんて吹っ飛びます。

はたからみると気持ち悪いかもしれませんが、
長期戦に臨むときは、浴室の伝記を消して真っ暗な中で読んだりもします笑
現実世界から逃避できるのでわりかしこんな使い方も気に入ってます。

 

あと個人的に購入前に気にしていたのが、真水ではなく、泡や石鹸などが混ざった水は大丈夫なのか、という点。
アマゾンは真水に対しての防水をうたっているので保証外ではあるのですが、
実体験を交えると、うちのキンドルオアシスは泡がついた手で触ったキンドルにシャワーガンガンかけても動いてくれてます。
※自己責任でお願いします

 また別の例をあげると、沖縄の海でプカプカ浮かびながら読書したこともありますが、
塩水が多少かかってもまったく問題ありませんでした。

あと、Amazonの商品説明を見る限り、Kindle Oasisもペーパーホワイトも同等の防水性を備えているかと思われます。

【マンガや雑誌も】

あくまで白黒の画面ではありますが、雑誌や漫画も読むことができます。

雑誌は解像度の面で多少みづらい部分ああるのですが、
マンガなら不満なく読めるかと思います。

 Newモデルは8GB32GB版の二種類があるようですが、
2000円ほどしか値段は変わらないので、マンガや雑誌を読む方は32GB版をおすすめします。

 
「防水性ってお風呂やプールだけしか意味ないじゃん」って方もいるかと思うのですが「雨の中でも持ち歩ける」
っていうのは結構個人的にインパクト大です。

大雨の中手で大胆にひっつかみながら歩いても全く問題なし。

 

ここまでキンドルのタフさについて書きましたが、
あくまでも機械なので、そこら辺はていねいな扱いが必要なことはご了承を。
(ちなみに僕のキンドルは何度も落下してますが今のところ大丈夫です)  

 

ちなみに防水対応の電子書籍端末といえば、
実は日本の企業である楽天が販売しているコボ (Kobo Formaや Kobo Aura H2O)も対応しています。
そのため実は「キンドル独自」ってわけではないのですが、洋書の品揃えや読み放題のKindle Unlimitedがあるので、僕はキンドルを使ってます。

正直高額なキンドルオアシス(29,980円~)を買わずに、
今回発売のお手頃な防水を備えたNewモデルのPaperwhite(13,980円~)を買える方はちょっとうらやましくもあります。。笑

実をいうと、アマゾンが保証しているキンドルの動作保証温度はかなり狭めなんですが、
僕のキンドルオアシスは今のところ、
普通の風呂の環境であれば特に問題なく動いてます。(※自己責任でお願いします)

サウナ内であれば、非常に高い温度になるので、Kindleを持って入るのは危険じゃないでしょうか? そこは控えときましょう。

 

あと新型Kindle Paperwhiteの大きな見どころといえば、
4G通信に対応しているということ。
いままでのフラグシップモデルのKindle Oasisでさえ3G通信でした。
ちょっと通信が遅いな、と思う場面もいくらかあったので、これでサクッとダウンロードできそうですね。

また、4G通信を使えば、本をダウンロードするだけでなく、
SNSと連携しお気に入りの文章を、出先からでもみんなにシェアすることができます。
ちょうどこんな感じで↓

設定方法など、詳細は下記より。

KindleとTwitterを連携させて文章をシェア!


とにかく、  
浴室で何にもすることがないという方にはホントにおすすめです。
読書家でなくてもあっというまに読書習慣をつくることができ

15分も読んでれば汗もかけるので、新陳代謝を改善するにも打ってつけかもしれません笑

これからの寒い季節、ぜひキンドルペーパーホワイトのNewモデルで快適なお風呂ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

飯塚モスオのWEBマンガに心えぐられる【ゲイ漫画家】

【LGBT向けウェブ漫画】

 みなさん、最近マンガって読んでますか?(久々のLGBT系記事ですね)

僕自身、あまり漫画を読まないのですが(ましてやウェブマンガはほぼ読みません)、それでも飯塚モスオのマンガだけはツイッターで公開される度に読んでます。 

"ゲイあるある"をユーモアたっぷりに表現されてる、独特のマンガです。

4コママンガなのでで気軽に読めるのがいいですね。
今の時代はこういうスタイルの方がウケるかもしれません。

ヘタに下ネタに走らず、真面目なゲイの悩みを書いたものもあるので、
非常に好感が持てます。

たった四コマだけなんですが、読んだ後、後味が残るものもたくさんあります。

言葉だけでは説明しにくい魅力もあるので、個人的に気に入ったエピソードを5つほど紹介してみます。

【Twitterで話題に】

 さっそく、Twitterにアップロードされてる中で、いくつか個人的なおすすめを貼ってみました。

 「あー、あるある!」って感じのエピソード。
個人的に好みの人は”ゲイ認定”してしまいます。
同性愛者としての願望ですね・・。
もしこの人がゲイだったら」的な。

 

今はいない恋人の事を思いつつ・・。
というのはゲイだけの話ではないと思いますが、すごく突き刺さります。 

 

 これもあるある。
彼女の有無を聞かれるたびに思う、「・・・ああ、きたか。」っていうやつ。
ホントにゲイの気持ちを代弁してますね。 

 

これもありますね。こんな風にはしゃいだ時もありました。。
今はノンケの友人ともこんな会話をしたりしてます笑

 

そして一番のお気に入りがこれ。

これ、全く同じことをしたことがあります笑

 登場人物の絵柄がほんとかわいいです。
万人受けしそうなのに、どこか目を惹く特徴的なスタイルがいいですね。

『Looking』ゲイにおすすめの海外ドラマ【Hulu】

【絵柄もかわいい】

飯塚モスオさんの独特の視点、いかがだったでしょうか?

ゲイやLGBTだけじゃなく、ノンケ(ストレート)の方にもぜひ読んでほしいWeb漫画ですね。

マンガのクオリティーを裏づけるように、Twitterのフォロワー数もすごいことに。

ツイッターでも新しいマンガが投稿されるたびに、かなり「いいね」がついています。

飯塚モスオ(@moscowmule_)のツイッターは下記リンクより。
新作は毎回ここでツイートされているはずなので、要チェックです。

カミングアウトデーなので、ブログでカムアウトしてみる

ポッドキャストはじめてみました。
LGBT/ゲイ 関連についてもたまに話してますので、ぜひ聴いてみてくだい!iPhone/iTunesで聴く

世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

  • ねじまきラジオ
  • セクシャリティ
  • ¥0

Androidで聴く→ https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9uZWppbWFraS1yYWRpby5jb20vZmVlZC8%3D
「世界のねじを巻くラジオ」で検索!
世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

世界のねじを巻くラジオで検索!
世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

※追記(2018.10.1): Kindle版「モスコミ」も発売されたようなので、興味のある方はぜひ!

アメリカのコメディアンのユーモア的思考【Kindle】

【スタンダップコメディアンの書籍】

最近、ネットフリックスでのコメディが再燃しているので、
昔読んだアメリカのコメディアンが書いた本
Do You Talk Funny?』を軽く読み返してみました。
せっかくなので、いくつか印象に残った部分をまとめてみたいと思います。

2017年に心を揺さぶられたKindleの電子書籍10選

【よい話し手になるには】

この本は、有名なアメリカのスタンダップコメディアンが書いた電子書籍。
原題は、
『Do You Talk Funny?: 7 Comedy Habits to Become a Better (and Funnier) Public Speaker』
(面白く話してる?:よいスピーカーになるための7つのコメディアン的習慣)
というタイトルになってます。

スタンダップ・コメディって何?って方は下記の記事をご覧下さい。

スタンダップ・コメディを人生初めて観にいった話

 
本の内容としては、

“The human race has only one really effective weapon and that is laughter.” — Mark Twain
人はただ一つ有効な武器を持っている、
それは笑いだ。ー by マーク・トゥイン   位置:528

上記のような引用をいくつも交え、日常生活における「笑い」の有効性を説いていきます。

気になったところを下記まとめて書いてみます。

The brain doesn't pay attention to boring things,” notes John Medina, a biologist and author of the best-selling book Brain Rules.

脳はつまらないことに注意を払わない。 「Brain Rules」というベストセラーを書いた生物学者 John Medina は記す。

まあこれは間違いないですよね。
ただスライドにあることをそのまま語るプレゼンは頭に入りません。

 

It’s like a mental post-it note that tells your brain, remember this.

ジョークは脳に語ってくれる"メンタルなポストイット"みたいなもんだ。

位置:203

意外とジョークって頭に残りますよね。
映画を見終わった後でも、記憶に残るのは、クライマックスやユーモアを交えた会話の部分であることが多いです。

 

“People will forget what you said, people will forget what you did, but people will never forget how you made them feel.” — Maya Angelou
人々はあなたの言ったこと・やったことを忘れてしまう、
でも彼らがどう感じたかは決して忘れない。by マヤ・アンジェロウ

 これも芯をついてる気がします。人の心に訴えかけることが大切なんでしょう。

 

As a good storyteller, you need to be totally human.
Be vulnerable, embrace embarrassment and vocalize failure before success.
よいストーリーテラーになるには、完全に人間でならなければならない。
成功の前に、ひ弱で、恥を受けとめ、失敗を口にしなければならない。
位置:417

Netflixでみるスタンダップコメディアンって結構ちゃらんぽらんで、色々やらかしてるエピソードを恥ずかしげもなく披露しています。
やっぱり"人間臭さ"が出てるほうが親しみを持てるんでしょうね。

僕もなるべくええかっこせずに、なるべく等身大の自分を出せるように気をつけたいと思います。
ブログはちょっと真面目な感じで書いてるので、
ポッドキャストやツイッターではプライベートと同様の感じでいきたいかな。
 

Standup comedians, top TED speakers, and even Presidents tend to follow the same joke format for this: 1) Set-up, 2) Punch line, and then 3) Taglines.
スタンダップコメディアン、TED登壇者、そして大統領もこのジョークのフォーマットに従う傾向がある。
1) セットアップ 2) パンチライン 3)タグライン

位置:564

1) セットアップ 
できるだけ相手にそのジョークの背景をちりばめて伝えておくこと。
海外のコメディアンはジョークにいくまでの場面設定が非常にうまいように感じます。

2) パンチライン 
要するに”ひねり”の部分。人々の予想を裏切り、全く違う方向へ持って行きます。
ここが最も重要な部分です。

3)タグライン
パンチラインに続いて、新しい方向にさらにひねっていきます。

こう書かれても、やっぱり実行するにはそこそこの練習量が必要かもしれません。

 

Joke Structure is the key to getting to the funny as quickly as possible.
ジョークの構造として鍵となるのは、なるべく素早く笑いに繋げることだ。
位置:576

だらだらとジョークをいうより、ポッと出た一言の方が優れたジョークと言えるのでしょうね。
松本人志さんとかはまさにこの典型例かもしれません。

 

“A sense of humor is an attitude in how you approach your work and life. It is a skill that can be developed.” — Jeanne Robertson

ユーモアのセンスは、どのようにして仕事や人生に取り組むかの態度そのものである。
そしてそれは磨くことができるスキルだ。 by ジーン・ロバートソン

力強い一言。とても励みになります。

死ぬまでにやりたいことリスト100」にも書いたように、いつかスタンダップコメディをやってみたいな、と思ってます。

【プレゼンが不安な方も】

いかがだったでしょうか?
英語の本になりますが、ブログのライティングやプレゼン・ポッドキャストなどのトークにも活かせる内容なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
日常でも、面白おかしく話せたら・・と思うのですが、まだまだ道は遠そうです。

Do You Talk Funny?: 7 Comedy Habits to Become a Better (and Funnier) Public Speaker

Do You Talk Funny?: 7 Comedy Habits to Become a Better (and Funnier) Public Speaker

ポッドキャストやってます。
「こいつどんな声しとんねん!」と思った方はぜひ聴いてみてください。
iPhone/iTunesで聴く→ https://goo.gl/kd4D8E 
Androidで聴く→ https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9uZWppbWFraS1yYWRpby5jb20vZmVlZC8%3D
「世界のねじを巻くラジオ」で検索!
世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

『おしゃれと無縁に生きる』/村上龍の感想(幻冬舎文庫)

【エッセイ最新作】

『コインロッカーベイビーズ』や『69』など強烈な性描写やドラッグで溢れたスタイルが有名な村上龍。

村上龍さんは長編だけでなく、映画や短編、そしてエッセイの書き手としても有名です。

本日紹介するのは、『おしゃれと無縁に生きる』というエッセイ。
文庫本が出るのを待っていたため、ずいぶん久しぶり龍さんの随筆。
軽く感想を書いてみたいと思います。

※お盆の間、読書メモをまとめたので、週に1回は書評記事を書く予定です。

『すべての男は消耗品である。/ 村上龍』完全版の感想 (以前の書評)

【レビュー・書評】

経済・政治・文化・海外などあらゆるジャンルについて、村上龍さんが雑誌のコラムに寄せた文がまとめられています。

※カッコ内「」はそれぞれのエッセイのタイトルです。

・「おしゃれと無縁に生きる」

 わたしは、勤め人の経験がなく、仕事上オンとオフがないので、 何を着ればいいのだろうと思い悩むことがなかった。
『おしゃれと無縁に生きる』 P8 

あの『地獄の黙示録』のコッポラが、自分のワイナリーを持つほどの大金持ちなのに、撮影のとき靴下に穴が空いていた、というエピソードも興味深かったです。 

 

・「日本が誇れるもの」

言葉は、それが意味する概念が希薄になり、 優位性が失われたあとで、渇望の象徴として流行ることがある。 P33

 なんとなくわかる気がします。

 

・「日本人の政治意識」

政治意識の高さを測る指標は、投票率だけなのだろうか。 P41

単に他国の投票率と比較して、「最近の若者は~」という論調には辟易しているので、
ほかの指標があると面白いかもしれませんね。

 

・「社長になりたいですか」

「みんなで方針を決める」という経営は終焉を迎えた、という文章から、下記の流れ。

経営は、「連続して起こる危機への対応」ということにその本質を変えたわけだが、 もちろんそのほうが正統的であり、バブル以前が特異だったのだ。 P78

 「カンブリア宮殿」でいろんな経営者をインタビューしてきた村上龍さんの鋭い指摘。
まあ、昔みたいにふんぞり返っているだけでは社長は務まりませんよね。

 

・「お金で幸福は買えるか」

だから、「金で幸福が買えるか」にはあまり意味がないが、 「金があれば不幸をある程度回避できる」というのは真実だと思う。 P81

これは確かに健康面でも、教育面でもそうかもしれません。
ビートルズも「Can't Buy Me Love」(金じゃ愛は買えない)と歌ってますが、
お金持ちの方が多少有利なことは

だが、絶対に金では買えないものがある。信頼だ。P83

 意外と普通のことを言っていて、「村上龍も丸くなったな」と思いました。

 

・「イノベーションとは何か」

これまで偉大なイノベーションを生み出した人物の共通点はただ一つ、 「実行した」ということだ。 P119

「7:3の法則」について触れていましたが、
"成算が7割あればとにかく実行する確固たる精神"が肝心とのこと。

これも手に垢がついた表現ですが、結局人生やるかやらないか、ですよね。

 

・「観光立国への道」

政府主導で「観光立国」が実現するか? と疑問を投げかけたエッセイ。

観光には、ロマンが関わる。 ロマンを生み出し、外国の人に伝えることができるのは、政治ではない。文化の力だ。 P122

オリンピック担当者に読んで頂きたい一文。


・「歴史に学ぶ」

わたしたちは、歴史を主観的にとらえたがる傾向があるが、 歴史は元来、残酷で冷徹な事実の連なりである。 P134

歴史なんて解釈の仕方でどうとでも変わってしまいますが、
冷静に客観視して物事を判断できるようになりたいですね。

 

・「定年というシステム 」

問題は、本誌に限らず、ほとんどのメディアが、「弱者」をフェアに扱う文脈を持っていないということだ。 そういった社会は、生産性向上に必須の「想像力」が欠如している。 したがって、結果的に、衰退の一途を辿る。 P137

 マイノリティー側にいるとちょっと共感できる気がします。
ちょっとでも配慮を心掛け、多様化を目指すべき、ということでしょうか。

 

・「小さな経済圏について」

共通しているのは、国や大手への依存がなく、 独自のネットワークによる「小さな経済圏」を成立させていることだ。 P142

このエッセイは印象深かったです。
一人勝ちを目指す時代はすでに終わっていて、いかに協力・シェアするかが勝算を分ける時代になってきているんじゃないでしょうか。

 

・「人を育てる」

人を育てようと思ったら、まず 「自らを育てる」ことを優先すべきではないだろうか。 部下や後継者は、すぐそばで、育てようとしている人を見ている。 P197

まっとうな一文です。まずは自分から。

【Ryu Murakamiらしい随筆文】

一つひとつが短いので、寝る前にでもさくっと読めるような一冊。
「カンブリア宮殿」の話題も出てくるので、いつも以上にビジネスマン向けかもしれません。
主婦層にはおそらく向かないかと思われます。
 「最近、村上龍読んでないなぁ」って方は文庫版も発売されたのでぜひ。

おしゃれと無縁に生きる (幻冬舎文庫)

おしゃれと無縁に生きる (幻冬舎文庫)

ポッドキャストはじめてみました。 
iPhone/iTunesで聴く

世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

  • ねじまきラジオ
  • セクシャリティ
  • ¥0

Androidで聴く→ https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9uZWppbWFraS1yYWRpby5jb20vZmVlZC8%3D
「世界のねじを巻くラジオ」で検索!
世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

Kindle本をプレゼントできたら電子書籍も流行るんじゃないか

【ギフトでキンドル本を送る】

記念日やお祝いのとき、何をプレゼントに贈るか迷われる方は多いのではないでしょうか。
近くの友達だと、直接本や雑貨を渡したりだとかできるのですが、
遠方の友達だとなかなか会うのは難しい。

何か贈りたいけど、「わざわざ住所を聞くのもなぁ」という場面、よくあるんじゃないでしょうか。

ちょうど僕もそんなことがつい最近よくあり、なんとなく「Kindle本をプレゼントできたらな」と思ったので、軽くこの記事を書いてみました。

【友人に贈るには】

調べてみると、実はこの「キンドル本プレゼント機能」、アメリカのAmazon.comではフツーにそんな機能があったりします。

Amazon.com Help: Purchase a Kindle Book as a Gift
これ面白いですよね。
メールでダウンロード用のリンクが届き、すぐにダウンロードできる。
受け取った側としては、スマホでもタブレットでも読めるし、
「タダなら読んでみようか」となる人も出てくるはず。

 

本なんて高くても数千円なので、ちょっとしたサプライズに最適じゃないでしょうか。
なにより、住所を知らなくても、メールアドレスさえ知っていれば、ギフトとしてプレゼント出来るってのが便利そうです。

『村上RADIO』村上春樹のラジオで流れた曲まとめ

なんだかんだ、電子書籍って「めんどくさそう」と思われてる部分が多いんじゃないかと個人的には思ってます。
実際に「アプリをダウンロード→本を探して購入」 
というステップを踏む人はなかなかいないかと思うので、何かしらプレゼントされたなどのきっかけがないと、利用には踏み切らない、という人は多いかと思います。

さすがに、知り合いから贈られてきた本をそのままほっとくわけにもいきません。
読み終えてくれるかどうかは別として、受け取った側はとりあえずKindleアプリぐらいはダウンロードしてくれるんじゃないでしょうか。

 

また、つい4日ほど前、Amazon.comでは、下記機能が発表されました。

電子書籍のギフトおよび他の人のための購入 (日本ではサポートされていません) | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング

簡単にいうと、献本機能ができたという内容。

キンドル本の著者は読者に向けて、読者向けの本をまとめて購入し、引換用リンクを送付し無料配布できる、という機能です

この機能があれば、ブログで電子書籍のプレゼント企画ができたり、SNSでばらまけたり、面白いことができそうですよね。

本の貸し借り(レンタル機能)などまだまだ電子書籍は発展するところがありますね。

Kindle Unlimitedが英語学習に最も効果的だった件

【日本ではギフト券のみ】

日本のアマゾンではこの「他人へのプレゼント機能」は一切導入されておらず、
現状はアマゾンギフト券を購入し、メール経由で送付するぐらいしか方法はありません。
なんだかちょっと味気ないですよね。

なかなか国内で導入されないのは、やはりお金が絡む部分が法的に厳しいかと。

 日本でも導入されるともう少し電子書籍業界も活発になるかもしれない・・ので
今後の発展に期待です。

ポッドキャストはじめてみました。

「こいつどんな声しとんねん!」と思った方はぜひ聴いてみてください。
iPhone/iTunesで聴く→ 

世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

  • ねじまきラジオ
  • セクシャリティ
  • ¥0

Androidで聴く→ https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9uZWppbWFraS1yYWRpby5jb20vZmVlZC8%3D
「世界のねじを巻くラジオ」で検索!
世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

Kindleをお風呂で読める素晴らしさを語ってみる【新型キンドル】

Kindle本を買い漁る人だけにわかる"電子書籍あるある"

【キンドルでありがちなこと】

みなさん、電子書籍端末は使っておられるでしょうか?
紙の本を支持される方も多いかとは思いますが、今回は僕がキンドルをつかってきて感じた「電子書籍あるある」を一気に書いて行きたいと思います。
電子書籍ファンなら「あー、あるある。」と思うような事をこれでもか、と挙げてみました。

 Kindleなんて触れたことがない、という方にも独特の使用感みたいのが理解できるかもしれません。

Kindle本をプレゼントできたら電子書籍も流行るんじゃないか

【電書独特のあるあるネタ】

  • 紙の本だと絶対に買わないような本も、つい衝動買いしてしまう

  • 本の残りもあと10%!どう展開するの?とおもいきや、少し読んだだけで話が終わり、残っているのは索引や原典で肩透かしを喰らう。
    残りどれだけ読めば本が終わるのかわかるだけに、脚注やあとがきの存在を忘れ
    あっけない展開にがっかりすることも。

  • 買った当初は「へえ~紙みたい!初めてみた!」という声を聞いてすこし嬉しくなったが、いまだに一向に普及しない電子書籍に憂いを覚える
    いまだに紙の本の人気は根強いですね。

  • アマゾンの囲い込み戦略を知りつつも、やっぱりKindleの奴隷になってしまいがち

    なんだかんだキンドルが一番です。

  • 積ん読の意識が紙の本以上に薄れるため、まだ読んでないのに次々と本を買ってしまう
    これは電子書籍の特徴のひとつですね。買った分量が物理的に掴めない×クレジット払いというダブルコンボの恐ろしさ。

  • #三島由紀夫はまだか
    出版社の圧力のせいか、いまだに配信されませんね。

  • 海外へ行くと、小さな男の子が電子書籍でワンピースを読んでおり、複雑な気持ちに。
    こういうデジタルネイティブ世代が育って、ようやく電子書籍が花開くかもしれませんね。

  • UIが改善しないが、何だかんだで慣れてしまう
    やっぱり、操作周りはまだ100%満足とは言い難いです。

  • 試し読みのつもりが、しっかり最新作まで購入。

  • ただ昔の本をPDF化した書籍だったことがわかり、買った瞬間にがっかり
    古典の本を買うと、ほんとに昔の古本をスキャンにかけただけのような本があったりします。

  • 村上春樹の長編が出ないので、英語版を買ってしまいがち

     短編や初期三部作などは出ているのですが、代表作の「ねじまき鳥クロニクル」や「海辺のカフカ」などはいまだに電子書籍化されず。。

  • 寝床におくと、なかなか寝付けない
    横になって読み始めると、そこから軽く1時間潰れるということもしばしば。

  • Kindle Unlimitedの神サービスっぷりと、世の中の電子書籍に対する冷ややかさの温度差を感じる

  • 『弟の夫』を買うと、おすすめ(サジェスチョン)にゲイ小説やBLが並びがち

  • 電車の隣の人の視線が気になる

  • Evernoteに読書メモ残しがち
    むちゃくちゃ便利ですよね。電子書籍の大きなメリットのひとつかと。

  • カラー版電子ペーパーが出ないか待ちくたびれ、やっぱり本は白黒でいいや、と開き直る
    文字だけの本なら、白黒で十分です。

  • 電子書籍専用端末をもつと、スマホで本を読むのがしんどく感じる
    最低でも6インチはないと読書は厳しく感じます。

などなど・・・。
思いつけばさらに更新していきたいと思います。

梅雨を乗り過ごす、雨に関する印象的な映画名シーン10選

【紙の本とは別物】

いかがだったでしょうか?
"わざわざこんな記事を開け、ここまで読んで頂いた"ということは、それなりに楽しんで頂けたかと思います。
他にも思いついた方は
#電子書籍あるある でつぶやいてみてください!

ポッドキャストはじめてみました。

「こいつどんな声しとんねん!」と思った方はぜひ聴いてみてください。
iPhone/iTunesで聴くhttps://itunes.apple.com/jp/podcast/世界のねじを巻くラジオ-ゲイのねじまきラジオ/id1409236261?l=en
Androidで聴く→ https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9uZWppbWFraS1yYWRpby5jb20vZmVlZC8%3D
「世界のねじを巻くラジオ」で検索!
世界のねじを巻くラジオ【ゲイのねじまきラジオ】

ベルギーの漫画『タンタンの冒険』シリーズの底知れぬ魅力

【小学校時代の思い出】

みなさんは『タンタンの冒険』という海外のマンガをご存知でしょうか?
小学校に 「火の鳥」や「ブッダ」『裸足のゲン』とともに置いてあったので、読んだことがあるという人も少なくないはず。

この「タンタンの冒険」という作品、エルジェというベルギーの漫画家が描いたヨーロッパ圏ではかなり有名なマンガです。

個人的に思い入れの強い数少ない漫画なので、紹介してみたいと思います。

【マンガ版インディ・ジョーンズ?】

あまり外国のコミックを読んだことがないという方にも、
「タンタンの冒険」の魅力がわかるよう、簡単に説明したいと思います。

勧善懲悪の冒険劇

 ハリソン・フォード主演の「インディ・ジョーンズ」シリーズはご存知でしょうか?
財宝を探して世界を飛び回り、悪役と戦い、最後は・・・
という単純明快な冒険物語。007シリーズにも同じものを感じます。

要するにそれを漫画版がタンタンの冒険。
(どちらかといえばインディージョーンズがタンタンをパクったのでしょうが)

小学生にはほんとにもってこいの冒険劇。

タンタンは少年なので、恋愛関連の話が出てこず、まどろっこしくないのが個人的には◎なポイント。

 

異国情緒がある

タンタンはあらゆる国をまわりながら事件を解決していくので、異国情緒を頻繁に感じることができます。
アメリカ、ロシア、EU諸国、南米、アラブ諸国、中国とありとあらゆる場所で活躍。
まるで自分の自身が海外旅行に行っているかのような感じに陥ります。
タンタン自身も現地の民族衣装にかわったり、おしゃれな漫画です。

よくよく考えると僕が外国の魅力にはじめて触れはじめたのが、このタンタンの冒険かもしれません。
なので個人的にはけっこう思い入れのある漫画だったりします。
まあ石油国=危険みたいなステレオタイプなところもあるのですが、馴れ初めにはいいんじゃないでしょうか?

濃いキャラクター勢

どのキャラクターもびっくりするほどキャラ設定が濃ゆいです。
酒が飲めない船長、振り子を振り続ける博士、声でガラスを割れるオペラ歌手など挙げればキリがないほど。
特に印象的なのが、犬のスノーウィ。お酒でベロベロになったり、人語を話したり、基本的に馬鹿犬なのですが、ここぞ、という場面で大活躍してくれます。

主人公のタンタンも、新聞記者ということもあってか、非常に頭が切れ、格闘技や飛行機・船の操縦も完璧にこなします。まさに子供版インディ・ジョーンズ。

ちなみに原作は 「TINTIN(チンチ●)」というタイトル なので、日本では”タンタン”という名前に変えられています笑

【おすすめの名作】

 入門にはこの2作がおすすめです。タンタンの冒険の魅力がギュッと詰め込まれています。 

『なぞのユニコーン号』

ペーパーバック版 なぞのユニコーン号 (タンタンの冒険)

ペーパーバック版 なぞのユニコーン号 (タンタンの冒険)

『レッドラッカムの宝』 

ペーパーバック版 レッド・ラッカムの宝 (タンタンの冒険)

ペーパーバック版 レッド・ラッカムの宝 (タンタンの冒険)

【映画版もNetflixで】

なんとタンタン、ハリウッド映画化もされてます。しかもあのスピルバーグ監督によって。
タイトルも『ユニコーン号の秘密』と、原作を元にした映画となっております。
原作の雰囲気を崩さず、リアルなCGで世界観が再現。
キャラクターのイメージもほんとそのまんま。

数年前にこの続編が作られる、という話を聞きましたが、いまだに進展がないですね・・。
映画では主人公の名前はしっかり「チン○ン」と発音されています。笑
わかりやすい冒険劇なので、仕事の終わりにでも、子供とみて欲しい一作。
たしかIMAXが日本でもみられるようになった初期の頃の作品なので、リアルなグラフィックとともに、新世代的なインパクトもありましたね。
Netflixでもみれますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
海外の漫画を読んだことがない、という方はぜひ原作を。

太陽の塔の芸術家・岡本太郎が書いた『自分の中に毒を持て』

【内部公開の記念に】

先日エキスポシティに試写会へ行った際、夜の暗闇にボウッと浮かぶ不気味な「太陽の塔」を目にしてきました。
この岡本太郎の「太陽の塔」、2018年3月19日(月)に内部が一般公開されることをご存知でしょうか?
「芸術は爆発だ」ということばで有名な岡本太郎ですが、考え方や生き様も尋常ではありません。

せっかくなので、太陽の塔の内部公開を記念し、昔キンドル版で読んだ岡本太郎の著作『自分の中に毒を持て』の感想を書いてみたいと思います。

【レビュー・感想】

「自分の中に毒を持て」というタイトルからわかるように、かなり癖のある一作。

岡本太郎のドキュメンタリーを見たことがありますが、自分の意志を必ず貫く姿勢が非常に印象的な方でした。
本の文章を読んでも、その印象は決して薄まることなく、彼の常軌を逸した信念の強さがビシビシと伝わってきます。

例えばこういう文章。

ぼくだったらこうする〟というだけだ。それに共感する人、反発する人、それはご自由だ。 
『自分の中に毒を持て』 位置:473より

何気ない一文にも、彼の性格が表れています。

ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。ぼくは幸福という言葉は大嫌いだ。ぼくはその代りに〝歓喜〟という言葉を使う。 
位置:633


あの「芸術は爆発だ」という有名なフレーズについても、岡本太郎が意図せず、言葉が独り歩きしてしまっていると苦言しています。

ところで一般に「爆発」というと、ドカンと大きな音が響いて、物が飛び散り、周囲を破壊して、人々を血みどろにさせたり、イメージは不吉でおどろおどろしい。が、私の言う「爆発」はまったく違う。音もしない。物も飛び散らない。 
 位置:1867

全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。  位置:1867

"爆発"という言葉にも彼独自の世界観があるよう。
宇宙うんぬんの話が出てきたところで、芸術家・横尾忠則のことを思い出しました。

結婚制度に対しても疑問を呈しています。
この本が出版されたのは1993年、つまり今より25年ほど前に書かれたということ。
その当時から結婚制度に"変わった人"と捉えられてしまったことは間違いないでしょう。

ぼくは、結婚という形式が好きじゃない。  男と女の関係は、証明書を登録し、形式的にワクにはめられるようなものではない。
位置:1232

家族というシステムによって、何の保障もされていないことが、真の生きがいであると思う。だからぼくは自由に独身を通してきたのだ。
位置:1257


さらに、職業分化に対しても異議を唱えています。
まるでようやく副業解禁がちらほら見られる今を見据えていたかのよう。

 職業分化の問題。 職業があることは悪いことじゃない。いまの社会人はほとんど職業を持って生きているし、社会もそれに支えられている。 ぼくは今まで一度も職業を持つことが、卑しいなどと言ったことはない。人間が社会で生きていくには、職業を持つことはノーマルなんだから。 しかし、そのために、全人間として生きないで、職業だけにとじこめられてしまうと、結局は社会システムの部品になってしまう。
『自分の中に毒を持て』位置:1867より

いくつか抜粋しましたが、こんなのは序の口で、「えっ?」と驚かされるほど暑苦しい文章が続きます。

体の芯から芸術家肌、悪く言ってしまえば"クセが強い"おっちゃん。
でも、こういうぶれないこだわりがない限り、芸術は生み出せないのでしょう。

余談ですが、この人を人情味あふれた感じに変身させれば建築家の安藤忠雄になるのだ、と勝手に思っています笑

これまた話はずれるのですが、本日、太陽の塔の内部公開を記念して、Dreams Come Trueの無料コンサートがあったのですが、僕も友達も両方ハズレ。
先日の試写会のように、人生続けてうまいことは起きません。
『大阪LOVER』や『決戦は金曜日』も歌ったとのことで、羨ましいかぎり。
内部観覧も予約でいっぱいのようですが、関西人として一度は見てみたいもんですね。

【Kindleの新装版も】

なんと僕がキンドルで当時読んだときにはなかった、『自分の中に毒を持て<新装版>』なるものが出ているようです。
新装版はカラー口絵つきでパワーアップしているとのこと。今から読む方はこちらもおすすめです。

自分の中に毒を持て<新装版>

自分の中に毒を持て<新装版>

デビット・リンチが瞑想を語る本『大きな魚をつかまえよう』レビュー

【アイデアとは魚のようなもの】

映画監督のデイビッド・リンチ(David Lynch)が瞑想について書いた一冊。

もちろん書かれているのは瞑想だけでなく、作品をどのように創り上げていくのか、

ジャンルを越えて活躍をするデイビッドリンチの創作の源を知れる一冊です。

さっそく感想を書いてみました。

瞑想を一ヶ月間続けて感じた感想・変化をまとめてみた

【リンチ流 アートライフ&瞑想レッスン】

特に印象に残った部分をいくつか紹介したいと思います。
まずは本のタイトルにも関連をするこの部分から。

アイデアとは魚のようなものだ。
小さな魚をつかまえるなら、浅瀬にいればいい。
でも大きな魚をつかめるには、深く潜らなければならない。
水底へ降りていくほど、魚はより力強く、より純粋になる。
巨大であり、抽象的だ。そしてとても美しい。 P10より
アイデアをひねりだそうとする欲望は、釣りエサに似ている。  P38

さな魚は浅瀬を泳いでいるが、大きな魚は水底にいる。
釣りをするコンテナーきみの意識ーが広ければ広いほど、より大きな魚をつかまえることができる。  P40

僕もブログ記事のアイデアを思いついた瞬間は、魚を釣り上げたときのような感覚を覚えます。

 他にも、至るところで映画への愛がひしひしと感じられる文章が。
映画監督なので当然といえば当然なのですが。
映画館に入ると明かりが消える。なぜか知らないが、これがすごくマジカルなんだ。 P26
いや、これなんですよね、映画は。
体験を共有できるのは素晴らしい。
家にいて、目の前にホームシアターがあるのもいいが、映画館にはかなわない。大きなスクリーンは最高だ。それはもう一つの世界へ分け入る通路だ。  P27

映画館の中に入るための通路。あそこを通るとき、今でもちょっとワクワクするのは僕だけでしょうか。

ぜひ上の記事も読んでみてください。

映画とは言語だ。話すことができる。
大きくて抽象的な事実をね。 P28

無声映画なんてのはその典型で、ことばなしにあらゆる世界観を観客の頭に疲労してくれます。映像というのはそういう部分では圧倒的な強さを見せますよね。

 

映画は本編だけで成立すべきだ。映画監督が作品の意味を言葉で解説するのは、馬鹿げている。  P30

見る側としては、「映画の意図をしっかり監督の口から聞きたい」と思ってしまう僕。

まあ監督側としては、自由に見て欲しい、という思いのほうが強いのは当然ですね。
 
意識の大海を活性化するためにダイヴするんだ。 P61
瞑想と聞くと、「静かな」「落ち着く」というようなイメージがありますが、デビットリンチ監督のこういった言葉を聞くと、積極的な「ダイヴ」という行為であることがわかります。
 
瞑想がもたらす至福は防弾チョッキみたいなものだ。 
きみを守ってくれる。 至福に満たされていればもう無敵だ。 P118

 瞑想が終わった後のスッキリ感、これは何にも代えがたい一時ですよね。

場所の感覚が出せるかどうかで、映画は大きく左右される。 P140
 "場所の感覚"という抽象的な言葉が出てきましたが、このワードを聞いてパッと僕が思い浮かべたのは、『シティ・オブ・ゴッド』や『ラスト・エンペラー』など。
そういうことなんでしょうか?
 
きみが発表する新作は、過去に達成したことの文脈において見られてしまう。 P184
これは辛いですよね。自分は新しいことをしたいのに、観客は昔の作風ばかりを求める。ブログ記事や小説にも同じ事がいえるでしょう。
例えば、『The Joshua Tree』から『アクトンベイビー』に転換を成功させたU2も、当時ここに相当苦しんだはずです。

最後に書かれているクリント・イーストウッド監督からのメッセージ(P206)も見逃せません。最新作の映画『15時17分、パリ行き』も本当に楽しみです。
 他にも有名人で例を挙げれば、
スティービー・ワンダー
リチャード・ギア
ヘザー・グラハム
コメディアンのラッセルブランド
マーティン・スコセッシ監督 など名だたるメンバーも瞑想を行っているとのこと。

音楽にも言及があり、
ビートルズの「Across the universe」
スティービー・ワンダーの「Jesus Childrens America」等の名曲、実は瞑想について歌っているとのこと。
特にStevie Wonderの曲なんて、確かに「Meditation」という言葉がモロに出てきますね。

デビットリンチがこんなに瞑想にハマっていたとは知りませんでした。
あの独特すぎる世界観は、こうした背景があって、生み出されているんですね。

【感想を読むより体験を】

瞑想に興味のある方、デビットリンチ監督の映画を一作でも見たことがある方は必読の一冊。

日本版には冒頭に「日本の読者へ」という題で、リンチ監督から日本の読者へのメッセージがあるのも好印象でした。

「瞑想って怪しそう」そんな印象をもっている方にはぜひ読んで欲しいです。

大きな魚をつかまえよう―リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン

大きな魚をつかまえよう―リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン

瞑想を実際に一ヶ月続けてみた感想は下記の記事をどうぞ。(今も継続中です) 

『広辞苑 第七版』は電子書籍端末にこそ搭載されるべきだとおもう

【広辞苑7 10年ぶり改訂】

ついに10年ぶりの改訂となる、「広辞苑 第7版」が1/12に発売されました。
新たに一万語が収録され「LGBT」や「ブラック企業」「フリック」「婚活」などここ五年で一気に身近になったことばまでもも網羅されているようです。
(「台湾」ということばの定義で岩波書店が窮地に立たされ、最近話題にもなりました)

日本の辞書を代表する『広辞苑』、 せっかく発売されたので、実物をみに本屋へ。

やはり、大きすぎます。

辞書編纂者の方の苦労を書いた本を何冊も読んできたので、「もし気に入れば買おう」と思って本屋に向かったのですが、さすがの存在感に圧倒されてしまいました。
今の時代、作家か、物書きか、ことばマニアか、教育関連の職の方 etc...
そういう特定の人以外にアプローチするには、広辞苑の大きなボディは重たすぎるのではないでしょうか。

【Kindle版の広辞苑は?】

昔は「知の象徴」だった巨大な紙の辞書も、Googleで打ち込めば意味が出てくる時代。

 

昔から紙の辞書を使ってきた方には不遜に聞こえるかもしれませんが、
新しい『広辞苑』が最も輝くベストな場所は、Kindleだと僕は信じてやみません。

本を読んでいるとき、ことばの意味がわからずに、文章をすっ飛ばしてしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

しかし、電子書籍端末ではそんな心配はありません。
Kindle端末には「デジタル大辞林」や「Oxford Dictionary of English」が標準的に搭載され、電子書籍を読んでいるときに、わからない言葉があれば、文字を入力することなしに、すぐに調べることができます。

読書中、もしわからない言葉があれば、タップして単語を選択すると、
ポップアップで単語の意味が表示され、あっという間に意味を把握することができます。

しかも、『デジタル大辞林』にないことばは自動的に「Wikiedia」に接続し、意味を探してくれます。

『デジタル大辞林』、さすがに無料なだけあって、説明が非常に簡素であり、あくまで軽く意味を把握する程度にしか使用しません。

それだからこそ、個人的には新しい『広辞苑7』を電子書籍端末にのせてほしいのです。

【辞書編纂者の意見は?】

ここで、辞書を編纂されている方はどういう意見を持っているのかをみてみましょう。

『三省堂国語辞典』を編纂されている飯間浩明さんのラジオ講座をまとめた『国語辞典のゆくえ』という本に、興味深い内容が語られていましたので紹介したいと思います。

NHKカルチャーラジオ 文学の世界 国語辞典のゆくえ (NHKシリーズ)

NHKカルチャーラジオ 文学の世界 国語辞典のゆくえ (NHKシリーズ)

「インターネットの情報だけではダメです。自分で辞書を買いましょう」
こんなふうに要求することににどれだけの効果があるか、はなはだ疑問です。
私は最近、自分が辞書を作る立場でありながら、「辞書は死んだ」と繰り返し発言しています。 P9より

 辞書編纂者にもかかわらず、いきなりこんな発言をされています。
電子辞書の「後方一致検索・全文検索」ができたり、簡単にことばをアップデートできるというのは、紙の本がどう逆立ちしても勝てない部分だと認識されているようです。

オリジナルにある情報が、ネット上では欠落している、ということがあるのです。P15

しかし、さすがに辞書編纂者、無料のネット辞書には懐疑的です。

また、この本で特に印象に残ったのが、

国語辞典の電子版第1号は『広辞苑』だということ。
1987年という、国鉄が民営化されたような時代に、紙の辞書はすでに電子化されていたのです。(CD-ROM版として発売され、全く振るわなかったようですが。)


最後に、辞書の未来について飯間さんはこう語ります。

作り手が辞書を利用者に届け、利用者が作り手に反応を返す。
こうした双方向の回路ができれば、将来の辞書は、予想もつかないほど変わっていく可能性があります。 P145より

そもそもことばの意味なんて時代とともに変わっていくので、
一般人と辞書とのずれが随時修正されていくような仕組みがあれば、辞書は新たな活路を見出すのかも知れませんね。

またほかにも、『広辞苑 第七版』の編纂者インタビューで、電子化への抵抗はない、という内容を語っておられたのも印象的でした。

【紙の辞書も残って欲しい】

いかがだったでしょうか?
「昔から慣れ親しんだ紙の辞書がいい」という方も多いかも知れませんが、
ゆとり世代の僕からすれば、このような電子化への要望は決して珍しい意見ではないと思います。
せっかくこれだけ優秀な辞書があるのだから、最大限活用したいところ。
実際、新しい広辞苑は、電子辞書や「一太郎2018」、電子版としても発売されるようですのでキンドルなど電子書籍端末への展開も期待したいところです。

 でも、紙の存在感も捨てがたいところ。気になる方はぜひ。

広辞苑 第七版(机上版)

広辞苑 第七版(机上版)

KindleとTwitterを連携させて文章をシェア!

スポンサーリンク